※2017年11月4日更新~駐車監視の仕様について、いつの間にかアップデートされていたので追記しました。

コムテックから続々と2017年モデルのドライブレコーダーが発売されています。

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今回発売されているのは液晶搭載のレーダー探知機連動モデルですが、どちらかと言うと液晶搭載の為レーダー探知機との連動性はオマケのようなものでドライブレコーダー単体で運用する方におすすめのモデルです。

レーダー探知機との連動モデルであれば、基本的には液晶を搭載せずに価格を抑えた「ZDR-013」の方がおすすめになります。(最近はHDR-350系も価格が下がっているので良いかも)

■ レーダー探知機相互通信ドライブレコーダー「ZDR-013」の評価、レビュー

「HDR-351H/HDR-352GH/352GHP」の3モデルはカメラとしての基本性能は同等で、GPSの有無や駐車監視用の電圧監視ユニットの有無で型番を分けているようです。

「HDR-351H」「HDR-352GH」「HDR-352GHP」のスペック

これらの3モデルのスペックは以下の表の通りとなります。

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コムテック
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
HDR-351H
HDR-352GH

HDR-352GHP

キャンペーン次第でオートバックスが最安値になる場合あり
17.01発売
参考価格 17.11.04
17,638円18,800円20,980円
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Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080
全国LED信号
29fps
水平130~131°
HDR/WDR
付属8GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPSなしGPSあり
駐車監視モード
常時録画+衝撃センサー
自動起動
専用ケーブル
HDROP-05
専用ケーブル付属
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「351H」と「352GH」との違いはGPSの有無、「352GH」と「352GHP」との違いは電圧管理ユニット&常時電源ケーブルの付属の有無となっています。

コムテックの公式サイトで説明書を見る限り、「352GHP」に同梱されている電圧管理ユニット&常時電源は、他の2モデルで指定されている専用品の「HDROP-05」と同等品であると見受けられます。

従ってこの3モデルは基本的には同じもので、セットによる割引が効いているモデルが「352GHP」であると言えます。

これらの3モデルの特筆すべきポイントは次の2点になります。

  • 水平136°(レンズ)という圧倒的な視野角の広さ(録画は130~131°)
  • 「HDROP-05」による降車時のドアの開閉の衝撃録画のキャンセル

では、次にこの2つのポイントについて私の主観を述べます。

水平131°という圧倒的な視野角の広さのメリットとデメリット

ドライブレコーダーを選ぶ上でのポイントとして、広範囲の状況が録画できる「水平視野角」は広い方が良いという前提でおすすめモデルを紹介してきていますが、実は視野角が広くなる事によるデメリットもあります。

それは限られた解像度の中で視野角を広くし過ぎると、ナンバーなどの認識度が下がる点です。

従っておすすめモデルを比較する際には実際に録画した動画を拡大して文字の認識度をチェックしている訳なのですが、水平視野角131°でどらくらいの精細感を維持できるかが最も気になるポイントになります。

これは実際に実機を使用してみなければ比較が不可能ではありますが。

降車時のドアの開閉の衝撃録画のキャンセル機能

これらの3モデルに駐車監視中の電源を供給する「HDROP-05」には、タイマー機能の他に降車時のドアの開閉による衝撃録画をキャンセルする機能があります。(1~2分間)

乗車時の衝撃はキャンセルできないようですので、やや物足りない部分もありますが、他社のモデルに比べると充分に実用的な機能であると思います。

駐車監視に関しては、まだ未確定の部分もあるのですが今後発売されるコムテックの「ZDR-014」が本体からのタイマー設定などが可能で、降車だけでなく乗車時の衝撃キャンセル機能も実装している筈ですので、駐車監視の利便性を考えるなら「ZDR-014」、走行中の証拠能力を重視するならここで紹介した3モデルがおすすめになりそうです。

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「ZDR-014」については以下の記事で詳しく紹介しています。

■ コムテック「ZDR-012」「ZDR-014」の評価と違い

「HDR-352GH」が手元に届いたのですが…

コムテックのドライブレコーダーは多機能でユーザーの運用状況を考慮した便利な機能が多いのですが、とにかく説明書のボリュームが大きく、仕様が良く分からない部分が多い為、取り付け以前に既にゲンナリしています…。

説明書を見ただけではわからない部分が結構あって、以下の点についてサポートに問い合わせを行いました。

イベント録画中に電源を遮断すると録画が停止する

マニュアルにはバックアップ機能がある為、電源遮断時もデータ保持すると書かれているのでその旨確認したところ、スーパーキャパシタの充電不足ではないか?との回答でした。

丸一日以上使用し続けても症状は変わりませんでしたので初期不良を疑っています。

なお、仕様上は現在録画中のファイルに関しては電源が遮断されても録画が完了するまではキャパシタから電源が供給されるとの事です。

駐車監視の仕様について

駐車監視の仕様はかなり複雑になっています。

説明書が分かりにくかったので(分かりにくいというよりも、何故そんな仕様になっているのかが不可解でした)以下の点について確認しました。

・手動で駐車監視の起動ボタンを押した場合には、1分間のキャンセルタイマー作動の後に駐車監視が開始される。

・自動で駐車監視の開始の場合には、専用の常時ケーブル「HDROP-05」を使用していれば、エンジンオフから5分後に駐車監視が開始される。(キャンセルタイマーなし)

・自動で駐車監視の開始の場合で、専用の常時ケーブル「HDROP-05」を使用し、更にレーダー探知機から電源を供給していた場合にはエンジンオフで自動的に2分のキャンセルタイマーを経て駐車監視モードに入る。

・エンジンオフにすると「HDROP-05」による2分間のキャンセルタイマー後に駐車監視モードが起動

当初はレーダー探知機と相互通信時のみ、エンジンオフでキャンセルタイマーが働いて2分後に起動と言う事でしたが、現在では相互通信をしていなくてもキャンセルタイマーが働く仕様になっています。

※この件については発売当初にカスタマーサービスに要望はしてありました。

 

「HDR-352GH」の画質と視野角の評価

さて、実際に「HDR-352GH」の動画を分析してみました。

「HDR-352GH」はレーダー探知機連動ではなく単体使用が望ましいと考えていましたが、レーダー探知機連動の専用モデルである「ZDR-013」と比べるとかなりの差がありましたので、「ZDR-013」を検討されている方でも「HDR-352GH」を競合モデルとして考える価値があると感じました。

また、「HDR-352GH」は水平視野角131°というとてつもない視野角の広さが売りですので、広角モデルの代表機種であるケンウッドの「DRV-610」との比較も併せて行っています。

水平131°の視野角は鬼レベルだった

ドライブレコーダーの視野角の表記は、レンズの視野角と録画された動画の視野角の2通りの表記方法があり、特に規制はないようですので、表記の仕方はメーカーごとに異なります。

 

「DRV-610」は水平121°という事で標準の100°と比べるとかなり広めの視野角を誇るモデルではありますが、このモデルと比べても「HDR-352GH」の視野角の広さは鬼レベルでした。

 

「DRV-610」も標準的なドライブレコーダーと比べると視野角は広い方ですので、「HDR-352GH」は鬼レベルの視野角の広さと言えますね。

状況の把握という部分では現状最強だと思います。(最強を通り越して最凶です)

視野角の広さの割に精細感は落ちていない

フルHDという限られた解像度の中で、より広い視野角の動画を収めるとなるとナンバーなどを拡大した際の文字の認識精度が気になりますが、動画を比較した限りでは「ZDR-013」よりも上、「DRV-610」よりも下といった感じです。

 

「DRV-610」は解像度が「2304×1296」の中では精細感は高い方ではありませんが、フルHDモデルよりは上と言った感じのモデルです。

従って「HDR-352GH」は視野角が極端に広い割に他のフルHDモデルと比べてもそこまで精細感は落ちていないという事が言えると思います。

HDRによる補正はかなり強め

「HDR-352GH」には同社の他のモデルと同様、逆光補正にHDR/WDRの2通りの設定があります。(多分WDRは補正を入れていない状態)

WDRの状態はまだ本格的に試していないのですが、「HDR」はかなり強烈に補正が入ります。

 

 

特に夜間の補正が半端ではなく、こちらも視野角と同様に「鬼」レベルでした。

 

ただし、強めのHDR補正を入れる事のデメリット出ており、画面が全体的に白っぽくなったり、細かいブロックノイズが出る状況があります。

 

また、周囲の景色も崩れる部分が出てくる事がありますので、状況を抑えるという点においては超広角な録画視野角と合わせて最凶レベルである事は間違いありませんが、ドライブなどの動画を記録するなど趣味的に使用するならHDRはオフにした方が良いと思います。

※ファームウェアVer.1.0.2においてHDR時の画質向上がはかられています。詳しくは記事末を参照

HDRに比べてWDRは残念過ぎる画質

「HDR-352GH」をWDRモードで使用してみたのですが、HDRの鬼レベルの補正能力に対して景色を自然な色合いで撮影する筈のWDRは残念過ぎる画質でした。

全体的に白みがかってぼやけた印象の上に暗く、全く良いところが見当たりません。

 

逆光補正がどうのという以前のレベルだと思います。

 

 

上の動画と同じシーンをHDRで撮影すると下のようになります。

 

昼間の同じ場所、同じ時間での違いを見ると分かり易いかも知れません。(上がHDR・下がWDR)

全体的にWDRは白く曇っている感じでHDRの方はクリアな印象を受けますね。

全然綺麗じゃないですし、このモードでドライブなどの際に動画を撮影しようとは思いません。

何を意図してWDRモードの設定を残しているのかが疑問です。

microSDカードのテスト状況

「HDR-352GH」は標準では32GBまでのmicroSDカードの使用が可能となっていますが、64GB・128GB・200GBのmicroSDカードがドライブレコーダー本体のフォーマット機能によるフォーマットで使用出来ました。

コムテックHDR-352GH 標準32GBまで
64GBTeam 64GB

Team 64GB
TOSHIBA 64GB
(30MB/S)

TOSHIBA 64GB(30MB/S)
Transcend 64GB

Transcend 64GB
SanDisk 64GB

SanDisk 64GB
使用フォーマッター未確認ドラレコ○未確認未確認
128GBTeam 128GB

Team 128GB
TOSHIBA 128GB
(48MB/s)

TOSHIBA 128GB (48MB/s)
Transcend 128GB

Transcend 128GB

SanDisk 128GB

SanDisk 128GB
使用フォーマッタードラレコ○ドラレコ○ドラレコ○ドラレコ○
200GB---SanDisk 200GB

使用フォーマッター---ドラレコ○
〇の物は1時間以上の正常な動作・再生を確認

「ZDR-013」では64GB以上は全てエラーを吐いていたので何か仕様が変わったのでしょうか。

「HDR-352GH」の総評

ざっと「HDR-352GH」の動画を分析しての感想を述べましたが、「HDR-352GH」は良いところも悪いところも際立っているドライブレコーダーだと感じました。

良い点と残念な点をまとめると以下の通りになります。

「HDR-352GH」のおすすめポイント

「HDR-352GH」のおすすめポイントは、131°という鬼レベルの水平視野角と、HDRの鬼レベルの逆光補正の仕様です。

この2つによって、いかなるシチュエーションにおいても全体の状況を幅広く捉える事が可能なため、ドライブレコーダーに求められる能力の一部分においては確かに最凶レベルの性能であると言えます。

また、駐車監視に関しても降車時のキャンセルタイマー機能を搭載していますし、専用の常時ケーブル「HDROP-05」を使用することで電圧・タイマーなどの細かい設定が可能ですが、「HDROP-05」の衝撃検知からの本体起動機能は使用不可です。

この辺りの仕様は複雑なので、以下のページでコムテックのそれぞれのドライブレコーダーの駐車監視の仕様についてまとめています。

■ 分かりにくいコムテックドライブレコーダーの駐車監視の仕様について解説!!

「HDR-352GH」の残念なポイント

「HDR-352GH」の残念なポイントは、WDRモードが貧弱な点と仕様や説明書が複雑でわかりにくい点です。

「HDR-352GH」には「HDR」「WDR」の2つの逆光補正機能があります。

「HDR」は複数の画像を合成し、1枚の画像とすることで全体を満遍なく見易くする機能ですが、強めの補正を入れれば入れるほどハードウェアに負荷が掛かり、ノイズが入ったり不自然な映像になり易くなります。

「WDR」での撮影について

「WDR」はソフトウェアではなくハードウェアのレンズやCMOSセンサーの性能で、明るい部分と暗い部分に幅広く対応しつつ、自然に近い色合いの映像を維持するものです。

「HDR-352GH」の説明書には「WDR」について以下のように書かれています。

しかしながら、実際の動画を見てみると全体的に白みががってぼんやり暗くなってしまっています。

「HDR」での撮影について

「HDR」が鮮明だから良いのでは?と思うかも知れませんが、「HDR-352GH」の「HDR」はハードウェアへの負荷が高すぎて明るさの補正は抜群ではあるものの、かなり細部の映像が崩れてしまっています。

従って風景の撮影には向いていません。

本来なら風景の撮影に向いているはずの「WDR」もこのような状態ですので、「HDR-352GH」は風景の撮影には向いていないドライブレコーダーと言えます。

※ファームウェアVer.1.0.2においてHDR時の画質向上がはかられています。詳しくは記事末を参照

とにかく仕様がわかりにくい

「HDR-352GH」は機能や性能面ではかなり評価が高いモデルですが、コムテックも含めてユピテルやセルスターなどのレーダー探知機メーカーの説明書は分厚くわかりにくいです。

そこまで細かく説明書に記載しなければ操作方法が分からないと言うのは、かなりユーザーを絞る事になります。

趣味的にドライブレコーダーを使用する方なら良いと思いますが、必要に迫られて…という方にはマイナスポイントです。

例えば「おまかせ録画」であるとか、独自の用語をインターフェイスに組み入れるなら、ボアアップなどで画面上に説明を入れないとその度に説明書と睨めっこです。

ドライブレコーダーとレーダー探知機は購買層が全く異なりますし、理想は「説明書を見なくても本体を操作していれば誰にでも操作方法が分かる」という感じじゃないでしょうか?

レーダー探知機メーカー3社のドライブレコーダーは、もう少し説明書やインターフェイスをユーザーにとって親切に感じられる作りにして貰いたいところです。

「HDR-352GH」は超分かりにくいのが弱点

「HDR-352GH」、万人が必要であろうドライブレコーダーの状況証拠に関わる部分、つまり視野角の広さとHDRによる逆光補正~これはかなり素晴らしいと思います。

ただし、説明書や仕様の複雑さが全く万人向けではありません。

一方で、説明書や仕様が複雑でも趣味的にドライブレコーダーを使用する人であれば、楽しく充分に使いこなせる事でしょう。

ところが趣味的にドライブレコーダーを使用する人ならば、状況証拠が高いというだけでなく、風景も綺麗に撮影したいと考えるのが普通だと思います。(少なくとも私はそう考えます)

まとめると

  • 機能や性能面は万人向け
  • 仕様や説明書がマニア向け

と言ったところになります。

普通の人には性能や機能面では必要充分以上ですが、とても分かりにくい仕様のモデルです。

 

走行中の状況証拠能力に関しては2017年11月段階でも最高レベルかと思いますので、この分かりにくさをどう捉えるかですね。

 

とにかく高い状況証拠を求めつつ、説明書と睨めっこする根気がある方にはかなりおすすめであることは間違いありませんが初心者にはかなりとっつきにいかも知れません。

まあ、現状4ヶ月連続で人気トップなので初心者の方でも意外と簡単に使用出来ているのかも知れません。

ファーウェア「Ver .1.0.2」の適用で弱点がなくなった

4月?に公開された「HDR-351H/HDR-352GH/HDR-352GHP」のHDR時の画質改善のファームウェアについて読者の方から情報を頂きましたので、実際にどの程度画質が改善されているか試してみました。

以前の問題点はHDR補正が強くかかると、昼夜を問わず全体的に画像が崩れるという点でした。

この動画を見て頂くとわかると思いますが、昼夜ともにブロックノイズが超軽減されています。

街路樹の木漏れ日の中を走行した時は細部の崩れはありますが、これはどのドライブレコーダーでもそれなりに発生します。(おそらくファイル容量の圧縮などが原因かと思います。パパゴのGS S30などは無理に圧縮しないのでそうでもない)

■ ミドル級ドライブレコーダー5機種をぶった斬る!!

夜間に関してはかなり光源の絞りが強くなっており、ヘッドライトなどは青く見えますので、証拠能力は高いですが夜景撮影には向いていない感じます。

「HDR-352GH」をモバイルバッテリーで駆動させることが出来た

コムテックのドライブレコーダーは12V出力の為、モバイルバッテリーでの駆動は不可だと思っていましたが、以下の方法で外部バッテリーでの駆動と駐車監視が可能でした。

■ コムテックのドライブレコーダーの駐車監視が可能な外付けバッテリー

(編集長:Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■「1万円程度で買えるドライブレコーダー」おすすめ6選

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

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