こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
GARMINと言えばGPSスポーツウォッチやアクションカメラ、ドライブレコーダーなどをグローバルに展開している大手メーカーです。
今回は同社の最新モデルWiFiとBluetoothのネットワークで最大4台までのカメラが追加できる、2カメラドライブレコーダー「GARMIN Dash Cam 46Z」と、単体使用が可能で「46Z」の追加カメラとしても使用できる「GARMIN Dash Cam Mini」について、GARMIN JAPANさんよりサンプル提供頂きましたので、レビュー報告を行います。
GARMINってどんなメーカー?
スポーツウォッチやアウトドアの趣味がある方なら知らない人はいないと思いますが、GARIMINはGPS技術では世界No.1のアメリカのメーカーで、その精度の高さから同社のGPSはアメリカの陸軍・海軍・空軍での採用実績があり、民生品の航空機や船舶のナビゲーションにも組み込まれています。
1990
湾岸戦争で米陸軍が砂漠を進軍する際、ガーミンGPSを使用1991
米陸海空軍が航空、測量調査、航海等にガーミンGPS100を使用2004
日本初のGPS内蔵ランニングウォッチForeAthlete101を発売2018.3
米Forbes誌が選ぶAmerica’s best corporate Citizens100「製品品質」で1位を獲得2003~
アマチュアセーラーによる世界一周レース”Clipper Round the World Yacht Race”にチームスポンサーとして参戦2017-2018
Volvo Ocean Race公式サプライヤーとしてアクションカメラVIRB360とUltraを提供2018年~
日本プロサーフィン連盟(JPSA)オフィシャルタイムキーパー2016
日本製プライベートジェット機に、アビオニクスシステムGarmin G3000が導入2017.6
米海軍F/A18honet およびE/A-18G GrowlerのパイロットがGarmin fenix3ウォッチを装備2018.2
米空軍ロッキードU-2偵察機にパイロットウォッチGarmin D2 Charlieが正式採用
日本でのドライブレコーダーの展開については2016年ごろからイエローハット専売という形で行われていましたが、最近は一般向けの通販などにも力を入れ始めているようです。
「46Z」と普通の2カメラドラレコの違い
「46Z」は通常の2カメラドラレコとは異なり、フロントカメラ・リアカメラの物理的な接点はありません。
つまり、フロントカメラとリアカメラは完全に個別のモデルの2台セットという事になりますが、フロントカメラはWiFi対応の2.0型の液晶、リアカメラはWiFi対応の液晶なしモデルです。
いずれも専用アプリを使用してスマホからアクセスする事が可能となっています。
ネットワークの構成はフロントが親機、リアが子機などという扱いではなく、 BluetoothとWiFiを駆使してスマホ1対ドラレコ4台までのネットワークが構築可能です。
「46Z」のスペック
「46Z」のスペックは以下の表の通りです。
46Z |
---|
19.06発売 |
フロント:1920×1080/29fps/WDR リア:1920×1080/29fp/WDR |
LED信号対応 |
録画視野角 フロント:水平106° リア:水平106° |
microSD付属16GB×2 |
microSD最大128GB |
GPS内蔵 |
カメラ中継ケーブルなし |
駐車監視モード(前のみ) |
動体検知/自動起動 |
専用ケーブル |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
フロントカメラのベースモデルは不明ですが、リアカメラについては「Garmin Dash Cam Mini」そのものが付属します。
フロント・リアの何れも、カメラスペックはF2.0/210万画素/水平106°となっており、画質は同等のものと考えられます。
このリアカメラは、サイズが30W×50H×30Dmmなのでかなりコンパクトで良い感じですね。
セット内容とデザイン
こちらの動画でも概要をレビューしています。
「46Z」のセット内容については以下の通りとなります。
①フロントカメラ筐体
②リアカメラ
③フロントmicroUSB電源ケーブル(4m)
④リアmicroUSB電源ケーブル(8m)
⑤16GBのmicroSD×2
⑥2ポートシガーチャージャー
⑦予備のマグネット付きマウント
⑧取扱説明書
「GARMIN DashCam Mini」については、「46Z」のリアカメラに4mと8mの2本のケーブルが付属したものとなります。
フロント筐体
フロント筐体はアクションカメラ系のデザインで2.0型の液晶を搭載したコンパクトタイプです。
コンパクトと言えばリアカメラのコンパクトさが目立ちますが、フロント筐体も普通のドライブレコーダーに比べると相当なコンパクトサイズです。
筐体右側面には4つの操作ボタン
下側にはmicroSDカードスロットが配置されています。
リアカメラ
リアカメラは過去にテストした製品の中では最も小さい超コンパクトタイプで、液晶は搭載していません。
背面に操作ボタンが一つ
右側面にはmicroUSB電源ポート
左側面にmicroSDカードスロットと、録音のON/OFFボタンが装備されています。
電源ケーブル
電源ケーブルはフロント用、リア用が別々に存在し、フロントとリアを物理的に接続するケーブルはありません。
いずれもmicroUSB形状で付属の2ポートシガーチャージャーと組み合わせて使用します。
マグネット式マウント
フロントカメラのマウントは両面テープとマグネットの二重構造になっており、両面テープでフロントガラスに貼り付けた後は、マグネット部分を分離させる事で簡単にガラスから外す事が出来ます。
インターフェイスについて
本機は電源が入ると安全運転支援機能に関する注意事項が表示され、承諾ボタンを押さないと20秒程度この画面が表示され続け、録画開始まで時間が掛かります。
インターフェイスについては若干翻訳が分かりにくいものもありますが、メニューツリーが一本化されており、ボタンの役割も見やすくプリントされていますので操作性は良好です。
また、本機にはいくつか音声による操作コマンドが存在し、音声でのイベント録画などが可能となっています。
①「OK Garmin」~コマンドリストの表示とコマンド待機
②「ビデオを保存」~録画中のファイルをロック
③「録音する」~音声録音をON
④「録音しない」~音声録音をOFF
⑤トラベラプスを開始~トラベラプスを開始する
⑥トラベラプスを停止~トラベラプスを停止する
ワードが多少違っていても、同じ意味なら通るものもあります。(ビデオを保存=動画保存など)
※インターフェイスの実際の使用感は以下動画で解説しています。
WiFiアプリの使い方と評価
「46Z」のネットワークの仕組みを簡単に説明すると、Bluetoothでスマホがそれぞれのカメラと1対4までの通信を行いながらネットワークを構築し、データ量の大きいライブビューや動画の再生を行う段階で、ほとんど自動的にそれぞれのカメラと1対1のWiFi接続が確立されます。
手順は説明書に詳しく書かれてますが、ざっくりと流れだけ説明すると…
①こちらからアプリをダウンロード~Garmin Drive App
②フロントカメラ・リアカメラと順番にBluetoothペアリング
③設定の変更などはBluetoothネットワークで可能、ライブビューや動画の再生を選択すると確認メッセージが表示され、接続をタップするとWiFiが繋がる(パスワード不要)
④WiFiは1対1の接続になります。
一部のフロントカメラだけの機能(安全運転支援や液晶のスクリーンセイバーなど)の中には、ドラレコ本体のメニューに有ってWiFiのメニューにない項目も一部にはありますが、基本設定や再生などの操作はアプリ側から可能となっています。
また、ファームウェアやオービスデータの更新もWiFiアプリから出来るのでこの手のWiFiモデルの中では最も使い勝手が良いと感じました。
※アプリの実際の使用感は以下動画で解説しています。
車内への取り付けについて
今回は初期型リーフに取り付けを行いました。(リアカメラはフロント・リア・サイドに設置して撮影テストを行っています)
サイズ的には余裕でミラー裏に隠せますしWiFi対応ですので、なるべく車両のセンター付近のミラー裏への設置がおすすめです。
フロント・リアカメラともに電源ケーブルのみの接続となり、リアカメラのケーブルは8mありますのでミニバンなどでも長さは充分です。
ドライブレコーダーとしての画質について
画質についてはこちらの3つのテストを行いました。
①フロントカメラと他社モデルの比較
②サブカメラと他社モデルの比較
③サブカメラを1台追加して3カメラ録画
他社モデルとの比較ポイントは以下の通りです。
①録画視野角
②ナンバー認識精度
③逆光補正能力
④夜間のナンバー認識精度
⑤夜間の明るさ
フロントカメラの画質
フロントカメラの画質は以下の3モデルと比較を行いました。
①ユピテル「SN-SV40c」~200万画素STARVIS
②ケンウッド「DRV-340」~200万画素
③ガーミン「mini」(46Zのリアカメラと同じハードウェアの単品モデル)
録画視野角について
フロントカメラの録画視野角はドライブレコーダーとしては概ね標準的な水平111°程度でした。
ナンバー読み取り精度について
ナンバーの読み取り精度についてはフルハイビジョンクラスとしては標準的なものとなっています。
逆光補正能力について
「46Z」はWDRモデルですが、逆光補正能力は非常に高く、HDRモデルである「SN-SV40c」「DRV-340」と比べてもトンネル出口での白飛びが良く抑えられています。
夜間のナンバー読み取り精度について
夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度は、他の2モデルに比べると限界値は高くなっていますが、最も強く反射した状態では読み取り不可となります。
ただし、この状態で完全に読み取りが可能なのは、コムテックのごく一部のモデルに限られますので、ドラレコ全体の中では読み取り精度は上位になります。
夜間の明るさについて
夜間の明るさについては市街地では標準+アルファのレベルです。
「DRV-340」は暗め、STARVISの「SN-SV40c」は白飛びを押さえる為に市街地では明るさを絞っていますが、これらに比べると幾分明るい感じです。
街灯がない場所でのヘッドライトのみでの走行時にはSTARVISの「SN-SV40c」とほとんど変わらない明るさで、スタンダードな「DRV-340」と比べるとかなり明るくなっています。
因みに「46Z」と「mini」の明るさのチューニングは、一定以上の光源があるところでは全体の明るさを落とし、暗い場所では明るさを上げていますので、特性的には「SN-SV40c」と良く似ていますので、暗視能力もそれなりに高くなっています。
STARVISの「SN-SV40c」よりも気持ち暗いかな?という印象です。
設定で明るさを変更
なお、「46Z」は明るさの調整技術に優れており、昼間の白飛びがかなり抑えられています。
設定で露出(明るさ)を調整して更に明るい映像にしてもそれほど白飛びしませんので、好みで+1~3段階の明るさ調整をしても良いでしょう。
こちらが露出調整後の動画ですが、トンネル出口では露出を最高まで上げても「SN-SV40c」よりも白飛びしていません。
屋根付き駐車場などでは周囲が明るくなり、こちらの方が見やすいです。
ただし、状況によっては車内の映り込みが激しくなったり、全体的に白っぽくなる場面もありましたので、推奨は+1~2段階ですね。
※どうやらOPで偏光フィルターも用意されているようなので、露出を上げて併せて偏光フィルターを使用する方法がベストなのかも知れません。
また、もともと暗い場所では露出を最高にするチューニングが施されているようなので、明るさは変わりません。
リアカメラの画質
リアカメラの画質は次の3モデルと比較を行いました。
①ユピテル「SN-R10」~200万画素STARVIS
②VIOFO「A119V3」~400万画素STARVIS
③AUTO VOX「D6 Pro」~200万画素パナソニックセンサー
※46Zのフロントカメラ、リアカメラ、miniの画質は全く同じでした。
録画視野角について
46Zのリアカメラ及びminiの録画視野角は、フロントと同じく水平111°でした。
ナンバー読み取り精度について
ナンバーの読み取り精度についてはフルハイビジョンクラスとしては標準的なものとなっています。
※「A119V3」のみ「2560×1600」の400万画素
逆光補正能力について
逆光補正能力については、フロントに設置した時と同様にかなり高めです。
夜間の明るさについて
夜間の明るさについては一定以上の光がある場所では明るさを絞る調整が入っていますので、他のSTARVISモデルと比べると暗めになります。
リアカメラとして使用する場合には、フィルムの影響を受けますので露出を最大値まで上げた方がベターです。(後でテスト結果を報告)
暗くなると絞りを開放します(ISO感度を上げていると思われる)ので、街灯がまばらな暗い場所ではSTARVISの「SN-R10」に近い明るさとなります。
この位の明るさの場所では400万画素STARVISの「A119V3」が最も明るく映る特性となっていますが、更に暗くなると「SN-R10」に続いてGARMINの2つのモデルの方が明るくなります。
設定で明るさを変更
なお、「46Z」は前後とも全く同じ視野角、同じ画質となってますが、リアカメラとしての運用を考えた場合、純正のリアガラスのフィルムでも少なからず影響を受けてしまい、明るさが落ちます。
本機はスマートミラーではありませんので、リアカメラにここまで高い逆光補正能力を求めるよりも、明るさを重視した調整を行う方が全体的にはバランスが良くなります。
そこで露出の設定を標準と+2、+3段階で比較しましたが、やはり+3の設定がベターかと思われます。
昼間のトンネル内での白飛びに関しては露出MAXでも「SN-R10」と比べるとまだまだ余裕があります。
屋根付き駐車場でも、露出MAX設定の方が視認性が高くなっています。
夜間の市街地では劇的に明るさが変わります。
後続車のヘッドライトの絞りは効かなくなりますが、全体の視認性は大幅に改善しています。
明るさが一定以下になると、もともと絞りを開放する制御になっていますので、露出を調整しても見え方はほとんど変わりませんが、リア専用のSTARVIS機である「SN-R10」とそれほど明るさは変わりませんので、露出MAXで使う前提であればかなり実用性は高いと言えます。
サブカメラを1台追加して3カメラ録画
「46Z」の最大の特徴は単体として販売されている「mini」を2台まで追加して、最大で4カメラのネットワークが構築できる点かと思います。
カメラの追加は特に難しい事はなく、「46Z」の前後カメラと同様にBluetoothでペアリングするだけです。
今回はリーフのクォーターガラスに追加の「mini」を1台設置しました。
明るさについては、フロント+1段階、サイドとリアはフィルム対策で+3段階としています。
至近距離では多少の死角は出てきますが、360°カメラでもピラー部分は死角になりますので4カメラ体制であれば360°カメラと同等以上の視野角と精細感を実現する事が出来ます。
本体が小振りでマウントもボールジョイントですので角度調整の幅が広く、動画の上下左右の反転も出来ますので、サイド用のカメラとしての汎用性も非常に高いと言えそうです。
ルームミラーやダッシュボードから車内向けに設置する方法もあり
miniについてはマウントの可動範囲の関係でフロントガラスに車内向けに設置する事は出来ませんが、ルームミラー裏やダッシュボードなどに取り付ける事は可能です。
場合によってはルームミラーに乗せる事も出来ます。
なお、この取り付け方法だと映像の天地が逆転してしまいますが、設定から反転を選ぶ事で映像を修正する事が出来ます。
映像の向きの設定には以下の項目があります。
①標準
②ミラー
③反転
④ミラーと反転
従って取り付けの汎用性はかなり高いと言えます。
ただし、マウントの可動範囲の問題で水平面に設置した場合にはレンズ部分が若干下を向きますので、状況によってはマウント部分の両面テープの厚さや、取り付け位置の工夫が必要になるかも知れません。
カメラを車内向けに設置した場合でも、昼間は白飛びに強いので車外の視認性は良好ですし、夜間も車内がそこそこ明るく映ります。
安全運転支援機能とオービス警報
「46Z」にはフロントカメラに次の3つの安全運転支援機能とオービス警報が搭載されています。
①前方衝突警告~時速48km以上で作動(感度2段階/OFF)
②車線逸脱警告~時速65km以上で作動(ON/OFFのみ)
③発進確認警告(ON/OFFのみ)
④オービス警報(小型オービス非対応)
今回は①~③の安全運転支援機能のテストを行いました。
なお、カメラのキャリブレーションは真ん中の十字マークを地平線に合わせて、カメラの位置(左・真ん中・右)、車高(標準・高)を選択するシンプルなものとなっています。
本来はレンズをセンターに合わせた方が良いのですが、今回は撮影の為にルームミラーの右側に設置しています。
テスト結果についてはあくまでも感想に近いですが、私の感覚では…
①前方衝突警告は感度の高い方でテストしていますが、もう少し早めの警報でも良い
②車線逸脱警告はカメラを右側に設置した影響か、左側は車線からはみ出る前に良い具合に警報が出るが、右側は全く出ない
③発進確認警告は適正なタイミングでの警報、鳴って欲しい時に鳴らない、自車が動き出した後に警報が出る、の3つのパターンがあり、感度の選択項目があるとベター
というものになります。
不要な警報は他社製品と比べるとそれほど多くはないので、うるさいので警報を切る、とまでは行かず、そこそこ使える印象です。
西日本エリアでのLED信号の見え方について
本機のフレームレートは29fpsですが、LED信号の見え方は東日本では高速点滅、西日本では未テストですが、以下のコムテックの29.1fps機と近いサイクルでの点滅になる筈です。
駐車監視について
「46Z」の駐車監視モードはエンジンOFFで自動起動、エンジンONで終了する動態検知モードとなり、以下の専用ケーブルを使用します。
「46Z」は電源ケーブルがカメラごとに別々で、前後カメラで駐車監視を行う場合にはこのケーブルが2セット必要になる為、今回は動態検知モードのテストは実施していません。
※バッテリー保護の為のカットオフ電圧は11.7V固定となります。
外部電源を使用した駐車監視について
ドラレコ専用の外部バッテリーiCELLを使用した駐車監視の駆動予想時間はこちらの通りです。(走行中の常時録画の継続)
iCELL | B6A | B12A | B40A |
---|---|---|---|
容量 | 76Wh | 153Wh | 422Wh |
駆動時間 | 16時間 | 32時間 | 79時間 |
満充電 | 50分 | 100分 | 150分 |
動画ファイルの再生方法について
動画の再生については次の2つの方法をテストしました。
①スマホアプリでの再生
②PC汎用ビュワーでの再生
※PCの専用ビュワーは公式には存在せず、過去のGARMINのビュワーではエラーが出て再生不能でした。
■ https://www.garmin.co.jp/products/apps/gdrpctool/
GPS技術で世界No.1のメーカーが、GPSの測位精度を生かした地図連動のビュワーソフトをサポートしていないというのもおかしな話だと思いますので、この件についてはGARMIINさんに要望しておきます。
※ドラレコ画面での再生はフロントカメラ分のみが可能です。
スマホアプリでの再生について
スマホアプリでの再生についてはストリーミング再生と、アルバムにダウンロードしてから再生する方法があります。
アプリから「映像をレビュー」をタップすると、録画ファイルにアクセスする事が出来るようになります。
サムネイル右上のビデオカメラのアイコンの数が、そのサムネイルにリンクしているカメラの数になります。
なお、静止画とトラべラプスはフロントカメラでしか撮影出来ないので、1カメラの映像も保存されています。
複数カメラで撮影した動画をタップするとストリーミング再生が開始され、上のカメラ名をタップする事で再生するカメラを切り替える事が出来ます。
複数カメラの同時再生は出来ませんが、バックグラウンドでは同期していますのでカメラを切り替えると同じ時間帯の別のカメラ映像が表示されます。
また、動画をスマホにダウンロートする場合には、2台のカメラ分までを1つの動画に結合させる事が出来ます。
ここで1つ注意したいのが動画をダウンロードする際に思いの外時間が掛かる点で、1分程度の動画のダウンロードにはおよそ3分程度の時間が掛かります。
その為、このアプリでは動画の一部分を切り取ってスマホに保存する仕様となっており、動画の下にあるバーで必要な部分をトリミングしてダウンロードします。
PC汎用ビュワーでの再生について
PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生も可能でした。
microSDでの録画時間について
「46Z」の前後カメラ、miniの録画データサイズは1分当たり140MB程度となっています。(1時間当たり8.4GB)
microSDカードは1カメラごとに128GBまでのサイズのものが使用可能ですが、以下の256GBのカードを1時間以上使用したところ、特に不具合なく録画と再生が可能でした。
・
地デジへのノイズの影響について
地デジへのノイズ干渉に関しては、初期型リーフ+純正ナビの組み合わせで46Z+miniのカメラ3台の起動テストを行いましたが、フルセグがギリギリ映る場所で電源をオンにしても変化はありませんでした。
AUTO VOX「X1 Pro」と合わせて起動させるとアンテナが1本減りました。(「X1 Pro」単体起動ではアンテナ増減なし)
※地デジのノイズ干渉に関しては、車種やカーナビ、アンテナの位置により影響が出る場合もあります。
GARMIN「46Z」の総評
GARMIN「46Z」の項目別の評価をまとめるとこちらの通りになります。
①水平録画視野角~111°+111°=222°で2カメラドライブレコーダーとしては標準的
②ナンバー認識精度~前後ともにフルハイビジョンクラストしては標準的
③逆光補正~WDRモデルとしては非常に高く一部のスタンダードなHDRモデル以上
④夜間の明かるさ~前後とも標準+αだが、逆光補正能力が高いので露出調整を前提に考えるなら最上位クラスに近いレベルまで上げられる
⑤操作性・利便性~BluetoothとWiFiの組み合わせによるネットワークは斬新で使いやすいが、年配者やガジェット苦手系の人にはおすすめしない
⑥ノイズの少なさ~地デジに対するノイズの影響に関しても日本の大手メーカー並みに対策が行われている印象
「46Z」の最大の特徴はやはりBluetoothとWiFiの組み合わせによるネットワークの利便性かと思いますが、大抵場合にはこのような斬新な試みを行ったモデルは基本性能が劣っている傾向があります。
ただし、「46Z」の場合には基本性能が高く、その上で欠点をなくしたバランス型となっていますのでガジェットが好きな方には安心しておすすめ出来る優良モデルと言えそうです。
また、追加で更に2台のminiをネットワークに追加出来る上、業界最高と思われるコンパクトさから3台以上のマルチカメラ構成を組む際には最もおすすめになるモデルとなります。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
OMIさま
いつも拝見させていただいております。
このたびGARMIN 46Zを購入いたしまして、取り付けしました。
46Z自体は大変使いやすく、コンパクトで良いです。
しかしながら問題が。
今までPAPAGOを使用しておりまして(何度かこちらでご相談もさせていただきました。)
●従来、PAPAGO(フロントのみ)とセルスターレー探。(ナビ裏電源)
→今まで動作問題なし。
↓
●同じナビ裏に、46Z(二股USBでフロント&リア)+セルスター
↓
●地デジOK!ナビのGPSもOK!レー探のGPSもちゃんとオービスポイント警告OK!
↓
●しかし、セルスターレー探の「レーダー警報」がほぼ鳴りっぱなし!自宅駐車場でも!
↓
●電源の取り所が悪いのかと、まずは手っ取り早くレー探のみを車の通常シガーソケットにつなぐ。
→改善なし。
↓
●46Zのフロントのみ、電源抜く。または電源OFF。
→症状改善!
↓
●46Zのフロントのみ、手持ちのモバイルバッテリーで起動。
→症状発生!
↓
今ここです。
OMIさまにお聞きしたいのは
よく、電源のノイズ等が原因の場合は、別のところから電源とる、といった対処があると思うのですが、
今回の場合「モバイルバッテリーでドラレコ起動しても、症状が発生する」ということは
電源鳥を変更しても、改善されない、という認識であってますでしょうか?
電源周りでなく、ドラレコ本体からのなんらかのノイズ、ということなのでしょうか?
vox様
ガジェット間のノイズ干渉は良く分からないところがありまして、複数の電波が組み合わさるとこのような問題が発生するようです。
電源元を変更しても症状が改善されないのであれば、おっしゃる通り本体からの電磁波が原因かと思います。
アルミホイルでドラレコを囲うと症状が改善される可能性がありますし、レーダー方向にアルミ板を設置するなどでどうにかなる可能性はあります。
パパゴのドラレコの電源を切っても変わらないですかね。
Omiさま
レスありがとうございます。
>パパゴのドラレコの電源を切っても変わらないですかね。
すみません、説明が足りず。パパゴは既に取り外して、入れ替えでガーミンを取り付けた次第です。
>アルミホイルでドラレコを囲うと症状が改善される可能性がありますし、レーダー方向にアルミ板を設置するなどでどうにかなる可能性はあります。
とりあえず手元から近い、セルスターレー探の方をアルミホイルで覆ったところ、おっしゃる通り症状なくなりました!
これは、アルミホイルのままでは不恰好なので、何か策を考えないといけませんね。
vox様
薄いアルミ板などを買ってきて加工するのが良さそうですね。
Omiさま
ご回答ありがとうございます。
電磁波というのは本当に厄介ですね。
とりあえずアルミ遮断作戦でしばらく運用してみます。
ところで、別件でお聞きしたいのですが、
今回、駐車監視ケーブルは導入しておらず、
↓
・グローブボックス裏に増設したシガーソケットに
・製品の付属の2ポート USBシガーソケットチャージャーを挿入
・そこにフロントカメラ、リアカメラ、とも接続しております。
ここで、お聞きしたいのは
ちょっとお値段がお手頃な「UPS300」を導入する場合、
↓
・グローブボックス裏のシガーソケットに「UPS300」を接続。
・2ポート USBシガーソケットチャージャーを「UPS300」のバックアップポートに接続。
という、いわゆる「駐車監視ケーブル」を使用しない、一番接続も簡単な運用をした場合、
・エンジンを切った後は「UPS300」の内蔵バッテリーが続く限り、ガーミンのフロント、リアとも、常時録画を続行する
という認識で間違い無いでしょうか。
vox様
>・エンジンを切った後は「UPS300」の内蔵バッテリーが続く限り、ガーミンのフロント、リアとも、常時録画を続行する
という認識で間違い無いでしょうか。
本機の駐車監視の仕様自体が良く分からないのですが、①駐車監視ケーブルを使用した状態でエンジンのON/OFFに連動して駐車監視に入るのか、②駐車監視ケーブルの使用の有無にかかわらず、常時通電状態で一定時間振動を検知しない事を以って駐車監視に入るのかのいずれかと思います。
①である場合には常時録画を継続、②の場合には一定時間で動体検知に入る形になりますね。
Omi様
ありがとうございます。
本日メーカーに問い合わせたところによると、やはり
『駐車監視ケーブルを使用した状態でエンジンOFFすると動体検知の駐車監視に入る』
ということらしいです。
もう一点メーカーに、
『リアカメラのDC mini単品の紹介には「パーキングケーブル対応」と書いてあるが本機「46Z」の紹介には「フロントのみパーキング対応」と書いてあるのはなぜか?』と質問したところ、
『ガーミンのパーキングケーブルの長さが4mしかなく、リアカメラと謳っている46Zでは、物理的に前までに届かないので非対応ということにしている。』
とのことなので、DC miniも同様の動体検知パーキングモードが使えるかもしれません。
(DC mini単品のマニュアルには、Omiさん仰るように、何も記載されていないので、若干不安はありますが…)
ですので、
UPS300で、常時録画の運用を検討していましたが、
UPS400で駐車監視を駆使するとすると、
●質問1
例えば、ガーミンパーキングケーブルを2個購入し、UPS400はちょうど、端子が2つずつあるのでフロントカメラとリアカメラ、接続可能でしょうか。
(もちろん、リアのパーキングモードが可能かどうかは、私の自己責任で。)
●質問2
パーキングケーブルは4mしかないですし、現在リアカメラのUSBケーブルは、グローブボックスまで来ているので、それはそのまま活かす方向で、
(DC mini 自体のコネクタはmicro USB)
リアカメラDC mini → 「 USB A メスーmicro USB メス変換中継コネクタ」 → パーキングケーブル → UPS400
という、変換中継コネクタを介しても、問題はないのでしょうか。
なんどもお忙しいところ、おつきあいさせて申し訳ありません。
vox様
●質問1
>例えば、ガーミンパーキングケーブルを2個購入し、UPS400はちょうど、端子が2つずつあるのでフロントカメラとリアカメラ、接続可能でしょうか。
(もちろん、リアのパーキングモードが可能かどうかは、私の自己責任で。)
これは問題ないと思います。
●質問2
>パーキングケーブルは4mしかないですし、現在リアカメラのUSBケーブルは、グローブボックスまで来ているので、それはそのまま活かす方向で、
(DC mini 自体のコネクタはmicro USB)
>リアカメラDC mini → 「 USB A メスーmicro USB メス変換中継コネクタ」 → パーキングケーブル → UPS400
>という、変換中継コネクタを介しても、問題はないのでしょうか。
USBケーブルの各芯の使われ方が不明なので、これは何とも言えないですね。少なくとも+-とACCの3芯は使われていると思いますが、大丈夫のような気はしますけどやってみなければ分かりません。
Omi様
度々の質問にご回答ありがとうございました。
一度挑戦してみたいと思います。
(と思ったら、各ネットショップ、ガーミン46Z本体や、およびパーキングケーブルが軒並み品切れ^^;)
(昨今のあおり運転の件などでまた需要が伸びているのでしょうか〜)
vox様
おそらく売上の伸びもあると思いますが、46Z自体がそこまでの売上を想定していなかったという事もありそうですね(笑)
Omi様
まず、昨日メーカーサイトにて公式マニュアルが更新されていまして
以前は「パーキングモードはフロントのみです」となっていた箇所が、
「フロント、リアとも、パーキングケーブル繋げばパーキングモード可能。ただし4mなので届かない可能性あり」
と言った記載に変更されておりました。
さて、早速、本題です。
UPS400購入、かつパーキングケーブル も購入し、Omi様の「PCファンケーブル」を流用した接続にも挑戦。
家庭でいつでも充電可能なカプラ着脱可能にし、とりあえず、自宅内でテスト。
●カメラ→パーキングケーブル →UPS400、と接続したところ、「設定画面」に今までなかった「パーキングモード」が出現しました。
しかしこれでは、ミニバンのリアウインドウから、「フロントに設置予定のUPS400」に届かないため、
●カメラ→USBケーブル→変換プラグ→パーキングケーブル →UPS4000
にしたところ、電源は問題なく入り、UPS400から給電されている。
しかし、設定画面内の「パーキングモード」が消えてしまいました。延長作戦、失敗。
むむむ、電源は供給されているから、
パーキングケーブルから、それ以外の信号が来ている、ということでしょうか。
(変換プラグが「充電のみ対応」とかでアウトなのだとしたら、
例えば「充電/データ転送対応」とかの変換プラグを用意すれば、あるいは?いや、根拠がないですね。)
変換プラグをかまして延長作戦はアウト、ならば、
パーキングケーブル の、赤・黄・黒線を無理やり延長・・・しかないでしょうか。
vox様
>UPS400購入、かつパーキングケーブル も購入し、Omi様の「PCファンケーブル」を流用した接続にも挑戦。
ありがとうございます。我ながら良い作戦だと思っています(笑)
>「充電/データ転送対応」とかの変換プラグを用意すれば
これは試してみる価値はあると思いますよ。
Omi様
ご報告です。
「ガーミンパーキングケーブルをなんとか延長して、リアカメラDC mniをグローブボックスに設置してあるUPS400につなぐ作戦」。
製品に標準で付属している「ガーミン製8mUSBケーブル」を、どんな変換アダプタや延長ケーブルで、「パーキングケーブル」と繋いでも不可能でした。「充電/データ転送対応」の変換アダプタや延長ケーブルでもNG。
そして最後にたどり着いた「USB OTG(USB On-The-Go)延長ケーブル 3m(micro USBオスーメス)」。
(PCがなくても、スマホに直接HDやデジカメ、プリンタなどを繋ぐための規格のようです。)
を使って
「DC mini」→「USB OTG 3m」→「パーキングケーブル 4m」と繋ぐことで、パーキングモードの起動に成功しました。
どうやら、パーキングケーブルは、電源の他にOTGの信号をDashCamとやり取りしているようですね。
ただ、なかなか長いUSB OTGが売ってなく、私が探したところでは3mが最長でした。(本来スマホに直接いろんな機器を繋ぐための規格だから、5m、6mなんていうのは想定していないのでしょうね。)
USB OTG 3m + パーキング4mですので、標準付属の「8mケーブル」よりも短くなってしまいます。
USB OTGb 3mを2つ連結させれば、もしかしたら使えるのかも知れませんが、そこまでは検証できず・・・。
ケーブルや変換アダプタ類の検証にかなり手間取りましたので、ガーミンとしても、「パーキングケーブル自体はDC miniに対応しているが、延長などの方法で前の方に引き回すのは想定していません。」としか言えないのでしょうね。
また、通常の2カメラドラレコと違い、パーキングケーブル(6,000円)が2個必要なのも、大変コスパが悪いですね!
VOX様、テストお疲れ様です!
OTGケーブルであれば延長可能なんですね。
ただ、ケーブル×2となると複数台の設置は厳しくなりますね。
コスパ的な部分を考えるとパーキングケーブルを使用せずに常時録画を継続させる方法もアリのような?
Omi様
おっしゃる通り、コスパなら最初、Omi様に相談していたように
「UPS300」のシガーソケット運用で常時録画が一番でした(^_^;)
今回は人柱でパーキングケーブル×2、購入してしまいましたので、駐車監視運用することにします^^;
本製品46Zで前後監視、
さらにDashCam Mini ×2 追加購入で左右監視、
かつUPS400で駐車運用しようと思うと
「パーキングケーブル×2 」「UPS400×2」
が必要なのですね、コスパが厳しいですね。
Omi様、いろいろおつきあいいただきありがとうございました。
vox様
こちらこそ、貴重な人柱体験報告をありがとうございます!
こんごともよろしくお願いいたします。
Omi様
こんばんわ。悲しいお知らせです。
リアカメラのDashCam mini、USB OTG延長ケーブルで当初は順調に使えていたと思いきや、しょっちゅう電源が切れたり勝手に再起動するように。
USB OTG延長ケーブルを外し、パーキングケーブルに直接接続するとこの症状は治まりましたので、おそらく延長ケーブルによる電力供給が不安定なのではないかと。
この状態では駐車監視どころか普段の運転中の録画も危ういので、やむなくリアの駐車監視は諦め、パーキングケーブルとUPS400から取り外し、標準の8mUSBケーブルにて通常接続にしました。
ですので、現在はフロントのみUPS400での駐車運用に落ち着いております。
(パーキングケーブル×1 が悲しそうに部屋に転がっております。)
(延長作戦失敗、かくなるうえは、通常の4mパーキングケーブル でも前後共届くように、UPS400を車の真ん中あたりに設置するか・・・)
ちなみに・・・UPS400前面のUSBポートにリアカメラを繋げば、UPS400のバッテリーが持つ間は、「駐車中常時監視」ならできるのでしたっけ?
vox様
確かに変換コネクタ類は抵抗値が結構増える場合がありますので、電圧降下に弱い機種だと再起動を繰り返す恐れがありますね。
UPS400のUSBポートで常時駐車監視は可能ですよ。UPS400の+-端子にシガーソケット・シガーチャージャーを接続する方法も可です。
私もgarmin dash camの購入を検討しており、vox様のレポートを大変興味深く見させていただきました。
これらを踏まえて、質問させてください。
vox様とomi様のやり取りの中にあるように、コスパを考えるとシガーソケットによる常時監視も1つの手であるとのことですが、
補助バッテリーをups500、そのups500にシガーメスソケットのオプションを追加し、それにdash cam miniを2個をシガーソケット経由で接続すれば、ups500のバッテリーの持つ限りの常時監視が可能となるのでしょうか。
お手数おかけしますが、よろしければご回答お願いします。
よろしくお願いします。
w4l2様
仕様上は何ら問題なく、ups500→シガーソケット→2連シガーチャージャー→garmin dash camの接続で、常時録画モードをups500のバッテリーが持つ限り継続する事は可能かと思います。
omi様
ご返信ありがとうございます。
はじめてのドライブレコーダーということもあり、色々と悩みましたが上記組み合わせで購入したいと思います。
サイト記事もドライブレコーダー購入の検討において、大変参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
w4l2様
不明点等があれば今後とも遠慮なくご質問下さい。
Omi様
こんにちは、voxです。
46zに関して、先日のご相談通り、UPS400にて現在フロントのみパーキングモード動体検知運用。リアはUPS400のUSBポートにてバッテリーの続く限り常時録画で運用しております。
しかしながら、これですと、フロントは設定により○時間で切れるにも関わらず、リアはバッテリーの有る限り録画し続けます。
そこで、やはり、「パーキングケーブル 1個余ってるし、なんとかしたい」と思い、
いろいろ延長ケーブル作戦はダメだったわけですが、「UPS400をもう一個買って、シガーをラゲッジルームまで延長。ラゲッジに設置したUPS400にリアカメラ+パーキングケーブル を繋げばどうか?」と思いました。
↓
(1)この場合、シガー延長作戦もやはり電圧等、不安定になる可能性があるのでしょうか?
(2)当然ラゲッジルームにUPS400を設置すると、スイッチの入切による運用は面倒になりますよね。
ですので、UPS400のスイッチは常にON。
46zはスマホガーミンアプリからいろいろな設定が可能なので、自宅等で監視が不要な際はアプリから、「パーキングモードOFF」にする。
という運用ですと、「アプリ側でパーキングOFFにした場合、スイッチは常にON状態のUPS400のバッテリーは、どれくらい消費するのか?」
というのが気になっております。
(まあそもそも、パーキングケーブル×2個、UPS400×2個、の運用のコスパはどうなんだ、という話になってきますが、後に引けなくなってまいりました・・・)
vox様
UPS400は充電にそこそこ時間が掛かるので、電池の無駄遣いはあんまりしたくないところではありますよね。
(1)この場合、シガー延長作戦もやはり電圧等、不安定になる可能性があるのでしょうか?
OUT側の電圧は、UPS400に昇圧機能があるので安定はすると思いますが、車両からの供給電圧が下がり過ぎるとバッテリーからの充電に切り替わり、その間は充電されないので、なるべく抵抗は上げない方法で延長した方が良いと思います。(シガーソケットとヒューズの間の銅線を延長する感じじゃないですかね?)
(2)アプリ側でパーキングOFFにした場合、スイッチは常にON状態のUPS400のバッテリーは、どれくらい消費するのか?
これは検証してませんが、ガジェットに通電させなければそれほど減らないように思います。
Omi様
レスありがとうございます。
UPS400もう一台購入(^^;;
でやってみます。
ガーミン の完全に独立した1+1カメラ、画期的だと思いましたが、
こうなると、通常の
フロントカメラが親機になる2カメラタイプの方が良かったのでは(^_^;)
という気がしないでもないです。
vox様
確かんにコストを考えると…ですよね。
4カメラまでネットワークの構築が可能なので、ハードウェア面での連携が改善されればと言ったところでしょうか?
Omi様
ご無沙汰しております。
46Z、UPS400 2台でフロント、リアとも駐車監視運用で快適に使用しております。
(前のヒューズボックスより、延長してラゲッジルームにシガーを増設しました。)
夜間に強いドラレコ が最近のトレンドですが、46Zも価格comではまあまあ人気高いらしく・・・。
ガーミンは積極的にアナウンスしないのですが、地味にソフトウェアがアップデートされていますので
今回はご報告を・・・。
先日ソフトウェアがアップデートされ、
●Androidは不明ですが、
少なくともiPhoneにおいて
ライブ映像がスマホの縦位置しか対応していなかったが、
横位置で大きな画面が見れるように。
●駐車監視が「動体検知」のみだったのが
・動体検知
・衝撃
・動体検知&衝撃
を選択できるように。
また、その際のアップデートで、少なくとも、私の環境で、不具合が発生し、
(スマホアプリから駐車監視をONにすると、次、スマホアプリを起動してもOFFにできない。→ON/OFF項目が消えてしまう)
(一旦ドラレコ を電源再起動すると、ON/OFF項目が再度現れる)
(私以外にはそういった症例の報告はないとのこと)
その旨を日本法人サポートに報告したところ、すぐに海外の開発部署へ連絡をしていただき、2〜3日でソフトウェアアップデートされ、不具合が改善されました。
そのような対応も大変好感触でした。
ということで、駐車監視や、電波干渉などいろいろ悩まされもしましたが
ガーミン、地味だけど、良いメーカーだな、という印象です。
vox様
46Zについては既にテスト済みで明日公開予定だったりします。
駐車監視のテストはしてないのですが、そんなアップデートがあったんですね。
駐車監視の項目については後日ガーミンさんに確認してみます。
こんにちは。ガーミンのDash Cam miniの設置を考えてます。
目的は駐車場におけるドアパンチ対策なんですが、左右Aピラー付近に取り付けて数時間の監視をしたいと思っています。
別売のパーキングケーブルは使わずに、(ドアパンチ程度は作動しないと思うので)セイワのバッテリーソケットやジャンプスターター(ベステックbtcs001)などで電源を取りたいのですが可能でしょうか?
変換はEC5アダプターやUSBとシガー変換で対応の予定。
この場合、外部電源が続く限り常時録画になりますか?また128gに13600mAhで何時間程度の録画が可能でしょうか?
設置が可能なら駐車監視のみに使いたいので、何かいい方法があればアドバイス宜しくお願い致します。
きりん様
最近のドラレコは5V規格であっても、付属のシガーチャージャー部分で5V+アルファに変圧しているものもありますので、miniに付属のシガーチャージャーとバッテリーの組み合わせなら問題なく駆動すると思います。
>外部電源が続く限り常時録画になりますか?
そうなります。
13600mAhは何ボルトですか?通常のリチウム電池なら3.6~3.7Vだと思いますがその場合には50Wh弱になりますね。
46Zの場合の駆動電力は概ね4.8W程度なので、mini×2の構成でもほぼ同等かと思います。
50Wh÷4.8W=10.4hが予想駆動時間です。
最終段階でまだドラレコを決定できずにいますが、とりあえず絶対に必要なEN6000は購入させていただきました。例えばHDSR-510をリアと共に設置してさらにgarmin dash miniを車内撮影用としてミラーに取り付けるとしたら両方の電源ケーブルをEN6000に接続すれば両立できますか?
確かgarmin dash miniも動体検知あったと思うのでこれが私の中で最強のような気がしてますが何か間違いがありますでしょうか?
MYX様
①garmin dash miniの動体検知を使用するには専用の3芯ケーブルが必要になります。
②WHSR-510は付属のケーブルが3芯だったと思います。
従ってEN6000のOUT側の赤・白・黄の3つのケーブルをそれぞれ2つに分岐させることで運用可能なはずです。
omi様
はじめまして。
初めてのドラレコ購入にあたり、貴サイトを拝見させていただきました。
比較検討しやすく、とても参考になりました。
ありがとうございます。
GARMIN Dashcam46Zを購入することを決め、事前に取り付けのイメージをしている中で、解決しておきたい疑問(不安)があり質問させていただきました。
質問内容は、「電源の取り方に問題がないかどうか」です。
・取り付け車はJB64/ジムニー
リアカメラminiの電源は後部荷室にあるシガーソケットから、そのまま付属の2ポートシガーチャージャーで取る予定です。
フロント筐体の電源は下記の方法を考えています。
カーメイト「JB64/JB74専用 増設電源ユニット」を取り付けて、そのUSBポートにDashcame46Zフロント筐体の電源USBケーブルを接続。
作動に影響などないでしょうか。
増設電源ユニットは、2連ソケット・2USBポート
合計出力7A(84W)
オートチャージIC内蔵 最大定格3A出力USBポート
このような方法を取らずフロント筐体のケーブルを荷室まで這わせてリアカメラ同様、素直に付属の2ポートシガーチャージャーに接続したほうがようのでしょうか。
稚拙な質問で申し訳ありません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
24D様
ドラレコの電力は1カメラだとぜいぜい3W程度なのでUSB規格の出力ならどこから取ろうが問題ないと思います。
omi様
ご回答、ありがとうございます。
今後、駐車監視等の拡張を行う際にも貴サイトや皆様の情報を参考にさせていただきます
ありがとうございました(^-^)
24D様
また何かありましたらご質問下さい。
Omi様
丁寧な説明と動画が大変参考になり感謝しています。
車がアイサイト装備のスバルXVであるため取付位置がフロント右端上のアンテナ線の近くしかありません。なるべく駆体がコンパクトで視界の邪魔にならない機種を様々検討した結果、Garmin 46Zの購入を予定していますが、一点だけ気になっています。
「7.車内への取り付けについて」において、「WiFi対応ですので、なるべく車両のセンター付近のミラー裏への設置がおすすめです。」との説明がありますが、やはりノイズ干渉の観点から、フロント右上端への取り付けは避けた方が良いのでしょうか?
ご回答頂明ければ幸いです。よろしくお願いします。
25582様
一般論としてなるべく地デジアンテナやセンサーからは離したいですね。
ただ、アイサイトで問題が出るかどうかは何とも言えないです。
この手の適合はメーカーも慎重なデバッグを繰り返して純正ドラレコ指定していますので、簡単に問題の有無は語れないです。
おそらくGarminに問い合わせても分からないと言われますので、あとは自己判断、または仮設置して自己検証ですかね。
Omi様
早速の回答ありがとうございました。
まずは取り付けてみて影響を検証することにします。
ありがとうございました。
25582様
また何かありましたらご質問下さい。
Omi様 こんにちは。
最近は前後2カメラタイプのドライブレコーダーの普及率が上がっていて種類も増えてきたので私の家族の車2台にはLaBoon!!さんのテスト結果を参考にさせて頂き、コムテックのZRD-025を付けました。
自分の車も3年ほど前から前後2台体制でフロントはコムテック HDR-351H リヤはユピテル
DRY-V2という組み合わせで使っています。当時は2カメラセットという選択肢が無く単独での
組み合わせをせざるを得ませんでした。
レー探同様にドラレコの機種も古くなり、家族の車に付けた「025」が良かったので、そろそろ自分のドラレコも更新したくなってきました。
検討するなら側面からの衝突に関しては万全ではないので、4カメラでの録画も考えていたところタイムリーな記事があったのでご意見を頂きたく書き込みさせていただきました。
①GARMIN「46Z」をフロントに「mini」をリヤにし側方は「mini」を2台増設
本体セット¥22000+minix2個=¥22000 合計¥44000
②GARMIN「46Z」と「mini」を2セット購入し「46Z」をフロントとリヤにし
側方はそれぞれ「mini」を左右に振り分けする 2台分 ¥44000前後
③コムテックZRD-025を2セット購入し、リヤ用を左右側方に使用
¥24800x2台=¥49600
④コムテックZRD-026とコムテックZRD-025を購入、026のメインをフロントに使用
025のメインをリヤに使用。小さい方を左右側方に使用。
026=¥35112 025=¥24800 計¥59912
まあ、こんな4パターンを考えました。
結論はGARMINはトータルコストも低くよりコンパクトでポイント高いです。
側方カメラは取付場所も限られてきますから1台でどこまで側方をカバーできるかは
不明ですが、まともに撮ろうとしたら設置場所によっては側方も2台必要になるかもしれません。
よって将来的な拡張も考えると値段が同じなら②がよりBETTERな選択ではないかと考えますが
②のような設置でそれぞれが混信するような事は無いでしょうか?本体が違うのでそんなことにはならないとは思うのですがアドバイスいただければ幸いです。
そのうち新製品が出てそっちに目移りしちゃうかもしれませんが(笑)
combat armor様
参考にして頂きありがとうございます!
ZDR026など普通のドラレコ2セットは側方撮影の角度調整など、ハードルが高いと感じます。
46Zはアプリで制御出来る事を考えると、リア用の液晶はいらないので
①GARMIN「46Z」をフロントに「mini」をリヤにし側方は「mini」を2台増設
本体セット¥22000+minix2個=¥22000 合計¥44000
が良いと思います。
②のような設置でそれぞれが混信するような事は無いでしょうか?
これはおそらく大丈夫だと思います。
管理人Omi 様
いつも参考にさせて頂いております。
この度46Zを購入し取り付けいたしました。駐車場監視にVOX様も書かれていたようにMINIを増設し、4カメラでサイドのパーキングモードでドアパンチ対策を考えておりました。ケーブルの長さが足りない為、メーカーではフォロー出来ない運用方法だとのことですのでご質問させて頂きました。
現状考えているのは
①フロントは車輌側からパーキングケーブルで接続・ミニ3台を車輌中央に置いたEN12000からパーキングケーブルで接続
②フロントは車輌側からパーキングケーブルで接続、リアはミニ、サイドはAKY-R1を2台購入しパーキングケーブルでEN12000に接続
上記の2パターンで考えております。
①は同一機種ですのでアプリでの運用も楽ですがケーブルも含めたコストがかなりかかる
②はサイドのみ別アプリを使用、画像の連携が無くあくまでもサイド方向の画像録画が目的だがコストが安い
これで悩んでおります。アドバイスがあれば教えて頂けると幸いです。
また、バッテリー運用での駐車録画の記事も拝見させて頂いたのですが、上記のようにサイドは駐車場監視録画しか必要としておりませんので、常時録画の必要はないのですが、スイッチ操作など必要なくエンジンを切った段階でパーキング録画モードを開始する方法は現状では難しいのでしょうか?
走行時の電力供給があって、エンジンオフになってはじめてパーキングモードに切り替わるから、駐車監視の前にエンジン動作中にスイッチを入れる必要があるという解釈の仕方で合っていますでしょうか?
稚拙な質問で申し訳ございませんが、他の方にも参考になればと思います。よろしくお願い致します。
SEI様
AKY-R1の実力が良く分からないですし。個人的な感覚としてキレイにGarminで揃えたほうが良いかなぁと感じる部分があります。
サイドのminiは駐車監視モードではなく、常時録画にするって手もありますよ。それなら追加でケーブルも要らないですし。
データサイズは8.4GB/hなので、自己責任ですが256GBを入れれば24時間くらい行けそうです。
エンジンOFFで電源を入れる、エンジンONで切る、と言う動作を行うなら、miniをつなぐシガーソケット手前に5極リレーを入れたら良いんじゃないですかね。
エーモン コンパクトリレー 5極 DC12V車専用 3234
https://amzn.to/3sRXpuN
・EN12000のOUT赤 to リレー青
・EN12000のOUT黒 to リレー黒&分岐でソケットマイナス
・EN12000のOUT白 to リレー赤
・ソケットプラス to リレー白
・リレー黄色は絶縁
EN12000のOUT白はバッテリーが切れるまで常時通電していますので、リレーの赤は常に12Vが印加されてます。
ACCがONなら絶縁された黄色側に、OFFでソケットがある白に繋がります。
この方法ならAKY-R1にも使えますね。
因みに3芯ドラレコのパーキングのトリガーは、「常時・ACCの2系統から給電→ACCだけ切れる」ですので、どちらも切れてる状態から常時だけ繋げても起動しないものが多いです。
Omi様
ご無沙汰しております。
46Zで相談に乗っていただいたvoxです。
実は、先日フロントカメラにちょっとトラブルがあり、現在メーカーに修理/検証依頼しています。
そのため、メーカーにフロント本体のみ送付しており、現在フロントカメラがない状態なのです。
46Zは特にフロント/リアと言った区別がなく独立していますし、またジョイント部も同じボールジョイントですので
修理完了まで、リアのminiをフロントに持ってきて使うことにしました。
何気に完全独立タイプですとこういうとき使い回しがきき、便利ですね!
(もしかして、私が知らないだけで、通常の前後2カメラモデルもこういった運用ができるのでしょうか?><)
vox様
ご無沙汰です。46Zってちょっと特殊で元々単体で動く製品を組み合わせた物っぽいですよね。
mini×2~4とかでも全く問題ないと思います。
他はCOWONのAQ2辺りがそんな感じだったと思います。
https://car-accessory-news.com/aq2/
今は亡き…みたいな雰囲気のメーカーですけど(笑)
Omi様
46Zの取り付けに関してお尋ね致します。
車両はハイエース200系ワゴンですが、miniがせっかくWi-Fiなので電源ケーブルをフロントまで這わせる事に躊躇しております。
リアワイパー等から電源を取り設置できないかと考えております。DIY初心者の私に必要物品等も含め方法を伝授していただけないでしょうか。宜しくお願いします。
NAO様
このようなソケットをリアワイパーの配線とアースに接続すれば、46Z付属のチャージャーとケーブルを使用できます。
チャージャーは汎用品でも使えると思いますよ。
https://amzn.to/33607Bg
Omi様
ご回答いただきありがとうございます。
早速取り付けに着手したいと思います。
大変興味深いサイトでこれからも参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
NAO様
また何かありましたらご質問下さい。
Omi様
ご無沙汰しております。voxです。
Garmin 47Zが発表されましたね!果たして46Zから買い換える価値はあるかどうか、気になります!
vox様
画質が大幅に改善されてるようですが、そもそもGarminは46Z時代から日本ではエントリー機種しか展開してないんですよね。
今回も上に57/67Wの2機種が存在している状態です。
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/731428/pn/010-02504-00
この手の製品はよっぽど変わった人しか買わない気がするので、出し惜しみせずに一番上のを日本に持ってきて欲しいですね。
前に聞いた時は上のは売る自信がないと言う事でした。
Omi様
なんと、米国では57、67があるのですか!
海外サイトの旧モデルページ見ると、46時代にも、56、66という型番があるのですね!
>前に聞いた時は上のは売る自信がないと言う事でした。
なんとそういう理由…。
>この手の製品はよっぽど変わった人しか買わない気がするので、
仰る通り、Omi様サイト読者の中でも
Garmin 46ZとMR-A002B、愛用している僕もかなり変わり者かと思います。
※ご報告遅くなりましたが、スマートミラー機能特化のMR-A002B、すごく良いですね!
vox様
>仰る通り、Omi様サイト読者の中でも
Garmin 46ZとMR-A002B、愛用している僕もかなり変わり者かと思います。
私自身がその上を行く変態なので、変な嗜好の方をターゲットに記事を書いているのですけど(笑)
47Zは単体で見るといい製品だと思いますよ。46ZはHDR補正を使わないでもかなりバランスの取れた画質でしたのでモノ作りのこだわりは凄く感じられた製品です。
47ZはHDRと書かれていますし、公開されている動画は良い感じですよね。