※2018年11月28日更新~最新のレビューフォーマットに合わせていくつかの評価項目を追記しました。
「DRV-830」は2017年10月に発売されたケンウッドの水平132°の録画視野角、「2560×1440」の超高解像度録画に対応したハイエンドモデルです。
因みに2018年半ばにケンウッドの広告代理店から製品提供とレビューの依頼を頂いたのですが、既に自己購入&レビュー投稿後の依頼であった為、もちろんお断りしています。
…という訳で誰にも気兼ねする事なく、悪い点はバッサリ斬ります。(笑)
2018年のドライブレコーダーハイエンドクラスの流れ
2018年11月末の時点では、ハイエンドクラスのドライブレコーダーは以下の2つのコンセプトの両方、またはいずれかのもとに開発されている物が目立ちます。
①フルハイビジョンを超える高解像度化
②有事の際の幅広い状況を捉える為の超広角化
高解像度モデルのドラレコと言えば、2017年の初頭に発売されている「2560×1440」の超高解像度録画に対応したユピテルの「DRY-ST7000c」が代表例となりますが、このモデルは駐車監視の際などのナンバー認識精度に特化させる為に高解像度化が図られたモデルです。(駐車監視をするユーザー向け)
ケンウッドの「DRV-830」については、同じく「2560×1440」の録画モードに対応していますが、高解像度化の目的が「DRY-ST7000c」とは異なり、ナンバー認識精度を上げるのではなく、落とさない為の高解像度化モデルと言えます。
というのは…「DRV-830」の録画視野角は水平132°ですが、フルハイビジョンで水平100°のモデルと比較した場合、録画範囲が1.74倍となり、それに対して有効画素数は1.78倍ですので、ナンバー認識精度はフルハイビジョンで水平100°のモデルと大きくは変わらないという事になるからです。
2017年初頭の段階では駐車監視目的のドラレコユーザーの構成が高かったのですが、東名高速の煽り事件以来、車に全く興味がないユーザーが防衛目的の為にドラレコを購入し始めた事で、高精細モデルよりも広角モデルがより人気となっており、2018年11月末の時点では「DRV-830」も含めて、以下の水平132°の超広角モデルが売れ筋となっています。
最も新しいところでは、コムテックが水平132°を更に超える146°のモデルを発売していますので、今後は以下の「HDR852G」の動向も気になるところです。
「DRV-830」のスペックと特徴
「DRV-830」のスペックは以下の通りです。
DRV-830 |
---|
17.10発売 |
2560×1440/27fps/HDR |
LED信号対応 |
録画視野角 水平132° |
microSD付属16GB/128GB |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
衝撃検知/自動起動 |
専用ケーブル CAD-DR100 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
液晶は巨大な3.0インチ
まず、画像を見てもらうと分かると思いますが、本体も比較的大きめで液晶も本体背面の大部分を占めている3.0インチの巨大仕様です。
これはメリット・デメリットがありますが現場での動画の確認が容易であるのが最大のメリット、車によっては運転の邪魔になるのが最大のデメリットでしょう。
相手がある事故の際に明らかに自分の記憶と違う事を相手が主張してきた時、または警察官よる誤認逮捕の際には現場で動画を確認して相手を納得させるのには使いやすそうですね。
これだけ大きい液晶のものをミラー裏に隠すのも勿体ないような?という気もします。
見た目はカッコいいですね、無駄にデカいと感じる人もいるかも知れませんが、そこは好みです。
microSDカードは128GB×2スロット
「DRV-830」は128GBのmicroSDカードスロットを2つ搭載しており、スロット1が一杯になるとスロット2の方に常時録画データのみの保存を開始する仕様のようです。
MAX解像度では最長21時間での録画が可能との事。
また、フレームレートを3/9/27.5の3つから選択する事が可能ですので、microSDカードの容量が小さくても長時間の録画データの保存が出来るようになっています。
安全運転支援機能の種類は3つ
「DRV-830」の安全運転支援機能は「DRV-610」と同様の次の3つの警報です。
- 前方衝突警報
- 車線逸脱警報
- 発進遅れ警報
「DRV-610」の安全運転支援警報がかなり微妙だったので、どこまで煮詰められているかが楽しみですね。
駐車監視機能は何故か残念な事になっている
「DRV-830」の駐車監視はタイマーなしの常時電源ケーブル「CAD-DR100」を使用しますが、衝撃を検知してから電源がオンになり録画を行うタイプのようですので、衝突前の状況は撮影出来ません。
おそらく、タイマーありの動体検知対応モデルで使用する「CAD-DR150」でのバッテリー上がりの事例の報告がが思った以上に多かったのかも知れません。(「CAD-DR150」は途中からカットオフ最低電圧の設定が変更されている)
これは非常に残念なポイントですね。
この価格帯のドライブレコーダーを購入するユーザー層は駐車監視についても万全を期する事を望むと思いますし、「2560×1440」の高解像度が最も力を発揮するシチューションは車のフロント側の左右のバンパーに相手の車のバンパーの端っこが当てられた時です。
この駐車監視の仕様だと、このようなシチュエーションでの重要なシーンを撮り逃す可能性が出てきそうです。
「DRV-830」のレビュー
「DRV-830」の実機テストを実施しましたのでレビューを追記します。
まず、使用前のハードウェアのグレードについての詳細ですが、CMOSセンサーは1/3(おそらく400万画素で有効は368万画素)という事ですので、最近のドライブレコーダーの中では小さい物を使用しています。(最近は1/2.7~2.8が主流)
CMOSセンサーは大きければ大きいほど多くの方法を得る事が可能な為、大きい物の方が高画質になる「可能性」が高くなります。
レンズに関してはF値2.0です。
F値に関しては低い方が多くの光をCMOSセンサーに届ける事が出来ますが、こちらも最近の主流はF値1.8ですので、「DRV-830」はスペック表記だけを見ると、基幹部品はあまりよろしくない印象を受けます。
ただし、今回実際に「DRV-830」を使用してみて強く感じたのは、ソフトウェアの部分でそれぞれのハードウェアが持つ限界性能を最大限に引き出しており、出来上がった映像はなかなか良いものに仕上がっているという点です。(あくまでもドライブレコーダーの実用性という観点では)
ケンウッドのドライブレコーダーに関しては、このところ辛口コメントが多かったのですが、実機に触れてみて色々感心した点も多かったというのが「DRV-830」に対しての雑感です。
デザインとサイズについて
「DRV-830」は大型液晶を搭載した操作性重視のモデルの為、最近主流になって来たコンパクトモデルと比較すると本体は大振りで重量も110gとそれなりにあります。
ユピテルの同格モデルの「DRY-ST7000c」が64gなので、およそ2倍に近い重量です。
最新のコムテック「HDR852G」に比べるとほんの少しだけ小さい感じです。
付属品はシガーケーブル、16GBのmicroSDカード、小振りのマウントの3点になります。
本体は大きいものの、マウントを小型で柄の短いものにした事で、取り付けた感じでは比較的コンパクトにまとまったという印象を受けました。
コペンの柄の短い小さいルームミラー裏にも、どうにか隠すことが出来ました。
また、本体の重量がかなり大きい事から振動が加わった際のマウント以下の揺れやブレが気になりましたが、ボールジョインとの部分がかなり固めの設定となっている為、走行中のブレには強い仕様となっています。
付属のシガー電源コネクタについてはDCプラグでも、miniUSBでもない、3ピン仕様となっています。
駐車監視については別売の専用ケーブルが必要になる為、シガーケーブルのコネクタは2ピンで構わない筈なのですが、おそらく駐車監視に入る条件が「ACC」+「常時」の2系統からの給電が「常時」のみになった時、であろうと思いますので、その仕様に合わせてシガーケーブルも+極2本から給電しているものと思われます。(まあ、プラグを分解すれば構造は分かりますが、あまり意味がないのでしてません)
この端子の部分はおそらく微細なはんだ付けであろうと思われますので、無理に引っ張ったりすると接点不良を起こす可能性があります。
この部分の本体への抜き差しにはかなり気を遣いました。
本体側にも雑に扱って接点が外れないようにケーブルカバーがあります。
カードスロットは向かって左側に2つ、操作ボタン類は右側と下部にあります。
デザインに関しては普通とい言えば普通なのですが、重量がそこそこあり、下部のボタンも丸形となっている為か安っぽく感じるディティールもなく、高級感があると感じました。
一言で表現すると重厚感があるという事かと思います。
インターフェイスは非常に斬新で高評価
インターフェイスに関しては、過去にコムテックの売れ筋モデル「HDR-352GH」のレビューの際に私は以下のような辛口コメントを書いています。
コムテック「HDR-351H/HDR-352GH/HDR-352GHP」のレビュー、評価
「HDR-352GH」は機能や性能面ではかなり評価が高いモデルですが、コムテックも含めてユピテルやセルスターなどのレーダー探知機メーカーの説明書は分厚くわかりにくいです。
そこまで細かく説明書に記載しなければ操作方法が分からないというのは、かなりユーザーを絞る事になります。
趣味的にドライブレコーダーを使用する方なら良いと思いますが、必要に迫られて…という方にはマイナスポイントです。
例えば「おまかせ録画」であるとか、独自の用語をインターフェイスに組み入れるなら、ボアアップなどで画面上に説明を入れないとその度に説明書と睨めっこです。
ドライブレコーダーとレーダー探知機は購買層が全く異なりますし、理想は「説明書を見なくても本体を操作していれば誰にでも操作方法が分かる」という感じじゃないでしょうか?
レーダー探知機メーカー3社のドライブレコーダーは、もう少し説明書やインターフェイスをユーザーにとって親切に感じられる作りにして貰いたいところです。
おそらく「DRV-830」のメインターゲットは「HDR-352GH」の購買層~人気モデルという事から「万人」という事になります。
「HDR-352GH」でダメ出しをしたインターフェイス面ですが、「DRV-830」ではかなり理想に近い仕上がりとなっています。
ボアアップではないですが、メニューの各項目を選択すると下部にその項目の説明が流れますし、操作ボタンについては上に右側と下部に表示されます。
ドライブレコーダーの状態も把握し易いですし、各メニューについても非常に操作がし易く秀逸であると感じました。
取り付けに際しての注意点
「DRV-830」には過去の同社のモデルと同様に各種安全運転支援警報が搭載されています。
ドライブレコーダーをミラー裏に隠した場合には、操作の際に毎回ミラーを跳ね上げる必要がありますが、「DRV-830」については安全運転支援警報の精度を上げる為の複数の調整項目がありますので、説明書にはそれを生かす為に「なるべく車両の真ん中に設置した方が良い」とのアドバイスがあります。
(本体の向きを変えるのではなく、画面上で水平線やボンネットの位置なとをボタンで調整)
地面に対しての角度は本体を左右に振って調整します。
録画視野角と画質ついて
録画視野角については仕様上は水平132°との事ですが、120°のユピテル「DRY-ST7000c」と比較した結果、概ね仕様通りの132°出ている事が確認出来ました。
本来であれば「DRV-830」の一番の競合モデルはコムテックの「HDR-352系」なのかと思うのですが、コムテックからはおそらく「HDR-352系」と同等以上の機能・性能の「HDR-751G」が発売されていますし、ユピテルからもおそらく「DRV-830」の最大の競合になり得る超広角モデル「SN-SV70c」が3月に発売予定となっています。
従って今回に関しては「DRY-ST7000c」との比較を行い、他のモデルとの比較は随時実施していきます。
精細感は今ひとつだが、補正処理が素晴らしい
「DRV-830」は「2560×1440」の高解像度モデルなので、精細感を最大のポイントとして捉えてしまいがちですが、おそらく…ハードウェアはそれなりでソフトウェアでガッツリ補正を入れているタイプである為、この解像度としては精細感は今ひとつです。
録画視野角が広い為、不利になる部分もあるのですが、それを差し引いても全体的に若干くぐもったような印象を受ける動画です。(おそらく明るさを確保する為に露出を上げて強めの補正を入れていると思われる)
ただし、それ以外の部分に関してはかなり秀逸で、白飛び・黒潰れには非常に強いという印象を受けました。
屋内駐車場などでもかなり明るく映ります。
ただし、この条件下でもナンバーの認識精度は「DRY-ST7000c」の方が高いようです。
もともと「DRY-ST7000c」は夕方が苦手なモデルではあるのですが、その時間帯だと「DRV-830」の方が随分明るく見えますね。
夜間になるとそこまで差は顕著ではなくなりますが、「DRV-830」の方が全体的に明るめです。
やはり全体的に白みを帯びている感があり、特性としてはコムテックの「ZDR-012/014」辺りに近い動画であるという印象で、クリア感はありません。
ただし、駐車監視を考慮しないのであれば「広視野角」「明るい」「強烈な補正」と、状況証拠を捉えるのに秀でていますので、事故や煽り運転の状況証拠を抑える目的でドラレコを検討しているユーザーに対しては、おすすめし易いモデルである事は確かです。
ただし、インターフェイスや使い易さなどの面を除いて、純粋な状況把握能力だけを比較すると「HDR-352系」の方が上であるとは感じています。
また、今後発売される「SN-SV70c」についても、個人的な期待値は「DRV-830」の比ではありません。(期待が外れた時が怖いですが…)
なお、「DRV-830」の画質については、後日以下のモデルとも比較を行っています。
■ コムテック超広角・超高解像度ドライブレコーダー「HDR852G」のレビュー、評価
■ ユピテル WiFi対応 スーパーナイトビジョンドラレコ「SN-SV70c」のレビュー、評価
録画のファイル形式と再生について
「DRV-830」は筐体の液晶での再生と専用のPCビュワーでの再生をサポートしていますが、PCの汎用ビュワーやスマホでの再生についてもテストしました。
録画ファイルの拡張子は「MOV」、映像コーデックはH.264、音声コーデックはPCM signed 16-bit(圧縮はしていないのか?)となっています。
ビットレートは17657kbpsとかなり高めですね。
専用のPCビュワーでの再生
「DRV-830」のPC専用ビュワーは以下の「KENWOOD DRIVE REVIEWER」が該当します。
ドラレコビュワーとしての動画再生機能はかなり豊富で、①コマ送り・コマ戻し、②0.5~16倍速再生、③5倍までのデジタルズーム機能などが搭載されています。
その他表示項目はGセンサーグラフ、スピードメーター、地図への走行履歴などがあり、ドラレコのビュワーとしてはほぼ全部アリと言って良いでしょう。
※PCの画面をキャプチャーすると動画の部分が真っ黒になりましたので、モニターを撮影
PC汎用ビュワーでの再生について
PC汎用ビュワーでの再生に関してはWindow 7→10にアップグレードしたPCのメディアプレイヤー12での映像・音声の再生が可能でした。
スマホでの再生について
スマホでの再生に関しては以下のカードリーダー付きのモバイルバッテリーを使用し、iPhone 7での再生が可能でした。
android端末では以下のカードリーダーを使用してXPlaerでの再生が可能でした。(microSDカードスロットでも可能かと)
ただし、動画がカクつきます。(他のプレイヤーでは再生出来ないものもあり、この辺りはプレイヤーと端末によるかも知れません)
安全運転支援機能について
「DRV-830」には過去モデルと同様に「車線逸脱」「前方衝突」「発進遅延」の3つの警報があります。
実際にテストしてみたところ、「車線逸脱」は車線変更時にはほぼ毎回反応し、「発進遅延」は誤報や自車が動いた状態での発報が多過ぎる印象です。
「前方衝突」に関してはほとんど発報しませんが、カーブなどで斜め前方に障害物があると発報する事もあります。
「発進遅延」はオフにして「車線逸脱」「前方衝突」のみをオンにしておく使い方が良さそうな気がしますね。
駐車監視の仕様について
駐車監視については別売の3芯専用ケーブル「CA-DR100」を使用します。
取り付け方法に関しては他社のものと同様になりますので、以下の項目をご参照下さい。
「DRV-830」の駐車監視モードはエンジンオフ(ACCオフ)で起動します。
駐車監視モード中は、内蔵の衝撃センサースイッチのみに通電させて本体は休止状態となっている為、省電力ですが衝撃が加わってから録画開始までに3秒弱のタイムラグが発生します。
駐車監視に関わる設定は、全て本体の液晶画面での操作が可能で、乗車・降車時のキャンセルタイマーも細かく設定可能です。
なお、駐車監視のオン/オフの変更は可能ですが、タイマーとカットオフ電圧の設定項目がない為、オンの場合はオフにするまで延々と待機をし続ける仕様のようです。
おそらく…ですが、センサー待機に使用する電流が暗電流程度と微小な為、カットオフ機能を設けていないのかと思われます。(まあ、それでもバッテリーが上がらないという保証はありません)
■ ドライブレコーダー駐車監視によるバッテリー上がりの4つの原因と6つの対策
駐車中の衝突というのは様々なシチュエーションがありますし、動体検知モデルであればナンバーが映っていたであろうケースでも、この仕様では映らない事もありますので、駐車監視を重視するなら「DRV-830」は外した方が良いと思います。
西日本LED信号の見え方について
本機では西日本エリアでの撮影テストは行っていませんが、同じくケンウッドの27fps機では以下のような見え方になりますので、こちらと同様かと思います。
地デジへのノイズの干渉について
地デジへのノイズの影響はギリギリフルセグが映る場所でも確認出来ませんでした。
※車種やカーナビの種類、アンテナの位置により結果は変わる可能性があります。
仕様外のmicroSDカードについて
「DRV-830」は128GBまでのmicroSDカードがサポートされ、2スロット仕様が可能ですのでこれを超える容量のものは不要かと思いますが、一応参考までに200GBのサンディスクのmicroSDカードで試してみましたが、「対応外のmicroSD」ですのメッセージが流れて使用できませんでした。
「DRV-830」の総評
「DRV-830」の総評としては、良くも悪くも万人向けのモデルであり、おそらくカー用品量販店の店頭での販売に最も適したモデルであると感じました。
ドライブレコーダーの防犯効果がメディアで頻繁に紹介されるようになり、今まであまり興味がなかったが必要に迫られ、さらにネットでは情報収集をせずに店頭で説明を受けてから購入しようと考えている人向けのモデルとしては、最も店員がおすすめし易いモデルと言えます。(店員の知識がなくてもブランド力と高バランスの性能、高級感で購入後の顧客の満足度は最低限確保できる)
ただし、走行中の状況証拠や駐車監視中のナンバー認識精度や録画方法などを考慮すると「DRV-830」よりもユピテル・コムテックのハイエンドモデルの方が優れているかと思います。
「DRV-830」なのは駐車監視を重視せずに、出来るだけ操作が分かり易く取っ付き易いものを好むユーザーですね。
個人的には「DRV-830」にはさほど期待はしていなかったのですが、思ったより全体のバランスが良く、ユーザビリティの高いモデルであると思います。
何の要望も聞かずに、店頭で「10秒以内に一つだけおすすめモデルを答えろ」と言われれば「DRV-830」と答えるかも知れません。(ネットではあまり売れないモデルかも知れない)
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
「DRV-830」と競合するモデルはこちらです。
コメント
初めまして。
現行のアルファードの後方記録用のドラレコを検討しております。
フロントは1年半前からコムテックHDR-352GHPをレーダーと連動で使用しているので、最初はコムテックで合わせようかとも思いましたが連動させるわけではないので統一の必要もなく、他社も使ってみようとドラレコを見ていく中でケンウッドのドラレコを調べているところです。
もしご存じであればぜひお伺いしたいのですが、現行のアルファードのリアガラスはかなり角度が垂直に近いのですが、取付ブラケットの可動域でリヤガラスに張り付けて使えそうな感じでしょうか?
一応、メーカーにも問い合わせブラケットを吊った形で90度近くには持っていけるという回答ではあったのですが。
もしおわかりでしたら是非ご教示ください。宜しくお願いいたします。
いけたか様
水平より下方向にカメラが向きますので、全く問題ありません。空を映したいと言う事でなければ(笑)
https://car-accessory-news.com/wp-content/uploads/2019/10/2019y10m19d_152651570.jpg
「DRV-830」をフロント、リアにつけようかと考えてます。駐車監視は重視してません。夜間走行もそれほど多くありません。車種は日産ノートなので、リアにつけると大きすぎますかね。
タツミ様
「DRV-830」は確かに大きめですが、駐車監視を考えない場合にはバランスの良い機種ですのでアリだと思います。
大きさが気になるかどうかは、ドライバーの性格次第です。
神経質な方は些細な事でも気になりますよね。私はズボラなのでリアのドラレコは景色と一体化します(笑)