※2019年2月28日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

カーナビのアフターマーケット市場は、スマホに押されてここ数年で大ダメージを受けており、各社ともにメーカー純正カーナビのOEM生産に注力しています。

特にアフターマーケット市場ではクラリオンやアルパインが苦戦を強いられているようで、パイオニアに関しては頼みの綱である海外自動車メーカーとの取り組みがご破算になった様子で、香港ファンドが筆頭株主になる様な支援を受ける事になっています。

■ パイオニアの業績が著しく悪化していると言うのは本当なのか?

クラリオンついても日立製作所からフランスの自動車部品メーカーのフォルシアに売却され、2019年中には「フォルシア・クラリオン・エレクトロニクス」として再スタートする見込みですが、おそらくアフターパーツのカーナビから撤退するのではないかと思われます。

アルパインは2019年1月1日より親会社のアルプス電気と経営統合され、「アルプスアルパイン株式会社」として主にOEM製品の開発に注力して行く模様です。

こう言った流れの中でアフターマーケットのカーナビは、年々モデル数が絞られ撤退しそうなメーカーも出てきている情勢ではありますが、昔に比べるとカーナナビ自体の機能はアップしていながら価格は下がっている傾向も見られますので、ユーザーにとってはお買い得感は増していると言えるかも知れません。

最近の流れでは国内メーカーがコスト面で合わなくなった為に撤退したゾーンの穴埋めの為に、「SOLING」などの中国メーカーの製品をデンソーテンなどが販売するなどの新しいビジネスモデルも生まれており、今後は中国メーカー製のカーナビも増え行くのではないかと考えらえます。

もはやカーナビを搭載しなくても良いかも知れない

これはそれぞれのユーザーの価値観や車に関わるライフスタイルにもよりますが、カーナビを搭載せずにスマホの無料アプリを使用したいと考えるのもアリですし、最近ではそう言ったユーザー向けにオーディオユニットにスマホをボルトオンするタイプのモデルも発売されていますので、特にインダッシュ型のカーナビにこだわりがないのであれば、そちらのユニットも検討してみる価値は充分にあると思います。

1DINオーディオのおすすめ14モデルをまとめて紹介!!

また、インダッシュのオーディオの中にはAndroid OSそのものをモデルも発売されていますし、カーナビを選ぶ際のユーザーの選択肢の幅はどんどん広がっていると言えます。

Android OS搭載のカーナビとオーディオのまとめ

案内の親切さや精度にそれほどこだわらないのであれば、無料カーナビもなかなか良いのではないかと思いますね。

カーナビアプリはどこまで便利に使えるのか?

ただし、車内インテリアの見た目の問題であるとか、オーディオの音楽再生能力、地デジやDVD、ブルーレイの視聴などの部分を考えると、やはり車にこだわる方はインダッシュナビを選択するケースが多かろうと思います。

…という訳で「カーナビはやはり使い慣れたインダッシュタイプが良い!」と考えている方に、各メーカーのカーナビの特徴と価格帯別のおすすめモデルについてご紹介します。

カーナビメーカーごとの方向性

アフターマーケットのカーナビ市場である程度のシェアを持っているのは、数年前まではパイオニア・ケンウッド・パナソニック・アルパイン・デンソーテン(旧富士通テン)・クラリオンの6社かと思いますが、クラリオンは既に2年近くモデル更新を停止している為、ここではクラリオンを抜いた5社に「SOLING」を加えた6社のカーナビの特徴についてご説明します。

パイオニア

パイオニアには従来からアッパーグレードのサイバーナビ、スタンダードグレードの楽ナビと言う2つのインダッシュナビのカテゴリーがありますが、何れのシリーズにも共通しているのは独自のプローブ情報網(スマートループ)を持つことで、都内のみ対応のVICS WIDEではカバー出来ないエリアに対しても、リアルタイムでの渋滞情報を加味したルート提示を行う事が出来る点です。

■ パイオニアスマートループ

また、提示されたルートに関しても最も理にかなった選択を行い、案内の精度が高いと言われています。

私自身も2016年からサイバーナビを使用していますが、他の面はともかく、ルート探索・案内の精度に関しては非常に高いものであると体感しています。

なお、単純に最短時間で目的地に到着したいだけなら、各スマホから位置情報を取得しているGoogle Mapに勝るものはないと考えられますが、提示されるルートに無駄な右左折が多く、狭い道を案内されたりとかなりのハードモードになります。(軽自動車なら良いですが、ミニバンなどだとちょっと…と感じる事が多いです)

アフターマーケットのカーナビのルート探索の特徴は、到着時間だけでなくストレスなく走れるルート、と言う部分もありますので、こう点に関してはまだまだインダッシュのカーナビに一日の長があると感じますね。

サイバーナビの最近の方向性

2015年までは全てのアフターマーケットの頂点に立つような先進性と、AV機能やルート案内、安全運転支援機能での差別化を重点的に行ってきたサイバーナビですが、2016年以降は①車種別の8~10インチ大画面化、②通信ユニットを使用しての防犯能力の強化、③ドライブレコーダー機能の搭載の3つの機能を柱とした方向に舵を切っています。

もともと車種専用の大画面ナビは、アルパインが大規模に展開しイクリプスがそのおこぼれを拾っていたような感がありますが、このゾーンにパイオニアとパナソニックが割って入って来た事で、アルパインとイクリプスは苦戦を強いられているようです。

まぁ、みんなが車種専用の大画面ナビと言う少ないパイを取り合って共倒れになるような気もしますが…。

サイバーナビ2018~2019年モデルの特徴をまとめて説明

楽ナビの最近の方向性

かつての楽ナビはサイバーナビとは一線を画したルート探索・案内能力や操作感をセールスポイントとした別系統のモデルと言う印象が強かったのですが、最近ではサイバーナビからAV機能やスーパールート検索、その他の拡張機能を外した劣化サイバーナビのような位置付けになっています。

おそらく、ここ1~2年で開発コストのほとんどをサイバーナビに回してしまった事がその原因と考えられます。

ただし、最近は全く進化していない楽ナビですが、それに合わせて実勢価格も下がっている印象ですのでスマートループを絡めたルート探索・案内能力についてを考えれば逆にコストパフォーマンをは上がっていると考える事が出来るかも知れません。

パイオニア 楽ナビ2019年モデルの違いとおすすめモデル

パナソニック

パナソニックのストラーダ美優ナビについてもパイオニアと同様に2016年に9インチの大画面ナビのグレードが新設されています。

パイオニアのサイバーナビや、アルパインに比べると絶対的な液晶分のサイズは小さいものの、手前に浮き出すフローティング構造を採用している為、運転席から見た場合には通常の10インチ程度の大きさに感じられるそうです。

また、完全な車種別とは異なり、かなり多くの車種に設置が可能な構造となっている為、他社モデルでは装着できなかった車種でも大画面ナビの搭載を可能としています。

アルパインやパイオニアが完全な車種別の設計で価値観を演出しているのに対して、パナソニックは敢えて汎用モデルとしている事で幅広いユーザー層を狙う方向性のようです。

パナソニックのカーナビ2019年モデルの違いとおすすめモデル

ケンウッド

ケンウッドの彩速ナビはここ数年間は大規模なモデルチェンジを行っていませんが、もともと「彩速」を謳っているだけあって、処理速度や地図の操作性に優れているという一見「地味?」な特徴を持っています。

2015年モデルまでは唯一ハイレゾ音源の再生が可能なカーナビでしたが、2018年時点では他社もそれに追随する形でハイレゾ対応モデルを発売している為、彩速ナビだけにしかない機能では無くなりました。

2015年モデルからは同社のドライブレコーダーとの連動性を売りにしてきた面もあり、2018年モデルではフロント・リアの2カメラのドライブレコーダーとの連動に対応しています。

2019年モデルでは他社に追随する形で9インチの大画面ナビが発売されていますが、今までの方向性が高級化路線ではなかった為、デザインや価値感の部分でちょっと厳しそうですね。

ただし、全てのグレードのカーナビでマップチャージが1年間無料、さらに年間3,600円で5年間地図更新が可能なプランが用意されており、他社に比べて地図の更新費用の面では圧倒的に安いという魅力があります。

上位グレードは微妙ですが、エントリー~スタンダードクラスまでのお買い得感は高いと感じます。

ケンウッド彩速ナビ 2019年モデルの違いとおすすめモデル

イクリプス

イクリプスのカーナビは、他社に比べると今一つ特徴の掴みどころがないという印象だったのですが、2016年モデルからは従来のランナップを全て廃止し、他社が品揃えしていない超エントリーモデル、ベースモデル、ベース+拡張モデルの分かり易い展開に絞り込んでいます。

超エントリーモデルに関しては機能面では随分絞り込まれてはいるものの、時期によっては価格が2万円台まで下がる事から目的に合った人が選べばコストパフォーマンスは最大になりますし、ドライブレコーダーの拡張セットであればフロントカメラ+既存の同社バックカメラの2カメラの録画も可能となっています。

ドライブレコーダーの機能そのものに関しては駐車監視に非対応など、まだまだ発展途上の部分はあるものの、ラインナップを思い切って絞り込んで上下に集中する戦略はなかなか面白いと感じています。

イクリプスのカーナビ 2018~2019年モデルの特徴をまとめて紹介

SOLING

SOLINGはトヨタ・ホンダ・日産・マツダ・三菱・スズキ・ベンツ・アウディ・フォルクスワーゲン・フォード・シトロエンなどなどの大手自動車メーカー向けに、純正メインユニットのOEM生産を手掛けている中国の大手カーエレクトロニクスメーカーです。

基本は海外向けの車のOEMですのでAndroid OSを搭載したモデルが主力ですが、日本向けにはエントリー~スタンダードクラスで2タイプのカーナビを生産しています。

構図的には旧富士通テンが販売していたイクリプスの廉価ゾーンをデンソーテンがSOLINGに生産させて販売しているという形に近いかと思います。

日本のカーナビメーカーは廉価モデルの採算が合わない為、付加価値を付けた高級路線に走っていますが、SOLINGはその穴を埋めるような品揃えをしてきていますので、機能面では絞られているものの価格が安く、ある程度信頼性も高そう?なのが魅力のメーカーですね。

デンソーテンが販売する「SOLING(ソーリン)」のカーナビってどうなの?

アルパイン

アルパインはトヨタ車を中心とした売れ筋車種に絞った、車種専用設計の大画面ナビの開発に従来から取り組んでいましたが、今のカーナビ市場の流れを見ていると、これは結果としては最も時代の先端を進んだ選択だったようです。

車種別に11インチの業界最大サイズの液晶モデルをラインナップしており、サイドカメラの入力や音声コントロールにも対応してますので、車種別の設計に関しては全てのアフターマーケットカーナビメーカーの中でも最も進んでいると言えます。

ただし、ここ3年くらいのパイオニアやパナソニックのカーナビが大画面化に舵を切ったことから、どうもアルパインは苦戦を強いられているようです。

アルパイン ALPINE のカーナビ 2018~2019年モデルの違いとおすすめモデル

おすすめカーナビ12選

ここでは各グレードごとに各社のモデルを比較し、おすすめモデルを紹介します。

基本的にはカーナビのグレードはメディア再生機能の幅や質で分けられている部分が多いので、こちらでも各種メディアへの対応の有無で括って各社のカーナビを比較します。

CDドライブなしでBluetooth搭載のエントリーモデル

従来のカーナビはCDが再生出来て当たり前でしたが、音楽などをスマホにダウンロードしたり、音楽配信アプリなどを使用しているかとも多いかと思います。

そう言った方の中にはCDやDVDなどのメディアは不要だし、地デジもいらないと考えている方も多いでしょう。

…と、以前から私は考えていたのですが、2018年10月にようやくCDドライブなしの価格を抑えたカーナビである、楽ナビ「AVIC-RZ102」がパイオニアから発売されています。

AVIC-RZ102
18.10発売
7.0型液晶
180mm幅
スマートコマンダーOP
VICS WIDE
スマートループ渋滞情報
ETC2.0 対応車載機
ワンセグ
SD/USB
Bluetooth○
CD/DVD
HDMI×
NaviCon
連携ドラレコ
対応バックカメラ
フロントカメラ×
ステアリングリモコン
オービスデータ
地図更新有料
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

※このグレードは180mmのみで、200mmサイズはありません。

因みにまだ発売されたばかりなので価格はそれほど安くないですが、これから適正価格に下がって行くでしょう。(笑)

「AVIC-RZ102」の機能面については、CD/DVDドライブは非搭載ですが、スマホと相性が良いBluetoothやUSBを搭載し、もちろんSDメディアの再生も可能となっています。

地デジに関してはワンセグがオマケとしてついている感じになりますね。

なお、「AVIC-RZ102」のセールスポイントは価格面だけではなく、他社のカーナビではほとんど対応していないスマートループ渋滞情報がスマホとのBluetooth接続で使える点となります。

最近ではプローブ情報(リアルタイムの車の走行データ)を活用する渋滞回避システムとして、「VICS WIDE」がほとんどのカーナビに標準搭載されて来ていますが、「VICS WIDE」は都内でしか実装されていませんので都内以外の首都圏や地方都市であれば、パイオニアのスマートループ渋滞情報を活用出来るメリットは大きいと思います。

※スマートループ渋滞情報は、パイオニアの同システムを搭載するカーナビから、走行データを収集し渋滞情報として他の車両に反映させています。

因みに…ですが、楽ナビ全般的に地図操作に関してはフリック・ドラッグしか出来ず、ピンチ操作は不可ですので地図の操作はスマホのように…という訳には行きません…残念ですが。

ワンセグ搭載Bluetooth非対応モデル

ワンセグ搭載でBluetoothに非対応のモデルは以下のパイオニア・ケンウッドの4モデルとなります。(180mm/200mm)

パイオニア AVIC-RZ302/AVIC-RW302
18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm幅
スマートコマンダーOP
VICS WIDE
スマートループ渋滞情報
別途通信モジュールが必要
ETC2.0 対応車載機
ワンセグ
SD/USB
Bluetooth×
CD/DVD○
CD録音×
HDMI×
-
連携ドラレコ
対応バックカメラ
-
ステアリングリモコン
オービスデータ
地図更新有料
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
ケンウッド MDV-L406/MDV-L406W
19.03発売
180mm/200mm幅
7.0型液晶
VICS WIDE
ETC2.0 対応車載機
ワンセグ
SD/USB
Bluetooth×
CD/DVD○
CD録音○
HDMI×
NaviCon
連携ドラレコ
対応バックカメラ
ステアリングリモコン
オービスデータ
地図更新
1年無料
3,600円/年/5年まで
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

パイオニアの楽ナビのセールスポイントは下のグレードからスマートループ渋滞情報が活用できる点ですが、スマートループのシステム自体がネットとの通信が必要となるので、Blutoothが使えない「AVIC-RZ302/RW302」では別途OPの通信モジュールが必要となります…ので、スマートループを使いたいなら一つ上のBluetooth対応のグレードを選びましょう。

スマートループが使えない、と言う話になると地図更新の部分で楽ナビは有料、ケンウッドの彩速ナビは1年無料期間が付き、更に年間3,600円で5年間の地図更新が可能ですので、おすすめは彩速ナビになりますね。

なお、操作性やサクサク感に優れた彩速ナビもこのグレードでは地図操作はフリックやドラッグのみで、ピンチ操作は不可となります。

また、CD録音機能はケンウッドのモデルのみ可能です。

ワンセグ搭載Bluetooth対応モデル

ワンセグ搭載Bluetooth対応モデルは現在ではパイオニアとパナソニックに加えて、SOLINGが格安モデルを販売しています。

パイオニア AVIC-RZ502/AVIC-RW502

18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm幅
スマートコマンダーOP
VICS WIDE
スマートループ渋滞情報
別途通信モジュールが必要
ETC2.0 対応車載機
ワンセグ
SD/USB
Bluetooth
CD/DVD
CD録音×
HDMI×
NaviCon
連携ドラレコ
対応バックカメラ
ステアリングリモコン
オービスデータ
地図更新有料
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
パナソニック CN-E310D
パナソニック カーナビ ストラーダ CN-E310D Eシリーズ ワンセグ/VICS WIDE/SD/CD/USB/Bluetooth 7V型 CN-E310D パナソニック カーナビ ストラーダ CN-E310D Eシリーズ ワンセグ/VICS WIDE/SD/CD/USB/Bluetooth 7V型 CN-E310D
19.01発売
7.0型液晶
180mm幅
VICS WIDE
ETC2.0×
ワンセグ
Bluetooth
DVD/SD/USB
CD録音×
HDMI×
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新不明
説明書リンク
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方
SL1118NV/SL1118NVW
デンソーテン販売 ソーリン(SOLING) カーナビ SL1118NV (幅180mm) 地デジ(ワンセグ)/USB/CD/Bluetooth/6.75型VGA SL1118NV デンソーテン販売 ソーリン(SOLING) カーナビ SL1118NV (幅180mm) 地デジ(ワンセグ)/USB/CD/Bluetooth/6.75型VGA SL1118NV
デンソーテン販売 ソーリン(SOLING) カーナビ SL1118NVW (幅200mm) 地デジ(ワンセグ)/USB/CD/Bluetooth/6.75型VGAワイド SL1118NVW デンソーテン販売 ソーリン(SOLING) カーナビ SL1118NVW (幅200mm) 地デジ(ワンセグ)/USB/CD/Bluetooth/6.75型VGAワイド SL1118NVW
18.06発売
6.7型液晶
180mm/200mm幅
ETCは連動せず
ワンセグ
音楽用microSD×
USB
Bluetooth
CD/DVD
CD録音
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新不明
取付・取扱説明書
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

このグレードはSOLINGの価格の安さが目立ちますね。ETC車載機の連動機能などはなく、microSDやSDカードメディアにも対応していませんがUSBメディアは使用が可能ですので、コスパで選ぶならSOLINGのモデルがおすすめです。

フルセグモデル

フルセグモデルでは全てのメーカーがBluetooth対応を標準化しており、事実上このグレードがアフターマーケットのカーナビのスタンダードグレードとなります。

モデル数が多いですが、価格帯順に並べるとSOLING、パナソニック、ケンウッド、パイオニアの順になります。

SOLING SL3118NV/SL3118NVW
【Amazon.co.jp 限定】デンソーテン販売 ソーリン カーナビ 7型(180mm) WSVGAモニター 保護フィルムセット フルセグ/DVD/CD/microSD/USB/外部入力(AUX/VTR)/Bluetooth ステアリングリモコン対応 SL3118NV-AMZ 【Amazon.co.jp 限定】デンソーテン販売 ソーリン カーナビ 7型(180mm) WSVGAモニター 保護フィルムセット フルセグ/DVD/CD/microSD/USB/外部入力(AUX/VTR)/Bluetooth ステアリングリモコン対応 SL3118NV-AMZ
【Amazon.co.jp 限定】デンソーテン販売 ソーリン カーナビ 7型(200mm) WSVGAモニター 保護フィルムセット フルセグ/DVD/CD/microSD/USB/外部入力(AUX/VTR)/Bluetooth ステアリングリモコン対応 SL3118NVW-AMZ 【Amazon.co.jp 限定】デンソーテン販売 ソーリン カーナビ 7型(200mm) WSVGAモニター 保護フィルムセット フルセグ/DVD/CD/microSD/USB/外部入力(AUX/VTR)/Bluetooth ステアリングリモコン対応 SL3118NVW-AMZ
発売日不明
7.0型液晶
180mm/200mm
VICSオンデマンド(OP)
ETCは連動せず
フルセグ
CD/DVD
CD録音×
microSD/USB
WiFi
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新不明
取付・取扱説明書
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
CN-RE05D/CN-RE05WD
CN-RA05D/CN-RA05WD
パナソニック カーナビ ストラーダ CN-RE05D フルセグ/VICS WIDE/SD/CD/DVD/USB/Bluetooth 7V型 CN-RE05D パナソニック カーナビ ストラーダ CN-RE05D フルセグ/VICS WIDE/SD/CD/DVD/USB/Bluetooth 7V型 CN-RE05D
パナソニック カーナビ ストラーダ CN-RE05WD フルセグ/VICS WIDE/SD/CD/DVD/USB/Bluetooth 7V型ワイド CN-RE05WD パナソニック カーナビ ストラーダ CN-RE05WD フルセグ/VICS WIDE/SD/CD/DVD/USB/Bluetooth 7V型ワイド CN-RE05WD
18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm幅
フリーワード検索
VICS WIDE
ETC2.0
フルセグ
Bluetooth
CD録音
DVD/SD/USB
HDMI×
Navicon
連携ドラレコ
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新
RE/有料
RA/3年間で1回無料
取付・取扱説明書
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方
ケンウッド MDV-S706/MDV-S706W/MDV-S706L
19.01~02発売
7.0型液晶/7.0型液晶/8.0型液晶
180mm/200mm/ラージサイズ
フリーワード検索
VICS WIDE
スマートループ渋滞情報は非対応
ETC2.0対応車載機
フルセグ
Bluetooth
CD録音
DVD/SD/USB
ハイレゾ再生
HDMI×
ピンチ系操作×
NaviCon
SMART USEN
連携ドラレコ
対応バックカメラ
ステアリングリモコン
オービスデータ
地図更新
1年無料
3,600円/年/5年まで
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
パイオニア AVIC-RZ902/AVIC-RW902
18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm
スマートコマンダーOP
VICS WIDE
スマートループ渋滞情報
別途通信モジュールが必要
ETC2.0対応車載機
フルセグ
SD/USB
CD/DVD
CD録音
Bluetooth
HDMI IN×1
NaviCon
連携ドラレコ
対応バックカメラ
ステアリングリモコン
楽ナビオービスデータ
地図更新有料
取付・取扱説明書
車種別適合表
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

ケンウッドのモデルは2019年の統廃合でハイレゾ再生機能がスタンダードに落ちてきましたので、機能面では少し上です。

このうち、ピンチ系の操作が可能なのがSOLING、パナソニックになりますが、SOLINGはETC車載機との連動機能などはないようです。

各社の特徴を上げると以下の通りとなっています。

①ピンチ操作~SOLING、パナソニック

②ハイレゾ再生~ケンウッド

③スマートループ~パイオニア

④HDMIポート~パイオニア

 

ケンウッドの7インチモデルの価格の下がり具合を見ながらになりますが、今の状態だとSOLINGが最もコスパが高くなりますね…、この状況を見越してピンポイントで攻めてきたのかな?

スタンダードグレードを超えるモデル

スタンダードよりも上のグレードになって来ると、各社ともに差別化の為に様々な機能を追加しており、違いがかなり複雑になってきます。

また、液晶のサイズで差別化を行っているモデルもありますので、大画面カーナビを含めて機能別に各社のカーナビをご紹介します。

ハイレゾ音源の再生が可能なカーナビ

ハイレゾ音源が再生出来るカーナビはかつてはケンウッドのみとなっていましたが、最近ではパイオニアやパナソニックのモデルもこれに対応しているものが出てきています。

ケンウッドのハイレゾ対応モデル

ケンウッドでは以下の2グレードが該当します。

・「MDV-S706」「MDV-S706W」「MDV-S706L」

・「MDV-M906HDL」

 

このうち70は機能面では同等、「MDV-S706L」については8インチの大型液晶搭載モデルとなります。

対応している高音質フォーマットは以下の通りです。

・DSD~11.2MHz(最上位の「MDV-M906HDL」のみ)→PCMに変換

・WAV~192khz(「MDV-S706」「MDV-S706W」「MDV-S706L」「MDV-M906HDL」)

・FLAC~192kHz(「MDV-S706」「MDV-S706W」「MDV-S706L」「MDV-M906HDL」)

 

また、ハイレゾ再生に関してはBluetooth送信による音質の劣化が懸念されますが、最上位の「MDV-M906HDL」のみが最大速度990kbpsのLDAC形式のコーデックでの送信が可能となっています。(従来のSBCは328kbps)

DSD形式がPCMに変換されてどれくらいの周波数になるのか良く分からないのですが、328kbps以下だとLDAC形式のコーデックに対応している意味がなさそうです。

 

最上位グレードの「MDV-M906HDL」については、おそらくHDMI入力ポートを一つ搭載している為、スマホのデジタルミラーリングや、その他のHDMIドングル系のガジェットが画質の大幅な劣化なく視聴が可能となる筈です。

カーナビでYoutubeを再生する方法のまとめ!

カーナビでミラーリングする方法のまとめ

パナソニックのハイレゾ対応モデル

パナソニックのハイレゾ対応モデルは7インチの「CN-RX05D/WD」からとなりますが、このグレードはあくまでもブルーレイの再生時のみのハイレゾ対応ですので、ここでは除外します。

ブルーレイ以外のハイレゾ再生に対応しているのは、最上位のフローティング9インチ液晶モデル「CN-F1XVD」のみとなり、9インチでも一つ下の「CN-F1DVD」についてはハイレゾはおろか、ブルーレイ再生にも対応していません。

最上位の「CN-F1XVD」で再生が可能な高音質ファイル形式は以下の通りです。

・WAV~192khz

・FLAC~192kHz

 

なお、最上位の「CN-F1XVD」についてはHDMIポートを出入力と2つ搭載していますので、ミラーリングやHDMIドングルのネット動画などをデジタル品質のまま、後部座席のリアモニターと共有する事も可能かと思われます。

パイオニアのハイレゾ対応モデル

パイオニアのサイバーナビについては、全て以下のハイレゾ音源の再生に対応しています。

・DSD64~2.8MHz

・DSD128~2.8MHz

・WAV~192kHz

・FLAC~192kHz

・ALAC~192kHz

 

ただし、全てのフォーマットを96kHzにダウンサンプリング再生との注意書きがあります。

HDMIポートに関しては全て出入力と2つ搭載しています。

ブルーレイが再生できるカーナビ

ブルーレイが再生可能なカーナビは、現在のところパナソニックの7インチモデル「CN-RX05D/WD」、最上位のフローティング液晶モデルの「CN-F1XVD」のみとなっています。

その他のモデルとしては、パイオニアのサイバーナビがHDMIポートを出力・入力と2つ搭載していますので、HDMIポートを搭載したポータブルブルーレイプレイヤーを使用すればカーナビでの視聴は可能かと思います。

また、HDMIポートがないカーナビでもコンバーターを使用すればアナログ画質でポータブルブルーレイプレイヤーの視聴は可能です。

カーナビにブルーレイを後付けする方法を紹介!!

HDMI入力ポートを搭載し、スマホのデジタルミラーリングが可能なカーナビ

最近はカーナビでYoutubeやその他の動画アプリに再生や、Chromecast、Fire TVなどのネット配信動画を再生したいと言う要望も増えているようですが、画質を劣化させずにカーナビでデジタル出力させる為にはカーナビ側がHDMI入力ポートを搭載している必要があります。

HDMI入力ポートについては、需要が多い割に供給が少ない状態で価格も高価格ゾーンに偏っています。

Fire TVをカーナビで使ってみた!

「Chromecast」をカーナビで使用してみた!

パイオニアのHDMI入力ポート搭載カーナビ

パイオニアのHDMI入力ポートを搭載しているカーナビは、楽ナビ7インチの中で最上位の「AVIC-RZ902/RW902」、8インチ、9インチ大画面モデルの「AVIC-RL902」「AVIC-RQ902」の4モデルとなります。

サイバーナビについては全グレードでHDMI入力・出力ポートを搭載しています。

パナソニックのHDMI入力ポート搭載カーナビ

パナソニックについてはブルーレイ対応モデルがHDMI入力・出力ポートを搭載しています。

7インチでは「CN-RX05D/WD」、フローティング9インチでは「CN-F1XVD」が該当します。

ケンウッドのHDMI入力ポート搭載カーナビ

ケンウッドに関しては最上位の「MDV-Z905」「MDV-Z905W」のみがHDMI入力ポートを搭載しています。(出力はない)

「Apple CarPlay」「Android Auto」を搭載したカーナビ

CarPlayやAndroid Autoは数年前には注目を浴びたものの、これらは本来カーナビ機能をAppleやGoogleの地図を使用する事を前提設計されている機能で、運転中に安全面を考慮して使用できるスマホ連動アプリが非常に限られています。

日本のカーナビは既に地図がカーナビメーカーによって組み込まれていますので、CarPlayやAndroid Autoを使用するメリットは少ないですし、AppleのSiriやGoogleの音声認識アプリなどが進化して来れば、HDMI経由でスマホの画面をカーナビに出力しつつ、ほとんどの操作をハンズフリー化出来るようになると思います。

という訳で、CarPlayやAndroid Autoを搭載したモデルよりも、安価でHDMI入力ポートを装備したモデルを増やすべきと感じますね。

なお、CarPlayとAndroid Autoの両方を搭載しているのは2019年モデルでは無くなりました。

Android Autoだけを搭載しているのがパナソニックの最上位モデル「CN-F1XVD」となります。

9インチ以上の大画面ナビ

2年くらい前から各社ともに大画面カーナビに力を入れだしていますが、これらは原則としては車種専用となります。

パイオニアの大画面カーナビ

9インチモデルでは楽ナビの最上位モデル、「AVIC-RQ902」が該当しますが、こちらは一応汎用モデルです。

適合車種はこちらを参照して下さい。(21車種)

■ 「AVIC-RQ902」車種適合表

 

10インチの大画面カーナビでは、以下の車種の専用サイバーナビが存在します。

・アルファード/ヴェルファイア

・ヴォクシー/ノア/エスクアィア

・セレナ

・ステップワゴン

アルパインの大画面カーナビ

アルパインについては元祖車種専用大画面カーナビのメーカーと言う印象が強いですが、10インチ以上では以下の車種が対応しています。

・ハイエース/レジアスエース~フローティング11インチ

・アルファード/ヴェルファイア~9・10・11インチ

・ハリアー~9・10・11インチ

・ステップワゴン~10・11インチ

・ヴォクシー/ノア/エスクアィア~9・11インチ

・セレナ~11インチ

・ステップワゴン~10インチ

・エスティマ~9インチ

・カムリ~9インチ

・タンク~9インチ

・プリウス/プリウスα~9インチ

・ランクルプラド~9インチ

・ルーミー~9インチ

・C-HR~9インチ

・オデッセイ~9インチ

・レガシィアウトバック~9インチ

・ラングラー~9インチ

■ アルパイン車種専用モデル

パナソニックの大画面ナビ

パナソニックの大画面ナビは、9インチの汎用モデルとなり、ブルーレイあり/なしの2グレードとなります。

対応車種は350車種以上になっていますので、ほとんどの車種に装着可能でしょう。

■ パナソニックFシリーズ車種適合

おすすめカーナビのまとめ

カーナビは車の使い方や車に関する考え方、車種の特性などで全く選ぶ選択肢が変わってくると思います。

私自身、カーナビレスのタブレット仕様や、ケンウッドの最上位モデル、サイバーナビの車種別モデルを別々の車で使用していますが、自分しか乗らない車や家族で使用する車など、用途や車種に合わせて選ぶ構成を変えていますので、一概に「おすすめモデルはこれ!」と言い切るのは本来は非常に難しい事です。

このページでは現時点で考え得る全ての選択肢を提示しているつもりですので、個々の目的や価値観に合わせて最適なカーナビをお選び頂ければ幸いです。

■ パイオニア 楽ナビの特徴をまとめて紹介

■ サイバーナビの特徴をまとめて説明

■ パナソニックのカーナビの特徴をまとめて紹介

■ ケンウッド彩速ナビの特徴をまとめて紹介

■ SOLINGのカーナビの特徴をまとめて紹介

■ イクリプスのカーナビの特徴をまとめて紹介

■ アルパイン ALPINE カーナビの特徴をまとめて紹介

■ クラリオンのカーナビの特徴をまとめて紹介

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

この記事が気に入ったらいいね!しよう