※2018年8月29日更新~SEIWAの夜間特化型STARVIS対応の2カメラドラレコ「PDR800FR」について追記しました。

最近、読者様から年配者向けのドライブレコーダーで、出来るだけ操作が分かり易くフォーマットなどの定期操作が不要なモデルはないか?というご質問を頂きました。

実際のところ、以前からこう言った需要はあるにはあると感じていましたが、パソコンやスマホを利用しない方向けのモデルは、販売チャンネルや情報収集がネットではなくディーラーや実店舗になるであろうと言う前提がありましたので、積極的にはとり上げて来ませんでした。(該当モデルがドラレコとして微妙なスペックである点も勘案してますが)

ただ、今回ご質問頂いた事で、自分ではない年配者が運転する車に設置するドラレコについて、ネットで情報収集をする方も少なからずいらっしゃるようですので、このページでは現時点でmicroSDやSDカードの定期的な「フォーマットが不要」で完全放置が可能なドライブレコーダーについて紹介します。

2018年8月の時点で私が認識している定期的な「フォーマットが不要」なモデルはTCLのスマートレコ、セルスターの比較的新しいモデル、ikeepのモデルなどが挙げられます。

※BLACKVUEのモデルもフォーマット不要を謳っていますが、WiFi前提で機能がマニアックな部分もある為、この記事からは除外します。

TCL スマートレコ「WHSR-510」

スマートレコ「WHSR-510」は「アウディ」「プジョー」「シトロエン」「アルファロメオ」「ボルボ」などの輸入車ディーラーなどがメインの販売チャンネルのモデルです。

私のイメージでは2カメラOP対応の駐車監視特化モデルという括りに入るのですが、タッチパネルでの分かり易い操作、各動作状態の音声でのアナウンスなど、誰にでも簡単に扱う事が出来るという点では過去にテストしてきたモデルの中では最高レベルではないかと思います。

基本的には駐車監視の利便性重視のモデルである為、ケーブルは3芯のシガープラグタイプではないものが付属し、シガープラグタイプの設定そのものがないようなので駐車監視をしないユーザーには向いていない部分もあります。(商品のコンセプトが年配者向けというよりも高級車向けなので、ここで紹介するコンセプトとしては微妙にズレている)

また、このモデルは全ての運用における「利便性」を最大のセールスポイントに置いているモデルなので、録画視野角や夜間の明るさ、逆光補正の強度などに関しては標準+アルファではあるものの、最近の同価格帯のハイエンドモデルには及ばない部分もあります。

フォーマットに関してはおそらく初回のフォーマット時に細かいパーテーションが作られ、録画とフォーマットを自動で行っているようなイメージかと思います。

なお、「WHSR-510」はGPSがOP扱いとなりますが、完全操作不要というところを目指すのであればGPSのOPも検討された方が良いでしょう。

■ スマートレコ「WHSR-510」のレビュー、評価

セルスター2017~2018年モデル

セルスターは2017~2018年モデルでmicroSDカードのメンテナンスフリーモデルを6つ発売していますが、そのうち1つはレーダー探知機連動の液晶なしモデル、1つは車内録画カメラ付きの2カメラモデルとなりますので、スタンダードタイプは4モデルとなります。

このうちの1モデルはGPS非対応となる事から、時刻合わせの必要がないGPS対応のメンテナンスフリーモデルは次の3モデルとなります。

実はこの3つのモデルは性能が悪いドライブレコーダーではないのですが、次の理由で私は注意が必要な部分があります。

  • 同価格帯のドラレコと比べて録画視野角が狭い
  • 同価格帯のドラレコと比べて駐車監視の解像度が低い

基本的にはバランス型の高価格帯モデルは、他社の特化モデルに比べると中途半端になるので性能面では評価が下がります。

ただし、評価する際の最優先ポイントを運用面での完全放置に定め、駐車監視を行わないのであれば、これらの3つのモデルは録画視野角がそれなりに広く、夜間特化の低照度CMOSセンサーを搭載している事から、「高バランスモデルである」と言えるかと思います。

※イメージセンサーは「CSD-670FH」はExmor、それ以外はSTARVIS対応のExmor Rを搭載しています。

また、これらの3モデルは感圧式タッチパネル採用で、液晶もそこそこ大き目の2.4インチとなっていますので操作性の面でも非常に分かり易いのが特徴です。

■ セルスターフォーマットフリードライブレコーダー「CSD-660FH/670FH」のレビュー、評価

■ セルスター2018年モデルドライブレコーダー「CSD-750FHG」

■ セルスター2カメラドライブレコーダー「CSD-790FHG」のレビュー、評価

ikeep「iZ500」

ikeep「iZ500」は韓国の「MK1」と言うブランドを持つCNSと言うメーカーが生産しているOEMモデルになりますが、最大の特徴はタッチの反応に優れた、超大型の静電式タッチパネルを搭載している点になります。

ドライブレコーダーとしては最大級の液晶サイズで、操作性と本体での動画の再生能力に最も優れたモデルではないかと思います。

操作性に特化したフォーマットフリー 2カメラドライブレコーダー ikeep「iZ500-DR」

SEIWA「PDR800FR」

SEIWANの「PDR800FR」は液晶なしのWiFiモデルの為、年配者向けの括りからは外れてくるのですが、フォーマットフリー機能を搭載し、性能・機能の割に価格が安い万能型の2カメラハイエンドモデルです。

あくまでもスマホのアプリでの操作が前提となりますが、アプリのインターフェイスが分かり易く、初心者でも簡単の操作が可能なので、ドラレコ初心者でも無理なく使いこなせる良モデルだと思います。

セイワ 前後STARVIS搭載 2カメラドライブレコーダー「PDR800FR」のレビュー、評価

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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