最近、イエローハットで販売されているazurブランドのドラレコについてのご質問が増えて来ましたので、人気のありそうなもの(おすすめ出来そうなもの)に絞ってご紹介します。
まず第一弾としては、見た目のスペックがなかなか素晴らしい、STARVIS対応の2カメラドラレコのazur「DRX-GFR02」をとり上げます。
「DRX-GFR02」のスペック
「DRX-GFR02」のスペックは以下の表の通りです。
DRX-GFR02 |
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19.03?発売 |
フロント:1920×1080/27.5fps/WDR リア:1920×1080/27.5fps/WDR |
LED信号対応 |
レンズ視野角 フロント:対角167° リア:対角153° |
リアカメラケーブル6m |
microSD付属16GB |
microSD最大128GB |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
衝撃検知/自動起動 |
専用ケーブル DRC-P01 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
録画視野角の表記はなく、レンズ視野角が対角で前:167°、後:153°となっていますので、そこそこ録画視野角も広そうな印象です。
なお、STARVIS対応のセンサーを使用しているのはフロントカメラのみで、リアは通常のExmorとなっていますので、特性としては以下の2カメラモデルと近そうですね。
■ パパゴ STARVIS対応の2カメラドラレコ「GoSafe S70GS1」
■ STARVIS対応の中華2カメラドライブレコーダーYAZACO「YA-670」
「DRX-GFR02」の画質について
画質についてはプロダクトページにサンプル動画がアップされています。
ネオンや街灯が多い場所の撮影シーンしかありませんので、STARVISならではの暗視能力の部分はどの程度のものかは分かりません。
最近発売されているSTARVISではない、IMX323を使用しているドラレコでもネオンや街灯が多い場所ではこの程度の明るさが確保できる物も多いので、STARVISをセールスポイントにするならもう少し暗いシーンの比較映像が欲しかったですね。
「DRX-GFR02」の駐車監視の仕様について
「DEX-GFR02」の駐車監視の録画方式は衝撃検知後に30秒間の録画を行うものとなっており、OP扱いである専用のケーブル「DRC-P01」を使用します。
この方式だと衝突前の映像は映りませんし、監視中の衝撃を検知するGセンサーの感度がどの程度の範囲で調整が可能かも不明ですので、駐車監視を検討している場合には事前に最寄りのイエローハット店舗で挙動を確認させて貰いましょう。
「DRX-GFR02」の安全運転支援機能について
「DRX-GFR02」の安全運転支援機能については、以下の4つが実装されています。
①車線逸脱警告
②前方衝突警告
③長時間運転警告
④速度超過警告(設定速度を超えた場合)
⑤ヘッドライト未点灯警告
単眼カメラのドラレコの場合には警報の精度はそれほど高くない事が分かっていますので、この手の機能はオマケと割り切った方が良いと思います。
まとめ
以上、azur「DRX-GFR02」の特徴の概要についてご紹介しました。
本機は液晶サイズも3.0型とドラレコとしてはかなり大き目の部類に入り、動画の視認性は良さそうです。
STARVIS機としての実力は未知数ではあるものの、録画視野角も広そうですし価格帯を考えるとそれほど高くはありませんので、コスパは高そうですね。
後は気になる点として、おそらくこの製品は中国工場のODM生産品かと思いますので地デジへのノイズ対策がコムテック・ユピテル・セルスター・ケンウッドなどの大手の2カメラモデルと比べてどうか?というところですね。
同水準の対策が施されているようなら大したもんです!
購入を検討されているなら、ノイズの状況も一度店舗で確認させてもらうと良いでしょう。確認させて貰えないというのであれば、実店舗販売の意味ナシ夫君ですね。(笑)
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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