こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
アルパインのドライブレコーダーは2019年までは自社カーナビ連動モデルしかなかったと記憶していいますが、2020年7月に単体で動作する2カメラモデル「DVR-C310R」が発売されています。
2020年モデルとしては他にもドラレコ連動モデルとして「DVR-C320R」(WiFi)、「DVR-C370」(液晶)の2つの製品が発売されており、それぞれ画質や機能面が異なるようです。
今回ご紹介するスタンドアローン型の「DVR-C310R」は、仕様の概要を見る限りグレード的には3モデルの中で一番下になるようです。
3つ製品の違い
今回発表されている3つの製品の仕様の違いはこちらの通りです。
DVR-C310R | DVR-C370R | DVR-C320R | |
---|---|---|---|
ナビ連動 | × | ◯ | ◯ |
解像度 | 前後:1920×1080/29fps | ||
視野角 | 前:対角144° 後:対角140° | 前:対角143° 後:対角160° | 前:対角144° 後:対角160° |
補正 | WDR | WDR | HDR |
GPS | 別体付属 | 別体付属 | 内蔵 |
WiFi | ◯ | × | ◯ |
フォーマット不要 | ◯ | ◯ | ◯ |
スーパーナイトビジョン | × | ◯ | ◯ |
駐車監視 | 動体検知+衝撃検知 | 動体検知+衝撃検知 タイムラプス+衝撃検知 | 動体検知+衝撃検知 タイムラプス+衝撃検知 |
このうち、「DVR-C310R」のスペック詳細です。
DVR-C310R |
---|
20.07発売 |
フロント:1920×1080/29fps/WDR リア:1920×1080/29fps/WDR |
LED信号対応 |
視野角 フロント:対角144° リア:対角140° |
microSD付属32GB/最大128GB |
フォーマット不要 |
GPS別体付属 |
WiFi対応/液晶なし |
駐車監視モード |
動体検知+衝撃検知/自動起動 |
専用ケーブル付属(3芯) |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
「DVR-C310R」は液晶なしのWiFiモデルで、GPSは日本のメーカーとしては珍しい別体タイプとなっています。
付属ケーブルは駐車監視に必要な3芯ケーブルとなるようです。
確実な事は言えないですが、リアカメラ・GPS・録画ファイル構成などを見ると、セルスターなどのように韓国系のメーカーが深く関わってそうな印象です。(どっかのOEMだと思いますけど)
…と思ったらやはりそうでした。
THINKWARE自体はドラレコ王国の韓国でもアッパーの製品しか売らない巨大メーカーですし、同社のOEM品であるセイワの「PDR800FR」は発売から2年以上経っても高評価を維持してる製品ですが、アルパインの「DVR-C310R」はベースがTHINKWARE下位モデルの「FA200」という製品です。
なので私は一気に興味が失せました。これは要らない(笑)
これならセイワのSTARVIS対応の「PDR800FR」の方が良いです。ベースがこっちなので。
駐車監視について
駐車監視については他のTHINKWARE製品と同様に、安定の動体検知+衝撃検知となっており使い勝手の良い仕様です。
ただ、繰り返しになりますが、セイワの「PDR800FR」がTHINKWAREの上位機種のOEMなのでこの製品を買うなら「PDR800FR」をおすすめします。
アルパインはしょっぱい事しますね・・・。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント