iPhoneでカーナビにミラーリングするには、FireTVChromecaast、その他のAnycastなどの出所不明の中華激安ミラーリングガジェット類を使用する方法が接続的にはスマートではあるものの、高速WiFiが完備された家庭内とは異なり、車内で無線ミラーリングを行う為には低速で通信費が高いモバイルルーターなどを使用しなければなりません。

従ってカーナビでiPhoneをミラーリングする方法としてはHDMI変換ケーブルによる有線ミラーリングが最もおすすめですので、この記事では有線接続でカーナビと接続する手順や必要な部材類について解説します。

カーナビ側のHDMI入力の可否

カーナビ側との接続はHDMIの入力ポートを搭載しているモデルであればメーカー指定のHDMIケーブルが必要となります。

各カーナビメーカーのHDMI入力ポートの有無については以下の通りとなります。

・パイオニア楽ナビ~最上位の「AVIC-900系」のみ

パイオニアサイバーナビ~全機種

・パナソニック美優ナビ~ブルーレイ搭載の「CN-RX系」、最上位の「CN-F1XVD」

アルパイン~現行全機種

・ケンウッド彩速ナビ~現行モデルではなし、旧モデルでは歴代Z系「MDV-Z905/W」「MDV-Z904/W」「MDV-Z704/W」「MDV-Z702/W」「MDV-Z701/W」「MDV-Z700/W」がHDMI入力ポート搭載

・イクリプス~歴代非対応

HDMI入力ポート非搭載のモデルに関しては後半で接続手順を説明します。

カーナビ裏に挿すケーブル

各モデルごとのHDMI入力に必要なOPのケーブルは以下の通りとなります。

楽ナビとサイバーナビ

楽ナビとサイバーナビはカーナビ裏に以下の指定ケーブルを接続します。

■ 「AVIC-CZ902/CW902/CL902」取扱説明書

・HDMIケーブル+HDMI to microHDMI変換アダプタ「CD-HM021

・USBライトニングケーブル「CD-IU010

・場合によっては市販のライトニング延長ケーブル

確かHDMIケーブルの「CD-HM021」はmicroHDMIオスto HDMIメスだったかと思いますので市販のオス→オスのロングケーブルを使えば1本で済むかも知れません。

パナソニック美優ナビ

パナソニックの場合には以下の指定のケーブルをカーナビ裏に接続します。

■ パナソニック取扱説明書

・HDMI to HDMIケーブル「CA-LND200D

・充電受けケーブル「CA-LUD200D

こちらもHDMIケーブルは市販の物でも良さそうですがその辺りは自己責任でお願いします。

ケンウッド彩速ナビ

ケンウッドのHDMI入力対応モデルの場合には「KNA-13HC」と言うHDMI to HDMIケーブルを背面に挿します。(充電用のライトニングケーブルはUSBカーナビのUSBポートなどに挿す)

■ ケンウッド取扱説明書 ダウンロード

これはおそらく通常のHDMI to HDMIケーブルでも代用可能かと思いますが、ロック機構による固定の面で不具合は出るかも知れませんので指定品が無難ではありますね。

アルパイン

アルパインの場合には説明書が拾えないのですが以下の適合表に使用するケーブル類の記載があります。

■ アルパインHDMI適合ケーブル

 

・HDMIケーブル「KCU-610HD」

・充電用ライトニングケーブル「KCU-471i」

充電用のケーブルが存在しているという事は背面に直接挿入するものと言う事でしょうか。

HDMI入力ポート非搭載のモデルの場合

HDMI入力ポート非搭載のモデルに関してはRCAやAUX端子によるアナログミラーリングが可能となります。

該当モデルに関しては以下の通りです。

・パイオニア楽ナビ~現行全機種(900系はHDMIにも対応)

・パナソニック美優ナビ~RA/RE系以上(さらに上位はHDMIにも対応)

・ケンウッド彩速ナビ~現行機種は不可、2018年モデルまでのM系とX系(Z系はHDMIにも対応)

・イクリプス~現行全機種

各モデルごとのアナログ入力に必要なOPのケーブルは以下の通りとなります。

・パイオニア楽ナビ~「CD-VRM200

・パナソニック美優ナビ~「CA-LAV200D

・ケンウッド彩速ナビ~「MDV-M系」は「KNA-17AV」、「MDV-X系」は「KNA-15AV

・イクリプス~「KW-1217 VTR

なお、ここでご紹介しているアフターパーツのカーナビ以外のメーカー・ディーラーOPのナビの場合には、以下のビートソニックの入力アダプターでミラーリングが可能になる場合もあります。

車種別の適合に関しては以下のページから確認出来ます。

■ ビートソニック変換アダプター適合検索

また、iPhone側はからはデジタル信号が来ていますのでこれをアナログに変化する以下のコンバーターも必要になります。

接続イメージは以下のような感じになります。

場合によってはRCAケーブルもい必要ですね。

iPhone側と接続するLightning to HDMIアダプタ

さて、カーナビ側の準備はここまでで完了している筈ですので最後にiPhoneとHDMIケーブルを接続しますが、基本はApple純正のアダプタがおすすめで私はこちらを使用しています。

ただし、純正品は物凄く高くデザインも限られていますし車載で使用するには延長ケーブルなどを使わないとアダプタが邪魔になったりします。(笑)

こう言った場合は半額程度で売られており、ケーブルの取り回しも便利そうな中華製の車外品も良いのではないかと思いますね。

ただしこれらのケーブルは液晶に直接HDMI端子を挿入するタイプなのでカーナビ側から来ているHDMIオスをメスに変換するコネクタが別途必要にはなります。

また、注意点として純正アダプタでも全ての動画再生アプリがミラーリング可能は訳ではない事が分かりました。

主な結果は以下の通りで、他の社外品のケーブル類は有料アプリはほとんど再生できない物が多いです。

①Youtube~〇

②Amazon Video~〇

③Netflix~〇

④itunes(予告編のみテスト)~〇

⑤GYAO!~×

⑥~hulu×

⑦AbemaTV~〇

⑧楽天TV~〇

LightningをHDMIに変換するケーブルを実機比較

まとめ

以上、iPhoneでHDMI変換アダプタを使用してカーナビにミラーリングする方法についてご紹介しました。

最近はカーナビだけでなく液晶付きのオーディオユニットでもHDMIポートを搭載しているモデルもありますし、カーナビ自体まだ決まっていないならそちらを検討してみても良いかも知れませんね。

スマホのミラーリングが出来るカーオーディオのまとめ

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ カーナビでミラーリングする方法のまとめ

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