※2018年2月5日更新~「DRV-230」発売につき、記述を追加しました。

ケンウッドからコンパクトタイプのドライブレコーダー、「DRV-320/325」の廉価バージョンである「DRV-230」が2018年1月に発表されています。

上位モデルである「DRV-320/325」とのハードウェアの違いはGPSの有無となります。(付属microSDカードは16GB)

「DRV-230/320/325」のスペック

元の「DRV-320/325」は2016年9月に発売されていますので、およそ1年半後のモデル追加となります。

これら3モデルのスペックは以下の通りです。

KENWOOD
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DRV-230
DRV-320
ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-320
DRV-325
ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-325
18.02発売16.09発売16.09発売
参考価格 16.09.13
14,904円13,280円14,870円
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Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080/27.5fps
録画視野角 水平100°
HDR
付属16GB付属8GB付属32GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS非対応GPS内蔵
駐車監視機能
衝撃検知+動体検知
自動起動
内蔵バッテリー25分
専用ケーブル
CA-DR150
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「DRV-230/320/325」の実機レビュー

実機レビューについては2016年の発売当初のもので、それぞれのベースとなる「DRV-320」を使用しています。

※最後の総評に2018年1月のドラレコ市場の全体から見た評価を追記しています。

見た目のスペック的には2015年モデルの「KNA-DR350」とほぼ同等ですが、コンパクトさ以外にもイマイチだった画質の部分で正常進化を遂げている印象です。

機能面では新しく追加されたものなどはありません。

デザインはコンパクトだが、ややボッテリ感がある

「KNA-DR350」と比べると一回り小さくなりましたが、奥行きがそこそこある為、ボテッとした感があります。(写真左側)

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同じくパパゴのコンパクトタイプのドライブレコーダー、「GoSafe 388mini」と比較すると厚みが目立ちます。(写真左側)

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2016-09-13-00-32-03

マウントが「KNA-DR350」の使いまわしなので、本体のコンパクトさが生かし切れていないのも残念な点です。

とは言え、取り付けた感じでは「KNA-DR350」よりも随分目立たなく、視界の妨げにもならないようになっています。(写真撮影の為、ミラーを撥ね上げて上げていますが、ほとんどの車種でミラー裏に隠せるでしょう)

2016-09-13-14-22-50

正面から見た場合、厚みはあまり気にする必要もないと思いますので、コンパクトタイプのドライブレコーダーとしての役割はしっかり果たせていると思います。

画質は明らかに改善されている

当初、「KNA-DR350」を小さくしただけのモデルかと思いましたが、画質はかなり改善されています。

また、CPUの処理速度、明るさ、色合いとHDRの効かせ方についても自然な感じになったと思います。

看板の文字なのの精細感も「DRV-325/320」の方がやや上です。

2016y09m13d_195552778

駐車監視についても利便性が高い

「DRV-325/320」はケンウッドの三芯常時ケーブル「CA-DR150」の使用が可能で、このケーブルを使用する事で長時間の駐車監視にも対応します。

駐車監視の起動方法については、手動で切り替え、車からの給電が切れた時に自動で切り替え、常時電源ケーブルを使用している際には、5分間振動を検知しない状態が続くと自動で切り替えとなります。

従って、エンジンオフで5分間常時録画、その後動体検知による駐車監視に移行すると言う事になります。

「CA-DR150」のタイマーの方も6・12・24時間から選ぶことが可能ですので、状況に合わせて時間を設定出来るもの便利です。

ケンウッド(KENWOOD) ドライブレコーダー 電源ケーブルCA-DR150
ケンウッド(KENWOOD) ドライブレコーダー 電源ケーブルCA-DR150

ボタンが側面で操作性はイマイチ

本体が小さいので自ずとボタンも小さくなり、しかも側面についているのでおしにくく、操作性は良いとは言えません。

とは言え、駐車監視は自動ですので、通常の使用を想定するのであれば、ボタンを操作するのは駐車監視をしたくない時、つまり自宅の駐車場で車を降りる際に手動で電源をオフにするケースくらいでしょうか。

競合するのはパパゴの「GoSafe 388mini」

コンパクトタイプのドライブレコーダーというカテゴリーでは、「DRV-325/320」と似たモデルにパパゴの「GoSafe 388mini」というモデルがあります。

この二つのモデルを比較すると以下のような形になります。

画質は「GoSafe 388mini」の方が上

「KNA-DR350」よりも画質が向上した「DRV-325/320」ですが、色彩や精細感、明るさなどについては「GoSafe 388mini」の方に分があります。

 

夜間も「GoSafe 388mini」の方が明るく見易いと思います。

逆光補正は「GoSafe 388mini」の方がやや弱い部分がありますが、逆光補正の強さは画質を落とす要因にもなりますのでバランスの取り方次第といったところでしょう。

 

視野角については「GoSafe 388mini」の方が若干広めです。

駐車監視については「DRV-325/320」の方が便利

カメラの性能、つまりハードウェア自体は「GoSafe 388mini」の方が上ですが、駐車監視に関わる利便性とソフトウェアの面では「DRV-325/320」の方が良く考えられていて便利です。

「GoSafe 388mini」の駐車監視が、駐車前に手動で動体検知モードを選択し、発車時に常時録画モードに戻す操作が必要です。

一方で「DRV-325/320」の場合には、自動で駐車監視に入り、発車時も自動で常時録画モードに戻ります。

自宅駐車場では電源を切るなら、その操作は必要ですが、一度の外出につき1回の操作で済みます。

人が操作した方が都合が良い部分が無い限り、機械が出来る事は機械に任せるというのが、利便性を追求する上ではかなり重要なポイントになると思いますので、この部分では「DRV-325/320」の方が上です。

付加機能については「GoSafe 388mini」の方が豊富

「GoSafe 388mini」には、速度標識の読み取り、発進遅延警告、マイナスイオン効果など、豊富な付加機能が搭載されています。

特に速度標識の読み取りに関しては意図せぬスピード違反の抑止につながりますので、安全性を考えるならおすすめの機能です。

コストパフォーマンスでは「GoSafe 388mini」

「GoSafe 388mini」はGPSユニットがオプション扱いになっていますので、GPSを前提とするなら本体が15,000円弱+4,000円+常時ケーブル1,800円で20,800円となります。

一方で価格が安い方の「DRV-320」は本体18,000円+常時ケーブル6,000円で24,000円程度となります。

また、GPS自体は必ずしも必須ではないので、GPSなしで考えるなら「GoSafe 388mini」は16,800円で駐車監視の運用まで可能となっています。

コストパフォーマンスで選ぶなら「GoSafe 388mini」、駐車監視の利便性で選ぶなら「DRV-320/325」といったところでしょう。

64GB 128GBのmicroSDカードの使用状況について

「DRV-320」は32GBまでのmicroSDカードが使用可能となっていますが、本体でのフォーマットで以下のmicroSDカードの1時間程度の録画を確認したところ、問題は発生しませんでした。

ケンウッドDRV-320 標準32GBまで
128GBTeam 128GB

Team 128GB
TOSHIBA 128GB
(48MB/s)

TOSHIBA 128GB (48MB/s)
Transcend 128GB

Transcend 128GB

SanDisk 128GB

SanDisk 128GB
本体でのフォーマット
200GB---SanDisk 200GB

本体でのフォーマット---
ユーザー様より以下のものも本体フォーマットで使用可との報告あり
Kingston microSDXCカード 64GB
Kingston microSDXCカード 128GB
SanDisk microSDXC Ultra 80MB/s 64GB

■ ケンウッドのドライブレコーダーの駐車監視が可能な外付けバッテリー

「DRV-230/320/325」の総評

総評に関しては2018年2月の段階での再評価となります。

発売当初は先代と比べて画質で大きな進化が見られた「DRV-32系」ですが、発売から1年半が経過し通常であれば既にモデルチェンジが必要な時期に差し掛かっています。

この系統は知名度の高いケンウッドブランドで、インターフェイスの分かり易さ、操作性などの面では日本メーカーならではの特徴を維持していますが、画質面や録画視野角の部分を考えるとその後に発売されたコムテックやユピテルの同グレードのモデルに劣ります。

■ コムテックのドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて説明

■ ユピテルのドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて説明

また、エントリー・スタンダードグレードのドライブレコーダーは、安価で高性能な中国メーカーのモデルの人気も上昇しています。

■ 「海外のドライブレコーダーメーカー」の記事一覧

 

2018年1月末にそろそろモデルチェンジが必要であろうか?と私が感じている「DRV-320/325」に下のグレードのGPSなしモデルである「DRV-230」を追加してきている訳ですが、価格帯的には1万円~1万2,000円程度まで下がればおすすめとなります。

最近の似たようなコンパクトモデルでは、2017年12月にTA-Creativeから400万画素で「2560×1440」の解像度に対応した水平録画視野角113°の「TA-011C」が発売されています。

■ TA-Creative「TA-011C」のレビュー、評価

このタイミングでなぜ「DRV-230」なのか?

あくまでも推察ではありますが、ケンウッドはかつては横綱相撲をとっていたエントリー・スタンダードグレードでの勝負を回避しましたね。

「DRV-320/325」の売上もかなり落ちている筈ですが、このクラスの品揃えを完全になくしてしまうのはどうか?というところで、おそらくほとんど全てのパーツを共有できる下位グレードの「DRV-230」を設定し、販売を継続したい意向なのではないかと思われます。

ただし、このグレードは他社の層が最も厚く、価格以外での差別化が難しい部分ですのでこのまま埋もれてしまう可能性もありますね。

とは言え、ケンウッドの製品はカーナビなども含めてインターフェイスなどは非常に分かり易く洗練されていますので、機械モノが苦手で止む無くドラレコの装着を検討している方には扱い易いモデルである事は確かです。(面白味は全くないですが)

(編集長 Omi)

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