「Y-230d」「SN-TW85d」ユピテルから大型液晶の2カメラドライブレコーダー発売

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

ユピテルと言えば、WiFi対応、非対応に関わらず、コンパクトな筐体に小型のディスプレイを搭載、またはディスプレイを搭載しないドライブレコーダーを主力の製品として販売して来たメーカーで、この点を差別化ポイントとしてブランドイメージを作り上げてきたメーカーとの印象を強く持っていますが、そんなユピテルから初の3.0型大型液晶を採用した2カメラドライブレコーダー「Y-230d」「SN-TW85d」の2機種が発表されています。

「Y-230d」「SN-TW85d」の素性は過去にテストしたある系統の製品の大型液晶版と見られる為、レビューの予定はありませんが、この記事では本製品の製品概要にいて解説します。

「Y-230d」「SN-TW85d」のスペックと特徴

「Y-230d」「SN-TW85d」は基本仕様が共通する販路違いのモデルで、付属するmicroSDカードの容量が異なります。(「SN-TW85d」が32GB)

Y-230/SN-TW85d
22.03?発売
フロント:1920×1080/28fps/HDR
リア:1920×1080/27.5fps/HDR
録画視野角
フロント:水平135°
リア:水平130°
LED信号対応
microSD付属16GB(32GB)/最大128GB
リアカメラケーブル9m
GPS内蔵
フォーマット不要
駐車監視モード
常時録画+衝撃検知/自動起動
タイムラプス+衝撃検知/手動起動
専用ケーブル
OP-VMU01
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

これら2つのベースとなっているのは、ユピテルの2カメラドラレコとしては第4世代に当たる、「SN-TW9600dp」「SN-TW9600d」「Y-200R」「SN-TW78d」「Y-100c」などの一群です。

ユピテル 2021年モデルSTARVIS 2カメラドラレコ「SN-TW9600dp」「SN-TW9600d」「Y-200R」「SN-TW78d」「Y-100c」
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※これらの製品はmicroSDカードのフォーマット不要(回数低減)でしたが、「Y-230d」「SN-TW85d」ではフォーマット不要と表記されています。

ユピテルのドライブレコーダーは、中国生産が主力であり、韓国系メーカーのOEMモデルと考えられる「Y-300R」の系統である第5世代の一群を私は高く評価しています。

実機レビュー ユピテル 2021年モデルSTARVIS 2カメラドラレコ 第二弾!「WDT700c」「SN-TW9900d」「Y-300C」「Y-300dp」「Y-300R」「Y-210R」の評価
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「Y-230d」「SN-TW85d」は一世代前の中国背景の製品なので、画質の面ではこちらに近いものと考えられ、現在の2カメラドラレコの中では微妙な評価になる可能性があります。

実機レビュー ユピテル 最新STARVIS 2カメラドラレコ「SN-TW9500d」「SN-TW9500dP」の評価
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駐車監視について

駐車監視については専用のタイマーユニット「OP-VMU01」と合わせて運用する事で、手動切り替えの1fpsタイムラプスモードを使用可能です。

タイムラプスモードを起動させる為にはエンジンOFFの前後にボタンを長押しし、タイムラプスモードを終了する場合にも同様にボタンの長押しが必要です。

まとめ

以上、「Y-230d」「SN-TW85d」の製品概要について解説しました。

3.0型の大型液晶を打ち出すくらいなら、韓国ではスタンダードな3.5型タッチパネル液晶を採用したモデルを「Y-300R」の系統を開発した韓国メーカーでOEM生産すれば良いのでは?と私は考えます。

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