ここ1年半くらいで目を見張る勢いでドライブレコーダーの2カメラ化が進んでいますが、2カメラ型のドライブレコーダーはリアカメラはコンパクトで目立たないものの、フロント筐体部分は2カメラ分の録画を行う為の放熱やノイズ対策で大型化してしまいがちです。

また、2カメラモデルの場合には液晶画面も大型のモデルも多いですが、これも筐体の大型化の要因の一つになっています。

中にはルームミラー裏に綺麗に収まらないモデルも多くなっていますので、この記事ではドライブレコーダーを出来るだけ目立たないように取り付けたい方向けに、小型の液晶または液晶を搭載しないWiFi対応のコンパクトな2カメラモデルを5つご紹介します。

駐車監視をあまり使わない人向け

ここではドライブレコーダーの設置目的として、駐車監視ではなく走行中の状況証拠やナンバー認識を優先的に考えている方向けに以下の3つのモデルをご紹介します。

①ユピテル「SN-TW80d」

②ユピテル「DRY-TW9100d」

③パイオニア「VREC-DZ700DLC」

ユピテル「SN-TW80d」

ユピテルの「SN-TW80d」は前後にフルハイビジョンのSONYの夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーを搭載した、WiFi対応で液晶なしの同社の最上級モデルです。(指定店舗向け)

録画視野角は前後ともに水平127°、合計で254°と現行品の2カメラドライブレコーダーでは最大値を誇り、事故の際の状況認識に最も強い2カメラドライブレコーダーとなります。

駐車監視については手動で切り替えが必要なタイムラプスモード(1秒1コマ撮影)ですので、当て逃げ対策としての駐車監視を最優先に考える方にはおすすめしません。

ユピテル STARVIS対応2カメラドライブレコーダー「SN-TW80d」のレビュー、評価

ユピテル「DRY-TW9100d」

ユピテルの「DRY-TW9100d」は前述の指定店舗向けの「SN-TW80d」を一般店向けにデチューンして性能を落としてあるモデルです。

具体的にはフロントカメラのイメージセンサーをSTARVISに非対応の200万画素のものに変更し、レンズ視野角を落としてある事で、前後の水平録画視野角は117°/127°の合計244°と「SN-TW80d」よりも若干狭くなっています。

ただし、フロントカメラは非STARVISではあるものの、ヘッドライトが点灯している状況での見え方は「SN-TW80d」とほとんど変わらず、差が出るのは夜間の光源が少ない場所での駐車監視のみとなります。

そもそもガチで駐車監視をするユーザーには「SN-TW80d」「DRY-TW9100d」の2モデルはおすすめしていませんので、実用上ではこの2モデルの差は限りなく小さくなりますね。

ユピテル2カメラドライブレコーダー「DRY-TW9100d」のレビュー、評価

パイオニア「VREC-DZ700DLC」

パイオニア「VREC-DZ700DLC」は2019年7月に発売される、前後フルハイビジョンの2カメラSTARVISモデルです。

ユピテルの2モデルが液晶なしであるのに対し、本機は小型の液晶を搭載しています。

録画視野角はフロントが水平130°、リアに関しては予測ですが110°程度になると思われますので、前後の合計は水平240°とユピテルの「DRY-TW9100d」を若干下回る程度となりそうです。

画質的には「SN-TW80d」によく似たものになりそうですのでモロに競合しますね。

駐車監視については衝撃検知後に一定時間の録画を行う方式のみとなっていますので、当て逃げ対策としての駐車監視を最優先に考える方にはおすすめしません。

駐車監視を頻繁に使う人向け

ここでご紹介するモデルは駐車監視の際に「動体検知」+「衝撃検知」の録画方式が選択可能な駐車監視向けの以下の2モデルとなります。

①セイワ「PDR800FR」

②BlackVue「DR750S-2CH」

セイワ「PDR800FR」

セイワの「PDR800FR」は前後ともフルハイビジョンのSTARVIS対応モデルで、液晶を搭載しない平型の筐体デザインとなっています。

録画視野角は前後ともにそれほど広くはありませんが、本機の夜間の暗視能力が最強レベルであり、動体検知・衝撃検知録画にも対応している事から、当て逃げ・防犯対策としての駐車監視には強力な力を発揮します。

セイワ 前後STARVIS搭載 2カメラドライブレコーダー「PDR800FR」のレビュー、評価

BlackVue「DR750S-2CH」

BlackVue「DR750S-2CH」は前後フルハイビジョンのSTARVIS対応モデルで、液晶を搭載しない円筒型のデザインとなっています。

録画視野角は前後ともに水平116°、合計132°となっており2カメラドライブレコーダーとしてはまずまず広めとなっています。

本機の最大の特徴はWiFiだけではなく、周囲のアクセスポイントに接続する事で遠距離からライブビュー視聴、動画の再生、音声の送受信などが可能になる「クラウド機能」に対応している点です。

別途SIMやルーターが必要にはなりますが、異常を検知するとアプリに告知が入りますので防犯面では最強のドラレコと言えるでしょう。

クラウド対応ドライブレコーダー BLACKVUE「DR750S-2CH」のレビュー・評価

まとめ

以上、WiFi対応の2カメラドライブレコーダーについて5つご紹介しました。

最近は前後STARVIS対応などのハイスペック化が進んでおり、価格もそれなりに高くなりがちです。

カメラ性能的にグレードを落として、フロント筐体のサイズにこだわらないのであれば以下のような廉価のモデルも存在してますが、画質面ではここでご紹介しているモデルに比べるとかなりの差があります。

innowaのドライブレコーダー「Journey」、2カメラモデル「Journey Plus」のレビュー、評価

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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