「T800」70maiの2025年向けハイエンドドラレコ 前後4K+室内FHD

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ここ数年間で中華メーカーのドラレコはVANTRUE製品が最も性能や多様性の面で業界をリードしていると感じていましたが、最近では70maiが「A810」「A800SE」などの高画質ドラレコをリリースし、その勢力図が変わろうとしてるいます。

廉価モデルの「A800SE」はイマイチな部分もありますが、「A810」は4Kモデルとしては画質の面では業界最高峰、ただし録画視野角の面で3カメラ以上の製品には及ばずとの評価でした。

そこで今回登場したのが、録画視野角の欠点を補う為に3カメラ化しつつ、前後カメラを4Kとした「T800」です。

私はリアカメラのナンバー認識精度はそれほど重要視しておらず、その部分のリソースを他の機能・性能に回すべきとの考えを持っていますが(マージンを多く取る日本メーカーはどこもその考え)、同社の「A810」、「A800SE」のフロント4Kカメラの画質を見る限り、VANTRUEの競合モデルの画質を超える可能性が大きいと感じています。

そこでこの記事では10月中のVANTRUE製品との比較レビューを前提に「T800」の製品概要について解説します。

「T800」のスペックと特徴

「T800」のスペックは以下の表の通りです。

T800
25.08?発売
フロント:3840×2160/25fps?
リア:3840×2160/25fps?
インナー:1920×1080/25fps?
LED信号対応不明
レンズ視野角
前:対角146°
後:対角146°
中:対角147°
リアカメラケーブル6m
延長ケーブル3.5m
microSD付属512GB/最大512GB
GPS対応
駐車監視モード
タイムラプス?/衝撃検知
専用ケーブルはOP
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

イメージセンサーは前後カメラのみ800万画素のSONY STARVIS 2対応のIMX678、インナーカメラは未表記となります。

※私の知る限り、STARVIS 2センサーの3CH化に必要なプログラムがSONY側から配布されていない為、STARVIS 2×3CHは現在のところ不可

レンズ視野角が3CHとも対角146~147°との事ですので、水平録画視野角は110°~120°程度になろうかと思います。

インナーカメラの録画視野角は、水平140°~150°程度ないと前席のサイドガラスが半分程度しか映らない為、録画視野角の面ではまだVANTRUEのN5Sにアドバンテージがありそうです。

駐車監視については詳しい説明がありませんが、おそらく「A800SE」と同様の衝撃検知、タイムラプスに対応していると考えられます。

保証期間が3年となっていますので、そろそろVANTRUEも考えるべき時に来ていると感じます。

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