※2020年1月7日更新~実機レビューを追記しました。(記事下にクーポンあり)

こんにちは!Omiです。

2019年夏の常磐道煽り運転からの暴力事件以来、車内録画が可能なドライブレコーダーとして360°ドラレコが注目を浴びましたが、実は360°ドラレコはナンバー認識を極端に苦手としています。

そこでおすすめしていたのが、一体化の2カメラドライブレコーダーでフロントと車内を撮影し、リアには別途単体のドラレコを取り付ける方法、またはスタンダードな2カメラドラレコで前後を撮影し、車内向けにはは別途単体のドラレコを取り付ける方法です。

ただ、これらの方法は複数の規格の異なるドラレコを2機種取り付けると言う事になりますので、諸々のハードルが高いものでしたが、ついに前後と車内を撮影できるハイエンドな3カメラドラレコ「DVR-D022」がMAXWINから発売されています。

「DVR-D022」のスペック

「DVR-D022」のスペックは以下の表の通りです。

DVR-D022
19.??発売
フロント:2560×1440/28fps
リア:1920×1080/30fps
インナー:1920×1080/30fps
LED信号対応(フロントカメラのみ)
レンズ視野角
対角140°(どのカメラか不明)
リアカメラケーブル9m
microSD付属なし/最大512GB
GPS内蔵
駐車監視モード
タイムラプス
動体検知
専用ケーブルはOP(開発中)
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

※ちなみにぼちぼちご質問を頂いているYAZACO「P3 Pro」と言う見た目とスペック表記が全く同一のモデルがありますが、おそらく中身も同じものだと思いますので別途レビューはしません。

 

「DVR-D022」はフロント筐体に2レンズを装備、リアカメラがセパレートとなり、インナーカメラには4灯赤外線LEDが搭載されています。

このモデルの面白いところは、3カメラそれぞれに異なるイメージセンサーを搭載している点です。

①フロント~800万画素STRAVIS「IMX415」

②リア~~200万画素STARVIS「IMX291」

③インナー~200万画素STARVIS「IMX307」

「IMX291」はやや古くはあるものの、STARVISの中では最低照度が低い、より明るさ重視の特性、「IMX307」は最近のドラレコに幅広く使われてる「IMX290/291」の廉価版、「IMX415」は2019年6月に発表されている新型の800万画素STARVISセンサーです。

■ SONY ニュースリリース 2019年6月26日

世界最小1/2.8型のセキュリティカメラ向け4K積層型CMOSイメージセンサー『IMX415』

セキュリティカメラ向けとして、世界最小1/2.8型で4K解像度を実現するCMOSイメージセンサーを新開発しました。

独自の高感度・低ノイズ技術を駆使し、画素サイズを従来比約80%の1.45um角に微細化することで、1/2.8型の小型でありながら、低照度性能が従来のCMOSイメージセンサーに比べて1.5倍向上しました。

また、低ノイズ回路を搭載した積層型構造を採用することで、暗いシーンでも鮮明な映像の撮像が可能となります。

1/2.8型は、小型で設置場所を選ばず、セキュリティカメラ用途で需要の高いラインアップです。

「IMX415」を搭載したドラレコはまだテストした事がありませんが、画素数が多い分だけ絶対的な明るさでは200万画素のセンサーよりも不利になりますので、どこまでの明るさに仕上がっているかが気になるところです。

なお、録画解像度については3カメラ合計で800万画素分となっている為、4Kモードでの録画は2カメラ録画モード時にのみ使用が可能で、3カメラ録画時には「2560×1440」の解像度になります。

①「2560×1440」+「1920×1080」+「1920×1080」

②「3840×2160」+「1920×1080」(インナーまたはリアのいずれか)

セット内容とデザイン

こちらの動画でも概要をレビューしています。

セット内容については以下の通りとなります。

①フロントカメラ筐体

②リアカメラ

③カメラ接続ケーブル(デジタルminiUSB端子 6m)

④miniUSBケーブル(屋内用)

⑤miniUSBシガー電源ケーブル

⑥板状マウント

⑦取扱説明書

⑧その他取付用品

フロント筐体

フロント筐体には前後に1つずつレンズが装備されており、車内側のレンズには4灯の赤外線LEDが付帯しています。

サイズは現行ドラレコとしては最大級ですが、マウントの高さがほぼゼロですので、取り付け位置によってはそれほど邪魔にはなりません。

液晶サイズは2.0型、正面には5つの操作ボタン、右側面にmicroSDスロット、左側面には電源ボタン、電源端子、カメラ接続端子が配置されています。

マウントはスライドさせる事で脱着が可能です。

リアカメラ

リアカメラはよくあるデザインの箱型ですが、レンズ部分は前後に180°回転させる事が出来ます。(フロント筐体にも車内向けにレンズがありますので、リアカメラを車内に向ける事はほぼないと思いますが)

カメラ接続ケーブルは太めの6mデジタルタイプですので、ミニバンなどでは上側を這わせる必要があります。

電源ケーブル

電源ケーブルはストレートのminiUSBシガーケーブルです。

インターフェイスについて

電源ONから録画開始までの起動時間は22秒程度と、一般的なドライブレコーダーと比べると遅めです。

操作ボタンはそこそこ大きく、役割が見易く印字されていますので操作性は良好です。

ただし、メニューから設定を変更した後には「REC」ボタンを押さないと録画が再開されませんのでその点は注意が必要です。

※実際の操作の様子は動画で解説しています。

車内への取付けについて

今回は初期型のリーフに「DVR-D022」の取り付けを行いました。

フロントカメラはどうにかミラー裏に隠す事も出来ますが、今回はミラー横に設置しています。

リアカメラについてはリアガラスに貼り付けてレンズを後ろに向けています。

ドライブレコーダーとしての画質について

今回は次の2パターンでのテストを行っています。

①セパレート型2カメラドライブレコーダーとの前後カメラの動画比較

②一体化2カメラドライブレコーダーとの車内カメラの動画比較

2カメラドライブレコーダーとの前後カメラの動画比較

今回は次の3つのセパレート型2カメラドライブレコーダーと前後カメラの動画を比較しました。

①コムテック「ZDR026」~前後「2560×1440」STARVIS

②ユピテル「SN-TW80d」~前後フルハイビジョンSTARVIS

③ケンウッド「DRV-MR740」~前後フルハイビジョン

比較ポイントはこちらの5つの項目です。

①録画視野角について

②ナンバー読み取り精度について

③トンネル出口での白飛び耐性について

④夜間のナンバー読み取り精度について

⑤夜間の明るさについて

録画視野角

「MDR-D022」のフロントカメラの録画視野角はドラレコとしてはやや狭めの水平94°でした。

リアカメラはやや広めの水平114°です。

ナンバー読み取り精度

3カメラ録画時の解像度はフロントが「2560×1440」、リアがフルハイビジョンですが、フロントに関しては同じく「2560×1440」のコムテック「ZDR026」と比べても圧倒的なナンバーの読み取り精度になっています。

リアカメラについても標準的なフルハイビジョンモデル以上の読み取り精度で、「2560×1440」の「ZDR026」とそれほど変わりません。

逆光補正能力について

フロントカメラの逆光補正はやや弱めですが、標準的なWDRモデルよりは幾分白飛びに強くなっています。

リアカメラは標準レベルです。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度は「ZDR026」が最も高く、次いで「DVR-D022」となっており、ドラレコ全体の中でも夜間のナンバー認識精度に優れている部類に入ります。

リアカメラについては、後続車のヘッドライトが直射された状態での読み取り精度が最も高くなっています。

夜間の明るさについて

夜間の市街地では前後カメラともにやや明るさを絞っており、明るさに特化させた調整が入っているSTARVISモデルと比べると暗めに映ります。

この辺りはヘッドライトによる白飛びを防ぎ、夜間のナンバー認識精度を上げる為の調整のように見受けられます。

街灯が少ない場所でのヘッドライトのみでの走行時には絞りが解放されて他のSTARVISモデルとの差が縮まる傾向が見られます。

ヘッドライトの端っこの部分も比較的明るく映っています。

リアカメラは20~30m先に街灯があるような場所ではまずまず明るく映ります。

街灯がないような場所での暗視能力については、フロント・リアともにほとんど期待出来ません。

【フロント】

【リア】

VANTRUE「N2 Pro」とのインナーカメラの見え方の比較

車内撮影用のインナーカメラについては、一体化2カメラモデルのVANTRUE「N2 PRO」と比較しています。

比較ポイントは次の3つの項目です。

①録画視野角

②逆光補正能力

③夜間の明るさ

録画視野角について

「DVR-D022」のインナーカメラの録画視野角は水平120°程度でした。

この手のインナーカメラの中ではほぼ最大視野角となっています。

逆光補正能力について

「DVR-D022」のインナーカメラに搭載されているSTARVIS対応のイメージセンサーは全般的に白飛びに弱いと言う特徴がありますが、「N2 Pro」よりも白飛びに強く、今回は雨の日の撮影だった事もあってか、車内カメラに映る外の景色は全く白飛びしていません。

屋内駐車場などでも車内・車外ともに明るく映っています。

夜間の明るさについて

夜間の見え方については、比較的明るい市街地では車内・車外ともに「DVR-D022」の方が明るく、

街灯が少ない暗い場所になると、どちらも車外はほとんど真っ暗になります。

西日本LED信号の見え方について

「DVR-D022」の録画フレームレートはフロントのみ28fps、その他が30fpsとなっていますのでフロントカメラでは全国のLED信号が高速点滅して映ると思われます。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視について

駐車監視については次の2つのモードの選択式となります。

①動体検知

②タイムラプス(1fps)

※現行の仕様では以下の通りですが、1月中にファームアップデートで仕様変更があるそうです。専用ケーブルも1月中に発売予定との事。

それぞれのモードはエンジンON、OFF前後に手動で切り替える必要があります。

前後カメラだけでなく、インナーカメラで横方向も撮影できますのでイタズラやドアパンチ対策などにも向いてそうです。

ただし、夜間で周囲が暗い場合にはほとんど車外は映りません。

また、タイムラプスでは録音はされませんのでドアパンチ対策なども考慮するのであれば、やはり常時録画の継続がおすすめです。

外部電源を使用した駐車監視について

今回は付属のシガーケーブルを使用して外部バッテリーでの駆動テストを行っています。

UPS300」での駐車監視については、1fpsのタイムラプスで4時間の録画が可能でした。(夜間に赤外線LED点灯状態でテスト)

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間4時間16時間10.5時間21時間
満充電180分240分50分100分

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」

動画ファイルの再生方法について

動画の再生についてはこちらの3つの方法をテストしました。

①ドラレコ本体での再生

②PC専用ビュワーでの再生

③PC汎用ビュワーでの再生

ドラレコ液晶での再生について

ドラレコ本体での動画の再生は、液晶サイズが2.0型で液晶部分がフロントガラスの角度とほぼ平行になる為、スタンダードの箱型ドラレコと比べると画面がやや見にくくなります。

※メニューボタン長押しで静止画モード→再生モードと切り替わります。

PC専用ビュワーでの再生について

PCの専用ビュワーは以下のページからダウンロード出来ます。

■ 「DVR-D022」専用ビュワー

機能的には非常に充実しており、以下の操作と表示が可能です。

①3カメラ同期再生

②映像の拡大縮小

③地図への走行軌跡の表示

④速度の表示

⑤方位計の表示

⑥Gセンサーグラフの表示

※実際の再生の様子は動画で解説しています。

PC汎用ビュワーでの再生について

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生も可能でした。

microSDでの録画時間について

「DVR-D022」の3カメラ録画時のデータサイズは、一時間当たり14~15GB程度となります。

なお、microSDカードの容量は512GBまでサポートされています。

 地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズ干渉に関しては、初期型リーフ+純正ナビの組み合わせで起動テストを行いましたが、フルセグがギリギリ映る場所で電源をオンにしても変化はありませんでした。

AUTO VOX「X1 Pro」と合わせて起動させるとアンテナが1本減りました。(「X1 Pro」単体起動ではアンテナ増減なし)

※地デジのノイズ干渉に関しては、車種やカーナビ、アンテナの位置により影響が出る場合もあります。

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「DVR-D022」の総評

最後に「DVR-022」の総評ですが、360°ドラレコと比べるとフロントとインナーカメラの間に多少の死角が出来ますので、事故の際の状況認識能力では劣ります。

ただし、前後のナンバー認識精度は昼夜を問わず非常に高いものとなっていますし、横方向の撮影能力も充分ですので、4カメラモデルを除くと煽り運転対策やドアパンチなどを含む駐車監視の証拠能力は最強と言えるでしょう。

360°ドライブレコーダーと全方位録画ができるドラレコのまとめ

割引クーポンについて

6月30日までの期間で以下サイトで使用できる割引クーポンを配布しています。

商品をカートに入れてからクーポンをご使用ください。割引額は時々変動します。

■ DVR-D022販売サイト

クーポンコード:d022

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 完全版!ドライブレコーダー メニュー入口

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