2016年以降に発売されている最近のandroidスマホは、GoogleCastやMiracastなどの無線ミラーリングタイプが主流となっています。

従って有線でmicroUSBをHDMIに変換し、モニター類へのミラーリング出力が可能なものは過去のMHL対応機種に限られると思っていました。

ところが最近テストを行ったandroid搭載のオーディオユニットは、androidスマホのミラーリングだけでなく、操作系も連動する「ミラーリンク」機能を搭載している為、やり方によっては有線ミラーリングも可能である事が分かりました。

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ただし、これはオーディオ側にミラーリングを受け付ける為のアプリが存在しており、そのアプリによって強制的にミラーリングを受け入れられる状態にしているものなので、普通のモニターやカーナビでは有線ミラーリングは出来ません。

…と思っていましたが、今回レビュー依頼を頂いたガジェットを使用すると、microUSB・USB Type-Cポートを搭載したandroidスマホから、通常のモニターやカーナビなどに有線ミラーリングが可能である事が分かりました。

Proaok HDMI変換アダプター

今回サンプルをご提供頂いたのはこちらの製品になります。

なお、この製品はiPhoneで使用するLightningケーブルのHDMIへの変換も可能ですが、iPhoneの場合には純正アダプタ以外を使用するとかなりの高確率でAmazon Videoなどの各種有料アプリのミラーリング再生が出来ませんし、この製品でもYoutube以外の動画再生アプリではミラーリング不可でした。

ただし、androidスマホではAmazon Videoの再生が可能であった為、androidユーザーにおすすめの製品になります。

セット内容とデザイン

こちらのアダプターのセット内容は以下の通りです。

①アダプターボックス~意外とコンパクト

②microUSBケーブル(ボックスとスマホへの給電用)

③ステレオミニプラグケーブル(2m/アダプタにBluetoothが内蔵されている為、普通は使わなくてもOK)

④謎の麻っぽい巾着袋

⑤説明書類

各種ケーブルの接続方法について

各種ケーブル類の接続方法は以下の通りとなります。

音声はHDMIでモニター側に送信されますので、オーディオプラグは別のスピーカーなどから音を再生したい場合にのみ使用します。

スマホ側のケーブルはLightning、microUSB、USB Type-Cが使用可能との事。

iPhoneでのミラーリング手順と使えるアプリ

iPhoneでのミラーリング手順は、HDMI、給電用のmicroUSBケーブルを接続した上で、USB-Cポートにライトニングケーブルを挿し、iPhoneと接続するだけです。

因みにスマホを繋いでいない状態だとモニターには以下のような表示になりますが、スマホを繋ぐとこんなメッセージが出てきて「信頼」を押せばモニターにスマホの画面が出力されます。

Youtubeにやストレージ内の動画ファイルについては、動画も音声もHDMI経由で問題なくフル画面での再生が出来ましたが、有料アプリに関してはほぼ全てが再生不可でした。(おそらくAppleが有線ミラーリング再生させないようにしていると思われる)

①Youtube~〇

②Amazon Video~×

③Netflix~×

④itunes~×

⑤GYAO!~×

⑥hulu~×

⑦AbemaTV~×

⑧楽天TV~×

android端末でのミラーリング手順と使えるアプリ

android端末の場合にはアプリをインストールしないとUSBミラーリングが出来ません。

今回は電源ケーブルがmicroUSBのHuawei「nova lite3」でテストを行いましたが、他のケーブル類を全て接続した状態でスマホと接続を行うと、以下のように専用アプリのインストールを促すメッセージが表示されます。

表示→ダウンロードの順にタップします。

正常にダウンロード出来ない場合にはこのリンクから。

https://www.paplink.cn/Drongscreen.php

ホーム画面から「ダウンロード」のアイコンをタップします。

「Drongscreen.apk」をタップします。

Google Play以外からアプリをインストールする際には以下の警告メッセージが表示されますので、設定を押して許可を行います。

Googleによる提供元の確認が出来ていないアプリ、すなわち「Google Play以外からのダウンロード・インストール」については自己責任でやってくれ」とのメッセージが表示されますので、自己責任でインストールを許可して下さい。(私は安全性は担保しません)

…と言うか、日本で売るなら普通にGoogle Playでダウンロードさせるべきだ思いますね。

アプリをインストールするとUSBへのアクセス権限の付与を求められますので、☑を入れてOKをタップします。

これで接続時に自動的にミラーリングが開始されるようになります。

なお、androidのUSBミラーリングは映像だけとなりますので、音声は別途Bluetoothで本機と接続する必要があります。

動画再生アプリについてはYoutubeとストレージ内の動画は問題なく可能で、Amazon Prime Videoの再生が可能である点がポイントでしょうか。

その他の動画アプリの対応状況は以下の通りでした。

①Youtube~〇

②Amazon Video~〇

③Netflix~×

④Google play ムービー&ミュージック~×

⑤GYAO!~×

⑥hulu~×

⑦AbemaTV~〇

⑧楽天TV~×

最近のandroid端末は2画面表示が可能なものもありますので、こちらのように分割表に対応したアプリを組み合わせて古いカーナビや車載モニターに出力するのも面白いかも知れません。(左がAmazon Prime Video、右がGoogle Map)

最近、諸々のテストの為にHuawei「nova lite3」を使い始めたのですが、やはり車載するならiPhoneよりもandroidスマホの方が色々遊べますね。

このスペックで2万円ちょいってのは流石に安過ぎだろう…と素直に感じています。

まとめ

以上、MHL非対応のandroidスマホをmicroUSBからHDMIに変換して有線ミラーリングする方法と、変換アダプターの使い方についてご紹介しました。

以下のコンバーターを使用する事でカーナビへのアナログ出力も可能かと思いますので、気になる方は合わせてご検討してみては如何でしょうか?

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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