カーナビを購入する際に決して間違えてはならないのが筐体のサイズですが、一度でもアフターパーツのカーナビを自分で選んだ事がある方であればこれを間違える事はないでしょう。

ただし、最近は純正OPカーナビの液晶大型化に伴い、従来のサイズとは異なる大型のカーナビパネルを搭載した車も増えており、以前よりもややこしい状況になっている事も確かです。

と言う訳で、この記事では初めてアフターパーツのカーナビを購入される方向けに、現状販売されているカーナビの筐体サイズ、液晶サイズのバリエーションとについてご紹介します。

7型液晶の筐体サイズは概ね2種類

最近では車種ごとにカーナビパネルのサイズが全く異なり、アフターパーツのカーナビとの適合性がゼロの車も増えてはいますが、これらを除くとカーナビの筐体サイズは約180mm幅と約200mm幅の2種類となっています。

オーディオのサイズを表記する用語として、1DIN・2DINと言うものがありますが、これは前方から見た際の幅×高さを表す言葉でそれぞれのサイズは以下の通りとなっています。

①1DIN~幅(178mm)×高さ(50mm)

②2DIN~幅(178mm)×高さ(100mm)

カーナビが普及する以前の国産車のオーディオパネルの開口部は1DIN、以後は2DINがスタンダードになっていますが、車種によっては200mm幅の場合もありますので、カーナビメーカーが基本ラインナップとして扱っている7型液晶の筐体サイズは、2DINの約180mm幅と約200mm幅のワイドサイズの2種類となっています。

※いずれも液晶サイズは同等ですが、ワイドタイプの200mmモデルはボタン類がサイドに配置されている。

因みに車種ごとのカーナビパネルの開口部の寸法は、カーナビのサイズとはミリ単位で誤差が出るのが普通ですので、細かい部分を気にするなら純正OPのカーナビを選んだ方が良いと思います。

大型液晶のカーナビ

最近の車は純正OPのカーナビ液晶の大型化に伴い、カーナビパネルの開口部のサイズも大きくなっているものがあります。

車種別のカーナビパネルサイズについては、納車前でもカーナビメーカーの適合表などで確認する事が可能が場合もあります。(購入が決まっているならディーラーで確認した方が良いでしょう)

8型液晶モデル

各メーカーごとの8型液晶カーナビの筐体サイズは以下の通りとなっています。現行品ではパイオニア・ケンウッド・アルパインの3社が該当します。

パイオニア楽ナビ

パイオニアの楽ナビは「AVIC-RL910」のみが8型液晶を搭載しており、筐体のカーナビパネル内への埋め込み部分のサイズは以下の通りとなっています。(幅は通常のワイドタイプだが、高さがワイドタイプよりも大きい)

・200 mm(幅)×126 mm(高さ)×165 mm(奥行き)

適合車種は以下の通りとなってます。

■ パイオニア8V型カーナビ適合車種

パイオニアサイバーナビ

サイバーナビの8型液晶モデルも同様に1系統のみで「AVIC-CL902/M」が該当します。

筐体のカーナビパネル内への埋め込み部分のサイズと適合車種は楽ナビ8型と同様です。

・200 mm(幅)×126 mm(高さ)×165 mm(奥行き)

■ パイオニア8V型カーナビ適合車種

ケンウッド彩速ナビ

ケンウッドの彩速ナビの8型モデルも1つだけで型番は「MDV-S706L」となります。

こちらはパイオニアとは異なり、本体埋め込み部分の寸法は2DINで液晶部分のみが大きくなっています。

・178mm(幅)× 100mm(高さ)× 160mm(奥行き)

適合車種は以下の通りとなってます。

■ 「MDV-S706」適合車種

アルパイン

アルパインについては完全車種専用のラインナップとなっている為、サイズを記載してもあまり意味がないので以下から適合車種を探してください。

■ アルパイン車種適合

9型液晶モデル

9型液晶モデルは最も競合が激しいゾーンで、パイオニア・パナソニック・ケンウッド・アルパインの4社がしのぎを削っています。

パイオニア楽ナビ

パイオニアの楽ナビは「AVIC-RQ902」のみが9型液晶を搭載しており、筐体のカーナビパネル内への埋め込み部分のサイズは以下の通りとなっています。(幅はも高さも規格外)

・236mm(幅)×134mm(高さ)×160mm(奥行き)

適合車種は以下の通りとなってます。

■ パイオニア9V型カーナビ適合車種

パナソニック美優ナビ

パナソニックの美優ナビはフローティング液晶タイプのハイエンドクラス「CN-F1XVD」「CN-F1DVD」のみが9型液晶を搭載しており、筐体のカーナビパネル内への埋め込み部分のサイズは以下の通りとなっています。

・178mm(幅)×100mm(高さ)×170mm(奥行き)

埋め込み部分は通常の2DINですので、対応車種は350以上と非常に多くなっています。

■ パナソニック9型フローティングナビ適合車種

ケンウッド彩速ナビ

ケンウッドの彩速ナビは「MDV-M906HDL」1モデルのみが9型液晶を搭載し、筐体のカーナビパネル内への埋め込み部分のサイズは以下の通りとなっています。

・178mm(幅)×100mm(高さ)×160mm(奥行き)

こちらもパナソニックと同様に埋め込み部分は通常の2DINサイズですが、現時点での適合車種数は控えめです。(同社としては2019年に初登場のサイズですので、確認が取れていない車種が多そうです)

■ 「MDV-M906HDL」適合車種

アルパイン

アルパインについては完全車種専用のラインナップとなっている為、サイズを記載してもあまり意味がないので以下から適合車種を探してください。

■ アルパイン車種適合

10型液晶以上のモデル

10型以上の液晶を搭載したカーナビは、現時点ではサイバーナビの10型、アルパインが10~11型となりますが、いずれも車種専用モデルとなっています。

■ サイバーナビ車種適合

■ アルパイン車種適合

まとめ

以上、現状販売されているアフターパーツのカーナビについて、液晶サイズと本体埋め込み部分のサイズをご紹介しました。

車両とのフィット感を考えれば純正OPモデルが最良ですが、アフターパーツのカーナビの中にも車種専用モデルが存在しており、これらは純正OPと比べても車両との一体感は劣りませんので、気になる方は検討してみては如何でしょうか?

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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