JVCからSTARVIS 2カメラドラレコ「GC-TR100」が発売!

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

JVCはかつての日本ビクター株式会社と株式会社ケンウッドの経営統合によって誕生したJVCケンウッドのAV家電部隊ですが、何故か「KENWOOD」ブランドに先行して「Everio」ブランドで2カメラSTARVISドラレコ「GC-TR100」が発売されています。(STARVISはフロントのみ)

過去には「KENWOOD」ブランドのドラレコをブランドだけ「Everio」に変えてで売っていたような製品も見受けられましたが、最近では生産の背景なども含めて、「KENWOOD」ブランドとはまた違ったものを提案して行こうという意気込みが感じられます。

と言いつつ、後で「KENWOOD」ブランドからも似たような製品が発売されるかも知れませんが(笑)

「GC-TR100」のスペックを見る限り、ドラレコ本家の「KENWOOD」よりも実用性が高そうな印象を受けましたので、ざっくりとその特徴を見てみましょう。

「GC-TR100」のスペック

「GC-TR100」のスペックは以下の表の通りです。

GC-TR100
20.02発売
フロント:1920×1080/28fps/WDR
リア:1920×1080/28fps/WDR
録画視野角
フロント:水平135°
リア:水平120°
LED信号対応
microSD付属16GB/最大32GB
GPS内蔵
衝撃検知/自動起動
専用ケーブル
CU-BC100
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

あくまでも仕様表の数値ではありますが、前後の録画視野角がやたらと広く、フロントが水平135°、リアが水平120°となっており、フロントカメラのみ夜間特化型のSONYのSTARVIS対応イメージセンサーを搭載しているようです。

最近はSTARVISセンサーでも大して明るくないもの、STARVIS以外でもかなり明るいものも増えていますので、スペックだけでは画質は判断出来ませんが、視野角が広く価格もそれほど高くないので、そこそこの明るさがあれば意外とおすすめモデルになるかも知れません。

5つの安全運転支援機能

「GC-TR100」には「KENWOOD」のドラレコの上位モデルに多く見られる5つの安全運転支援機能が搭載されています。

①車線逸脱警告

②前方衝突警告(前車との距離が20m以下で警告)

③リフレッシュ警告(1/2/3時間指定の運転時間を超えると警告)

④速度警告(指定の速度以上で警告)

⑤ヘッドライトつけ忘れ警告

単眼カメラであるドラレコのこの手の警告は、車種別に取り付け位置やカメラの角度を指定しなければ高い精度は望めませんので、過度な期待は禁物です。

駐車監視機能について

「GC-TR100」の駐車監視機能では、以下のOPケーブルを使用します。

このケーブルで車のバッテリーから待機に必要な微電流を流し、衝撃を検知した後に起動→30秒の録画を行いますので、バッテリーへの負荷は少ないものの、監視能力は高いとは言えません。

まとめ

以上、「GC-TR100」の特徴についてご紹介しました。

実際に映像を見てみなければ何とも言えませんが、意外と本家「KENWOOD」ブランドよりも高性能である可能性はありますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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