※2023年1月10日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
従来型のカーナビで動画メディアを視聴すると言えば、スタンダードなところではフルセグ地デジ、DVDメディア、そして一部のハイエンドナビではブルーレイが差別化機能として採用されていました。
一方で最近の流れとしては、これらの従来型動画メディアよりも、YouTubeやPrime Videoなどの動画アプリをいかにしてカーナビで視聴するか?と言ったところにユーザーの関心が集まっています。
また、2019年にはパイオニアのサイバーナビがWiFi機能を使って家庭内のレコーダーに保存された動画をカーナビで再生出来るようにするなどの新しい試みを行っており、2022年からはパナソニックもこれに追従する形で似たような機能を実装しています。
この記事の主題はブルーレイですが、ブルーレイを使わずとも最近のカーナビには様々な動画メディアの再生機能がありますので、まずはブルーレイ以外の方法での動画の再生を検討した方が良いでしょう。
ブルーレイ対応のカーナビ
ブルーレイは振動に弱く車載には向かないという弱点がありますので、従来からブルーレイ対応のカーナビはパナソニックの1社のみの展開となっています。
また、今後も拡大よりは縮小傾向が強くなる動画メディアかと思いますが、今回は2023年1月時点でのブルーレイが視聴できるカーナビについてご紹介します。
パナソニック「CN-F1X10BGD」
パナソニックの「CN-F1X10BGD」はアフターパーツの現行モデルのカーナビとしては、唯一ブルーレイの再生に対応しています。
ただし、この製品は同社のカーナビの中でも最上位グレードに当たりますので、ブルーレイの再生だけを目的に購入するのにはコスパが悪すぎます。
ブルーレイの再生機能以外にも、以下の機能をサポートしていますので、総合的に価値を認められる方のみにおすすめです。
外付けドライブでブルーレイを視聴する方法
前述の通り、2023年1月時点ではブルーレイを再生できるカーナビはパナソニックの最上位モデルのみとなっており、コスパが悪い為、ブルーレイの視聴のみにこだわるのであれば、シガー電源に対応している、外付けのポータブルブルーレイプレイヤーの使用がおすすめです。
購入前に確認しておきたいポイントは以下の2つです。
シガー電源について
ブルーレイ再生に必要なポータブルプレイヤーは、車載して使用することも想定されており、シガーケーブルが同梱、さらに電源がない場所でも使えるように、バッテリーを搭載しているモデルも多くなっています。
※車載での使用が前提ですので、シガー電源に対応しているか確認しましょう。
HDMI入力端子を装備しているカーナビの場合
こちらはカーナビ側がHDMI入力に対応している事が前提条件になりますが、HDMI規格でブルーレイ映像をカーナビに出力する場合、信号はデジタル信号になりますので映像・音声をほとんど劣化させずに出力する事ができます。
カーナビがHDMI入力に対応している場合には、ブルーレイプレイヤーもHDMI出力に対応している製品を選びましょう。
HDMIに非対応のカーナビの場合
HDMIに非対応のカーナビの場合には、RCA端子でのアナログ入力になりますので、ブルーレイプレイヤーもRCA端子でのアナログ出力に対応している製品を選びたいところです。(RCAでの入力にすら対応しないナビもあるので注意)
ただし、最近のポータブルプレイヤーは、このようにデジタルのHDMI出力のみとなっている傾向が強く見られます。
このようなケースでブルーレイプレイヤーのHDMIポートから、RCA入力対応のカーナビ映像を出力する為には、以下のようなHDMI to RCAコンバーターが必要になります。
まとめ
以上、ブルーレイ対応のカーナビと外部入力によるブルーレイの再生方法について解説しました。
個人的にはブルーレイ対応のカーナビ自体が非常に高くなっている上、今後は廃止になる可能性も高いと考えていますので、動画メディアは早めにスマホのアプリ、FireTVなどのガジェットに切り替える事をおすすめします。
コメント