※2025年6月2日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
レーダー探知機を選ぶ際、最も重視されるのはネズミ捕りや移動オービスなどの取締りに対する警報距離と精度でしょう。
これに関しては最近の数年間で、各メーカー・モデル間の性能差が縮まったり開いたりしていますが、今回はそれ以外の部分-便利機能の一つであるフルマップレーダースキャン機能に注目し、2025年時点の主要メーカーの対応モデルやその特徴を解説します。
フルマップレーダースキャン機能とは
通常のレーダー探知機は、周辺の取締ポイントを音声で警報します。
しかし、フルマップレーダースキャン機能では、これに加えて地図上に取締ポイントを表示。自車の位置と照らし合わせて視覚的に確認できます。
この機能があれば、進行方向だけでなく、交差点を曲がった先などの取締ポイントも確認できるため、警報をより的確に把握できます。
音声だけだと「どこに反応しているのか」が分かりづらい場面がありますが、フルマップ機能があれば「自分に関係ある警報か」がすぐに判断出来るのが最大のメリットです。
ユピテルのフルマップ機能
ユピテルは、地図デザインにこだわりを持っているのが特徴です。
カーナビに近い見やすい配色と、昼夜の見やすさを考慮した配色切り替えが用意されています。これにより、昼間も夜間も直感的にポイントを把握できます。
2025年モデルでは、ユピテルの全モデルにフルマップレーダースキャン機能が標準装備されています。走行中に地図を確認しやすく、複雑な取締ポイントも把握しやすいのが大きな魅力です。

セルスターのフルマップ機能
セルスターのフルマップ機能は、表示デザインがシンプルで無機質な印象があります。
見た目の好みが分かれる部分ですが、地図の縮尺を拡大すると、情報が多くゴチャゴチャしてしまう場合もあります。
ただ、基本的な機能性には問題はなく、正確な警報はしっかり行われます。
フルマップ対応モデルは、スタンダードグレード以上の「AR」型番から始まるモデルに搭載されています。

ブリッツの表示機能
2025年の最新モデルを含めて、歴代のブリッツのモデルにはフルマップレーダースキャン機能はありません。
取締ポイントは方角と距離での警報表示のみで、詳細な地図表示はありません。
リスト表示で確認はできますが、進行方向に沿った位置関係がつかみにくいのが弱点です。
とはいえ、ブリッツは他に「GPSデータ更新費が無料」「ネットを活用した周囲の車両の警報情報の拡大」など、コスト面や対応力で優れたポイントもあります。
フルマップ機能が必要ない方には十分魅力的だと思います。

フルマップ機能は必要か?
フルマップ機能は必須機能ではありませんが、あれば視覚的な安心感が高まります。
走行中にどこに反応しているか分かることで、不要な警戒を減らせるのは大きなメリットです。
一方で、シンプルな警報で十分という方は、フルマップ機能のないモデルでも問題ないかもしれません。必要に応じて自分の運転スタイルや利用シーンに合わせて選ぶのがポイントです。
まとめ
2025年版のレーダー探知機のフルマップレーダースキャン機能について、各社の対応状況や特徴をご紹介しました。
見やすさや地図表示にこだわるならユピテル、シンプルで無駄のない表示が好みならブリッツ、その中間ならセルスターと、選び方も多様です。
私自身はフルマップ対応モデルが好みですが、ご自分に合ったモデルを見つけて、快適で安心なドライブをお楽しみください!

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