最近では一部車種でフロントガラスに各種車両情報を投影するヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載した車も増えていますが、現時点では表示される情報は速度や燃料計などに限られており、カーナビの映像をソックリ投影するようなものはありません…たぶん。

アフターパーツのカーナビでは2015年モデルまでのサイバーナビでHUDのオプションを選択出来ましたが、全く売れなかったようでその後のモデルチェンジで姿を消しています。

実は個人的にはこのHUDに興味がありましたが、私が購入した2016年モデルのサイバーナビではこのOPが削られていました。(笑)

…、と言う訳で私はHUDカーナビは未だに使用した事がありませんが、ネットでカーナビのHUD化について調べている方が結構多いようなので、改めて2019年時点でカーナビが使用可能なHUDについて調査してみました。

カーナビ対応HUDの仕組み

HUDにはフロントガラスに直接映像を投影するものと、専用のパネルを開いてそこに投影するものの2種類がありますが、アフターパーツの製品はほぼ全てが後者の専用のパネルを使用するタイプとなります。

ここではこれらの専用パネルにカーナビ映像を投影するタイプHUDについていくつかご紹介します。

カーナビタイム「HUDWAY GLASS」

カーナビタイムの「HUDWAY GLASS」はスマホのナビアプリである「カーナビタイム」での使用を前提としたHUDです。

基本的な構造はどのHUDも同様でスマホの映像を左右反転させて投影させるものとなり、「カーナビタイム」のアプリを起動して左右反転の「GLASSモード」に設定する事でドライバーからは通常の向きでスマホの画面が見えるようになります。

仕様上ではスマホの画面を120%に拡大して表示と書かれていますので、5インチのスマホでも6インチ相当の大きさで表示される事になりますが、通常のカーナビと比べるとディスプレイの位置が運転席から遠くなりますのでそれほど大きいとは感じられないかも知れません。

なお、スタンドの部分は2ヶ所で角度の調整が可能となっているようですのでほとんどの車種に適合するものと考えられます。

■ カーナビタイム

因みにカーナビタイムは有料アプリではありますが、Yahoo!!カーナビなどの無料アプリとは異なり、スマホに地図をダウンロードして使用する事も可能です。

無料カーナビの場合にはスマホの通信プランによっては、通信費がバカにならないケースもありますので、データ量を節約したい方におすすめのアプリです。(個人的には有料と言うのは抵抗ありますが、通信費を考えるとトントンかも知れない)

MAXWIN HUD-622

MAXWINの「HUD-622」は前述の「HUDWAY GLASS」とは異なり、スマホの映像を直接反射させるのではなくスマホから無線ミラーリングで映像を入力したものを反転させて映し出すHUDです。

液晶部分は6.2型の800×480の30万画素ですので通常の7型のカーナビよりもやや小さい画面サイズとなります。

本機はHDMI入力ポートも搭載していますが、amazonなどのレビューを見ると480Pまでの映像しか入力出来ないような事が書かれていますので、スマホの有線ミラーリングは出来ない模様です。

HUDは映像が明る過ぎると前方の視認性が悪化し、暗すぎると映像が見えにくくると言う非常にデリケートな部分もありますが、本機はボタンやジェスチャー操作で画面の輝度の調整が可能となっています。

仕様上はWiFiドングルでiPhone、スマホと接続する事でミラーリングが可能と書かれています。

ただ、iPhoneの場合にはミラーリングの為にWiFi接続をしてしまうとLTE通信が出来なくなりますので、無料カーナビを使用する場合には別途通信用のスマホかモバイルルーターなどが必要になりそうですね。

場合によっては既設のカーナビの映像をHUD出力も可能っぽいのでなかなか面白そうなガジェットではありますね。

まとめ

HUDは前方から視線をそらさずにカーナビの地図を確認出来ると言うメリットがあり、条件が揃えば非常に実用的なアイテムだと言えそうです。

ただし、純正装備や旧サイバーナビのHUDとは異なり、カーナビソフト自体が完全にHUD専用の仕様ではありませんので、映像の明るさによっては逆に前方の視認性が悪化して危ない…、なんて事になる可能性もあります。

興味を持たれた方が多いようでしたら、今後この手の製品もテストして行きたいと考えています。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

この記事が気に入ったらいいね!しよう