こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
最近、台湾のドラレコメーカーMioのスマートミラーの広告を頻繁に目にするようになりました。
このMioと言うブランドは初期のケンウッド製品をOEM生産(開発も委託されていたように思える)していたと見受けられます。
最近のケンウッド製品に対する関りがあるのかどうかは分かりませんが、現在ではドラレコ、バイク用ドラレコ、スマートミラーなどを自社ブランドで日本向けに展開しています。
今回は同社の製品のうち、最も日本向けの販売に力を入れていると思われる「ER58」についてご紹介します。
「ER58」のスペックと特徴
「ER58」のスペックは以下の表の通りです。
ER58 |
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11.26型液晶 |
フロント:2560×1440/29fps iインナー:2560×1440/29fps リア:2560×1440/29fps |
全国LED信号対応不明 |
録画視野角 未確認 |
WiFiアプリ対応 |
microSD付属64GB/最大512GB |
GPS対応 |
駐車監視モード/自動起動 |
駐車監視録画方式 動体検知 衝撃検知 |
専用ケーブル 同梱 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
「ER58」はフロントのセパレートカメラ+インナーカメラとリアカメラが一体化した、3カメラ構成のスマートミラーです。
保証期間は3年と、日本メーカーの基準に合わせて来ています。
amazonの販売ページとプロダクトページを見る限り、本製品には1,500ニト(カンデラ)の高輝度液晶が使われているようです。
過去にLaBoonでテストしたスマートミラーのうち、オープンカーでの使用に支障がなかったのは、NEOTOKYOのミラーカム3のみですが、ミラーカム3のモニター輝度は1,200カンデラですので、「ER58」の方が明るいモニターと言う事になります。
一方で「ER58」はフロント・インナー・リアカメラの3カメラ構成ですが、全てのカメラが「2560×1440」の高解像度となっています。
スマートミラーとしての用途を考えた場合、高解像度のイメージセンサーは明るさを取り込む能力がフルハイビジョンセンサーに比べると大幅に落ちる事から、個人的には良い選択とは思えません。
ただし、「ER58」の前後カメラに使われている500万画素センサーは、SONYのSTARVIS 2に対応した「IMX675」である事から、チューニング次第ではヘボチューニングのフルハイビジョンのスマートミラー画質を超える可能性は充分あると見ています。
また、リアカメラとインナーカメラが一体化した構造である為、爆光が活かせるオープンカーへの取り付けは難儀するかも知れません。
いずれにしても、コムテック・セルスター・ケンウッド・パイオニアなどの日本の大手メーカーの製品よりも高画質である可能性もありますし、駐車監視の使い勝手も良さそうですので、そのうちレビューするかも知れません。
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