こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。
MAXWINから60fpsのミラー出力に対応した「MDR-G1011」が発表されています。
製品特徴としては、「MDR-A002」と非常に良く似たものとなっていますが、取り急ぎ製品概要について解説します。
「MDR-G1011」のスペックと特徴
「MDR-G1011」のスペックは以下の表の通りです。
| MDR-G1011 |
|---|
| 10.88型IPS液晶 |
| フロント:1920×1080/27.5fps リア:1920×1080/60fps |
| LED信号対応 |
| レンズ視野角 フロント:未確認 リア:未確認 |
| フロントカメラケーブル?m リアカメラケーブル?m |
| microSD付属?GB/最大128GB |
| GPSは外付け付属 |
| 駐車監視モード |
| 衝撃検知/自動起動 タイムラプス/自動起動 |
| 専用ケーブル 付属 |
| 「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
イメージセンサーはフロントがIMX307、リアがIMX462となっており、「MDR-A002」と同じリアカメラセンサーを使用しています。
ただし、「MDR-A002」より後に発売されたMAXWINと他社の60fps対応のデジタルミラーは、LaBoon!!でテストした限りにおいては、「MDR-A002」に肉薄するような高画質のモデルは一つもありません。
そのような事情から、LaBoon!!では「MDR-A002」をデジタルミラーテストのベンチマークとして使用し続け、高画質を求める場合にはこの製品をおすすめして来ました。
今回は発表されている「MDR-G1011」については、デビュー時の実売価が49,000円から割引クーポン10,000円となっており、実質的には39,000円、保証期間は1年となっています。
デザインの見た目は「MDR-A002」よりも薄型、ディスプレイサイズも8.88型→10.88型と進化しているのは確かです。
しかしながら、画質の面では現段階では何とも言えず、少なくともプロモーション動画の夜間映像を見る限りではリアカメラの映像が「MDR-A002」と比べると暗いと言う印象を受けています。
従って60fpsの純正交換式の駐車監視中向けデジタルミラーと言う条件で、そこまで高画質を求めないのであれば「MDR-G1011」はアリと言えるかも知れませんが、保証期間が1年なのは気がかりなところです。
※最近は海外メーカーでも保証期間を伸ばしているメーカーも増えています。
高画質を求める場合には、LaBoon!!の比較レビューをお待ち頂けると幸いです。
なお、比較レビューについては、現在自社企画ドラレコのデバッグ作業を優先して実施している為、早くても12月中になる予定です。







コメント
レビューを待てなかったので、試してみました。前に使っていたのがLMR-001ですので、そちらとの比較になります。
結論から言えば、ほとんどのユーザにはこれで十分な性能だと思いました。
暗所はやや見えづらいところがありますが、その分熱ノイズも少ないので、見た感じはとても綺麗です。
問題は、実際に60fps出ているのかどうにも怪しい雰囲気なところです。フロントの27.5よりは明らかに滑らかですが、60も出ているようにはとても感じられず、LMR-001の50fpsより低い「気がします」。
とはいえ値段を考えれば何も不満はなく、安っぽくはなりましたがその分薄く表示エリアは広く、ベゼルは狭く本体も軽いので垂れてくることもなく、あとは耐久度だけの問題だけですが、こればかりは使い続けないとわかりません。
総じて、4万円で買えるものとしては悪くないとは思いました。
MAXWINはコストと画質のバランスを考えているようなので、狙い通りですね。
コスパ重視でこの製品も考えていましたが、AmazonでMR PRO2とMR PROが見られるようになっていて 、上下調整以外に左右と傾きの調整も出来るようでめちゃくちゃ気になっています。
性能重視にも揺らぎ始めてしまいました笑
なかなかのお値段ですが…
PRO2はテストしていませんが、PRO系は品質重視で画質重視ではないように思われます。
G1011は画質はそこそこ良いみたいですよ。
ただし、品質面では何とも言えません。