※2021年1月29日更新~最新の情勢に合わせて全面的に内容を見直しました。
こんにちは!Omiです。
2020年はパイオニアやアルパインなどがカーナビソフトを搭載しないCarPlay・Android Autoに対応したディスプレイオーディオの展開を本格化させており、従来型のカーナビとの分化が進みました。
長期的には車両のシステムの中にカーナビが組み込まれる事でアフターパーツの製品が入る余地がないケースが増えるでしょうし、カーナビソフトを搭載しないディスプレイオーディオの構成も高まる筈ですので、従来式のアフターパーツカーナビの需要はまだまだ減少傾向が続くと考えられます。
因みにトヨタでは一部車種からアフターパーツへの換装が不可能なディスプレイオーディオが搭載されており、2021年1月現在では17車種まで拡大しています。

ただし、全ての車種で一気にアフターパーツへの換装が出来なくなる訳ではないですし、まだまだ中古車へのカーナビ載せ替えの需要もあるでしょう。
そこでこの記事では2021年向けにアフターパーツのカーナビについて、次の3つのカテゴリー別におすすめモデルをご紹介します。
②従来型スタンダード
③メーカーごとの特性が強いハイエンド
なお、最近流行りのディスプレイオーディオについてはこちらの記事で解説しています。

また、そもそもーナビが必要かどうかが分からない方はこちらの記事をどうぞ!

もくじ(クリック・タップで移動できます)
地図更新費用はどんどん値崩れしてます!
ここからは割とカーナビを買い気の方向けの内容になるので、各グレードの製品を紹介する前にまずはカーナビの維持費はどんどん下がってますよ~と言う前向きなお話です。
地図の年間更新費用が〇万円など、高い維持費を嫌ってカーナビの買い替えを躊躇している方も多いようですが、4~5年前からケンウッドが価格破壊を起こし、2021年現在ではこのような料金体系となっています
・パイオニア楽ナビ/サイバーナビ~3,600円(年)
・イクリプスカーナビ~~3,600円+5,980円(年)
・パナソニック美優ナビ~従来型で〇万円(年)
・アルパイン~従来型で〇万円(年)
メーカーやグレードによっては購入時に1~3年の無料の地図更新期間が付帯しているもケースもありますので、長期で考えるとかなりランニングコストは下がっています。
ここは5~6年のトータルコストで考えたいところですね。
エントリークラスのおすすめカーナビ
エントリークラスのカーナビはここ数年で機能・性能アップと価格の下落が最も顕著で、お買い得感の高いグレードです。
新しいガジェットの操作方法を覚えるのもしんどいし、とりあえず使い慣れた従来型のカーナビを!と言う方は今まで使っていたお気に入りのメーカーの製品を選ぶのも良しですね。
ブランドにこだわりがなく、出来るだけトータルコストを抑えたい、と言う方には以下の3ブランドがおすすめです。
②パイオニア楽ナビのエントリーグレード
③SOLINGのカーナビ
ケンウッド彩速ナビのエントリーグレード
ケンウッドはカーナビ市場の雲行きが怪しくなった段階でドライブレコーダーの方に開発リソースを割き、カーナビの値段戦に最も早い時期に積極的に突入したメーカーで、過去の上位クラスの機能をバシバシ惜しみなくエントリークラスに落とし込んで来ました。
さらに地図更新の激安化もありますので、機能・性能・地図の更新の3つの観点から考えると最もおすすめし易いメーカーになります。
このグレードの製品は2021年に統廃合が行われ、従来のL400からDVD再生機能を外したL300系としてリスタート、従来の7型に加えて8型モデルが追加されています。
MDV-L308 | MDV-L308W | MDV-L308L |
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21.01発売 | ||
7型 | 7型ワイド | 8型液晶 |
VICS WIDE | ||
ETC2.0 対応車載機 | ||
ワンセグ/CD録音/SD/USB/SMART USEN | ||
NaviCon | ||
連携ドラレコ | ||
バックカメラ | ||
ステアリングリモコン |
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オービスデータ |
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地図更新1年無料 3,600円/年/5年まで |
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取付・取扱説明書 | ||
車種別適合表 | ||
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
このグレードはBluetooth非対応でフルセグ地デジも視聴出来ませんが、実用面では必要充分ですし、下位モデルにも関わらず、地図更新が1年無料である点、5年間は年間3,600円で地図更新が出来る点が魅力です。
機能と価格、地図更新のコストのバランスで考えると最もおすすめし易いのがケンウッドのこのグレードです。

パイオニア楽ナビのエントリーグレード
ケンウッドに続いて、パイオニアの楽ナビも2019年後半から地図の低額化に踏み切っており、コスパが上がりました。
ケンウッドのエントリークラスは1グレードとしっかり絞り込まれていますが、楽ナビについては細かく機能を分けて3グレードが存在しており、以下のような差別化がなされています。
・新規格で100万画素の地デジ、CD/DVDドライブなしの割り切りモデル
・新規格で100万画素のCD/DVDドライブなしの割り切りモデル
従来型エントリーモデル
楽ナビは2020年のモデルチェンジでエントリーモデルでも100万画素の高解像度化とインターフェイスの変更が行われていますが、このグレードの「AVIC-RZ303Ⅱ/RW303Ⅱ」のみは従来式の製品の最新地図版です。
AVIC-RZ303Ⅱ/RW303Ⅱ |
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20.11発売 |
7.0型液晶 |
VICS WIDE |
スマートループ渋滞情報 別途通信モジュールが必要 |
ETC2.0対応車載機は連動せず |
ワンセグ/SD/USB/CD/DVD/ハイレゾ |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
ステアリングリモコン |
オービスデータ |
地図更新~3,600円(年) |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
ケンウッドの同クラスの製品と比べるとBluetoothには非対応と言うデメリットがありますが、地図更新費用はケンウッドと同様に非常に安価に設定されています。

ただし、ケンウッドの300系を比べるとこのグレードは価格が高すぎですね。2019年のフルモデルチェンジから外して、敢えて残した旧規格製品なので4万円くらいが適正価格と考えます。
地デジ、CD/DVDドライブなしの割り切りモデル
「AVIC-RZ111/RW111」はスマホアプリを良く使いこなし、音楽再生はもっぱらCD/SDではなく音楽配信アプリを使うユーザー向けですが、スマートループ渋滞情報が使える為、パイオニアのカーナビの肝であるナビゲーション機能は充実しています。
液晶解像度もこのグレード以上から100万画素の高精細となっており、「AVIC-RZ303Ⅱ/RW303Ⅱ」とはハードウェア・ソフトウェア・インターフェイスともに全く別物となります。
なので、よっぽど価格重視出ない限りはこのグレード以上のものを選んだ方が高い満足感を得られるでしょう。
AVIC-RZ111/RW111 |
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20.11発売 |
7型/7型ワイド |
VICS WIDE |
スマートループ渋滞情報 |
ETC2.0対応車載機は連動せず |
USB/Bluetooth/ハイレゾ |
NaviCon |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
ステアリングリモコン |
オービスデータ |
地図更新~3,600円(年) |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
スマホ以外のメディア再生機能は必要最低限で良いと考えているユーザー向けのモデルですが、昨年までは180mmの1DINのみの展開だったものが200mmモデルも追加されていますので売上は好調のようですね。
なお、このグレードまではHDMIポートを搭載してませんが、状況次第では来年のバージョンアップでこのグレードまでHDMIが降りてくるかも知れません。
2021年始の段階ではケンウッドの300系よりも5,000円程度高い実勢価格で推移していますが…
・パイオニア「AVIC-RZ111/RW111」:CD/DVD/SD/ワンセグなし
と言った違いが有るので、スマホの音楽配信アプリの再生ありきならパイオニア製品をおすすめします。
パイオニアは100万画素液晶ですし、基本設計は2019年バージョン、ケンウッドは2014年バージョンです。
地デジありでCD/DVDドライブなしモデル
「AVIC-RZ511/RW511/RL511」も従来式の型にハマった構成ではなく、スマホユーザー向けに地デジは積むけどSD/CD/DVDドライブを削った筋肉質のモデルで、このクラスから8型までカバーされてるのもポイントです。
AVIC-RZ511/RW511/RL511 |
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20.11発売 |
7型/7型ワイド/8型 |
VICS WIDE |
スマートループ渋滞情報 |
ETC2.0対応車載機は連動せず |
フルセグ/USB/Bluetooth/ハイレゾ/HDMI IN/HDMI OUT |
NaviCon |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
ステアリングリモコン |
オービスデータ |
地図更新~3,600円(年) ※最大1年分は無料 |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
こちらも100万画素の高解像度液晶ですし、このグレードにしては珍しくHDMI IN/OUTポートも搭載していますので、スマホのミラーリングやFire TV・ChromeCast・Apple TVなどのネット動画配信ガジェット類との相性も抜群に良いのが特徴です。


価格帯を考えるとエントリーモデルの中では最もコスパが高い製品だと思います。

SOLINGのカーナビ
SOLINGはデンソーテンがエントリークラスのカーナビの開発から撤退した穴埋めとして販売代行を行っている中国メーカーのブランドです。
※2021年モデルからはイクリプスもSOLINGの劣化OEMと見られる製品を販売しています。
グレード的にはエントリー/スタンダードの2系統ですが、エントリークラスはこちらの2型番が該当します。
SL1118NV/SL1118NVW |
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18.06発売 |
6.7型液晶 |
ETCは連動せず |
ワンセグ/CD/DVD/USB/Bluetooth/音楽用microSDは× |
バックカメラ |
ステアリングリモコン |
地図更新不明 |
取付・取扱説明書 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
機能的には音楽再生用のSDカードスロットを搭載せず、Bluetoothには対応と言う変わった仕様ですが最近はスマホから音楽を送信する方が多いと思いますのでここはそれほど問題ではないと思います。
また、ETC2.0車載器との連動も不可ですが、スタンドアローンタイプの車載器を使えば済みますので、この点もそれほど問題にはならないでしょう。
最大の問題点は地図の更新方法が不透明で、更新できるのかどうなのかが謎に包まれている点です。
一応、公式サイトには出来るとアナウンスされていますが、その具体的な方法が公開されている様子がありません。
3万円台前半なら地図更新しないと割り切っても良いのでは?と言う考え方もありますね。

スタンダードグレードも昔に比べると安くなった
現状のスタンダードグレードは括りが少し難しいのですが、ここではフルセグとCD録音まで対応した従来型のモデルをスタンダードグレードとして定義します。
ケンウッド彩速ナビのスタンダードグレード
ケンウッドの彩速ナビはCD/DVDドライブが必須と考えている方に最もおすすめのグレードです。
ケンウッド MDV-S708/S708W/S708L |
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20.01発売 |
7.0型液晶/7.0型液晶/8.0型液晶 |
VICS WIDE スマートループ渋滞情報は非対応 |
ETC2.0対応車載機 |
フルセグ/CD録音/DVD/SD/USB/Bluetooth/ハイレゾ再生/SMART USEN |
HDMI× |
NaviCon |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
ステアリングリモコン |
オービスデータ |
地図更新1年無料 3,600円/年/5年まで |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
先に紹介したパイオニアのエントリーグレードの製品とはターゲットが違った従来規格の製品なので、今後もスマホのミラーリングやFire TVなどの再生をするつもりが無い方におすすめの製品となります。
基本的には楽ナビ700系との比較が必要になりますが、700系の楽ナビは価格が一気に跳ね上がるのでなかなか選びにくいですね。(楽ナビの700系はケンウッドではハイエンドの括りになる)
パイオニア楽ナビのスタンダードグレード
楽ナビのスタンダードグレードは100万画素化している為に実質的にはケンウッドの100万画素の最上位クラスと同じグレードになります。
従ってこのクラスではなくハイエンドクラスとして扱います。(価格帯的にもエントリーとはかなりの開きがある)
SOLINGのスタンダードグレード
SOLINGのスタンダードグレードは「SL3118NV」「SL3118NVW」の2モデルです。
SOLING SL3118NV/SL3118NVW |
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発売日不明 |
7.0型液晶 |
VICSオンデマンド(OP) |
ETCは連動せず |
フルセグ/CD/DVD/microSD/USB/Bluetooth/WiFi |
バックカメラ |
ステアリングリモコン |
地図更新不明 |
取付・取扱説明書 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
メディア対応はほぼ他社同様ですがCDの録音機能がなかったりします。
機能的にはケンウッドの700系からCD録音機能を外したような形ですが、価格は1~2万円ほど安いのでコスパはかなり高いと思います。
地図更新がどうなのか不明ですが、3~4年使えれば良いやと考えられなくもない価格帯なのでこれは結構アリかも知れません。
パナソニック美優ナビのスタンダードグレード
パナソニックの従来型の7型カーナビは、ケンウッド・パイオニアと比べると地図更新費用が高い上に、パイオニアほどのユーザーの嗜好に合わせた機能の切り分けも行われいない旧製品の最新地図バージョンですのでおすすめする理由がありません。
CN-RE07D/CN-RE07WD CN-RA07D/CN-RA07WD |
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20.11発売 |
7.0型液晶 |
VICS WIDE |
ETC2.0 |
フルセグ/Bluetooth/CD録音/DVD/SD/USB |
HDMI× |
Navicon |
連携ドラレコ |
バックカメラ CY-RC100KD |
ステアリングリモコン |
地図更新 RE/有料 RA/3年間で1回無料 |
取付・取扱説明書 |
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方 |
ハイエンドグレードはメーカーごとの特徴が強い
ここまでにご紹介したスタンダードグレードまでは数年前までに確立されたシステムをマイナーチェンジでブラッシュアップしつつ、価格を落としてきたものですが、ハイエンドグレードについては全く別物で各社の特徴が色濃く出ています。
カーナビ市場の流れは概ね大画面化、高精細化となっていますが、メーカーごとに熱の入れ方も異なっていますし、各社の明暗が分かれそうな気配があります。
パイオニア楽ナビハイエンドグレード
楽ナビのハイエンドグレードは型番が多過ぎて分かりにくいですが、それぞれの違いは以下の通りです
AVIC-RZ711/RW711/RL711/RZ911/RW911/RL911/RQ911 |
---|
20.11発売 |
7型/8型/9型 |
VICS WIDE |
スマートループ渋滞情報 |
ETC2.0対応車載機 |
フルセグ/SD/USB/Bluetooth/CD録音/DVD/CD/ハイレゾ |
HDMI IN×1 HDMI OUT×1 |
NaviCon |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
ステアリングリモコン |
オービスデータ |
地図更新~3,600円(年) ※RZ711/RW711/RL/711は最大1年無料 ※RQ911/RZ911/RW911/RL911は最大3年無料 |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
型番が多過ぎて分かりにくいですが、それぞれの違いは以下の通りです。
本体幅 | 液晶サイズ | 地図更新 | |
---|---|---|---|
RZ711 | 180mm | 7型 | 最大1年無料 |
RW711 | 200mm | 7型 | |
RL711 | 180mm | 8型 | |
RZ911 | 180mm | 7型 | 最大3年無料 |
RW911 | 200mm | 7型 | |
RL911 | 180mm | 8型 | |
RQ911 | 180mm | 9型 |
楽ナビはほぼ全グレードで100万画素化が実装されており、下のグレード「AVIC-RZ511/RW511/RL511」との機能差はCD/DVDのでドライブの有無となりますが、このグレードは少し割高感がありますね。
音楽再生はスマホメインという方には下のグレードの「AVIC-RZ511/RW511/RL511」、このグレードはCDドライブが絶対必要派向けと言えるでしょう。

パイオニアサイバーナビ
サイバーナビはパイオニアのフラッグシップモデルですが、7~9型の3サイズのラインナップとなります。
2019年のフルモデルチェンジ以降にはいずれも100万画素の高精細液晶を採用し、機能面ではいくつか目新しいものが出てきています。
・ドコモのLTEでを使用した快速車載WiFiを実現
・高速回線でも爆安の通信費
・YouTubeを再生するブラウザを搭載
・地図更新を完全WiFi化
・自宅のレコーダー内の動画をネットワーク再生
スマホのミラーリングだけでなく、Fire TVなどとの接続にもスマートに対応しているようですので、車内でネットの動画や家庭のレコーダー内の動画をガッツリ再生したい方向けのモデルです。

パナソニックフローティング大画面のFXシリーズ
パナソニックのフローティング大画面のFXシリーズも2019年にフルモデルチェンジを遂げ、従来の9型に加えて10型の100万画素モデルが追加されましたが、2021年モデルではディスプレイが有機EL化しています。
最上位モデルの「CN-F10BLD」ではブルーレイの再生がサポートされている唯一のカーナビとなりましたが、本シリーズの最大のセールスポイントは対応車種の多さで、ミニバンなどの大型車だけでなく軽自動車も合わせて260車種がサポートされています。
とにかくデカさを重視する方にはFXシリーズがおすすめです。

ケンウッド彩速ナビ100万画素モデル
ケンウッドの彩速ナビも最上位グレードのみが100万画素化、大画面化が実装されています。
ただし、ケンウッドは冒頭でも述べたようにカーナビの流れが厳しいと見るや、真っ先にドライブレコーダーの方に開発リソースをつぎ込んで、カーナビは地図更新の低額化とエントリーモデルへの上位クラスの機能の落とし込みを行ったメーカですので、ハイエンドゾーンを開発するノウハウに乏しいように感じます。
実際のところ、7型の100万画素、9型の100万画素モデルともに見た目のインパクトや機能的な独自性がほとんど見られず、おすすめ度はイマイチです。
彩速ナビがおすすめなのは、エントリー~スタンダードグレードまでですね。

イクリプスのドラレコセットナビ
最近のカーナビは前後のドラレコ連動に対応しているものも多いですが、イクリプスの上位モデルである「AVN-D10」の系統はフロントドラレコがセットになり、同社のリアカメラの映像も合わせて録画出来る2カメラ録画ナビとなっています。
もっとも、2カメラ連動カーナビは最早珍しくも何ともないですし、このモデル自体3回目のマイナーチェンジの4代目なので目新しさなんてものは全然ないです。(しかも2020年はモデルチェンジなし)

アルパインのBIG Xシリーズ
アルパインはもともと車種専用のカーナビを中心に展開しているメーカーですが、ここ数年では大画面化に真っ先に取り組み、現行モデルでも最大11型までの業界最大サイズモデルを展開しています。
機能的にはフロントカメラ・サイドカメラへの対応や、ナビ本体の音声操作、2021年モデルからはCarPlay・Android Auto・Alexaに全グレードで対応するなどの更新が行われており、独自性を強く打ち出しています。

おすすめカーナビのまとめ
カーナビは車の使い方や車に関する考え方、車種の特性などで全く選ぶ選択肢が変わってくると思います。
私自身、カーナビレスのタブレット仕様や、ケンウッドの最上位モデル、サイバーナビの車種別モデルを別々の車で使用していますが、自分しか乗らない車や家族で使用する車など、用途や車種に合わせて選ぶ構成を変えていますので、一概に「おすすめモデルはこれ!」と言い切るのは本来は非常に難しい事です。
このページでは現時点で考え得る全ての選択肢を提示しているつもりですので、個々の目的や価値観に合わせて最適なカーナビをお選び頂ければ幸いです。
■ パイオニア 楽ナビの特徴をまとめて紹介
■ サイバーナビの特徴をまとめて説明
■ パナソニックのカーナビの特徴をまとめて紹介
■ ケンウッド彩速ナビの特徴をまとめて紹介
■ SOLINGのカーナビの特徴をまとめて紹介
■ イクリプスのカーナビの特徴をまとめて紹介
■ アルパイン ALPINE カーナビの特徴をまとめて紹介
■ クラリオンのカーナビの特徴をまとめて紹介
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
独りよがりな使い勝手の悪いカーナビゲーション
色使いのお粗末さ、反応の悪さ
それに必要も無いハードデイスクの搭載、ただ機器単価を上げるだけ見かけ上のスペックをよく見せるだけ
スマートホンアプリのいかに進んでいるか見直したら如何
これをどう生かすかを考えるべきでは
Mori ichirou様
ユーザーにとって理想なのはカーナビメーカー主導による、スマホやタブレットアプリの開発ですね。
通信量の問題もありますが、この部分がクリア出来たらオーディオユニットだけで済みます。
タブレットとパネルの形状の問題もありますが、一般的なタブレットが違和感なく収まるタブレットホルダー付きのオーディオユニットと日々アップデートするアプリの方がどう考えても優秀になると思いますね…と言うかそういうのがあれば欲しいです。
現在ナビ選定中で、大いに記事を参考にさせてもらっています。
メーカーに問い合わせたところ、楽ナビRW511系はETC連動しないとのことで、記事に修正が必要かと思います。
一番気に入ってた構成で第一選択にしていましたが、今時ETC履歴が見られないのはイマイチですね…
夜でもひるま様
ご指摘ありがとうございます。
500系は非対応なんですね。
ETC2.0への対応状況はこちらの記事へのリンクを入れる形で、そこか個別のETC2.0車載機種の項目でメーカーの適合情報に飛ばしています。
https://car-accessory-news.com/etc-unit/#ETC20-7
念のため、パイオニアのETC2.0車載機の各製品の適合を確認した後、リンクを削除します。