※2023年1月17日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
数年前までカーナビのHDMI入力ポートは、ブルーレイなどの外部プレイヤーの映像入力などの限定された目的でのみ使用されていましたが、最近は「スマホの各種動画アプリの映像をカーナビのディスプレイにミラーリング出力したい」という要望が増えた事から、パイオニアなどのユーザー要望を積極的に拾って製品開発に反映させるメーカーが先導してHDMI対応モデルが増えています。
そこでこの記事では、車内でPrime Videoやその他動画アプリ、またはFire TV、Chromecastなどのネット動画再生ガジェットを使用して動画を視聴したい方向けに、メーカー別にHDMI入力ポートを搭載したカーナビ・ディスプレイオーディオをご紹介します。
パイオニア
パイオニアはスマホの車内活用に対する提案を最も積極的に行ってきたメーカーですので、HDMI入力対応モデルは非常に多いです。
それぞれの機種のHDMIへの対応状況はこちらの通りです。
パイオニアのHDMI対応製品は選択肢が幅広いので、条件に合わせて適切なモデルを選びやすくなっています。
アルパイン
アルパインのカーナビはインダッシュやフローティングなど、ディスプレイのタイプやサイズは異なるものの、メインユニットとしての機能はほとんど同等で、HDMI入力・HDMI出力に対応しており、リアモニターのみでHDMI映像を再生する事も可能です。
■ アルパイン ALPINE のカーナビの違いとおすすめモデル
一方でディスプレイオーディオについては4機種中の上位の2機種のみがHDMI入力・HDMI出力対応となっています。
■ 「DAF11V」「DAF9V」「DAF9」「DA7」アルパインの新型ディスプレイオーディオ
パナソニック
パナソニックのカーナビはここ数年でフローティングディスプレイの大型液晶の品揃えの拡充と、従来型のインダッシュの型番の整理が行われた関係で、HDMIにはフローティングディスプレイのみが対応しています。
3型あるフローティングモデルのうち、一番上のグレードの10型有機ELモデルのみがHDMIのIN・OUTに対応しており、その他の2機種はINのみの対応となっています。
最上位グレードのみが、リアモニターでのHDMI独立再生が可能です。
ケンウッド
ケンウッドはパイオニアとは全く逆に、過去にサポートしていたHDMI端子を排除する流れになった時期があり、年次によっては対応モデルが皆無だった事もあるのですが、2022~2023年モデルでは復活基調にあり、スタンダードグレードのSシリーズ以上でHDMIのINのみ、最上位の9型インダッシュ/フローティングの2機種では、HDMIのIN/OUTをサポートしています。
こちらも他社同様にリアモニターでのHDMI独立再生が可能です。
まとめ
以上、HDMIポートを搭載したカーナビとディスプレイオーディオについてご紹介しました。
HDMIポートがあるのとないのでは、スマホの動画アプリのミラーリングや動画再生ガジェット類を使用するハードルが大きく下がりますのでこのような使い方を想定されている方にはHDMI対応モデルがおすすめです。
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