コムテックの新型360°ドラレコ「HDR361GW」発売の意図が分からない件

こんにちは!Omiです。

コムテックの360°ドラレコと言えば、2021年2月に発売された4K相当の解像度での出力に対応した「ZDR037」が、ケンウッド・ユピテルのライバル機種と比べるとナンバー認識精度、夜間の明るさの面で頭2つほど抜け出ていた為に高評価とさせて頂いています。

この「ZDR037」には下位グレードに「HDR360GW」と言う製品があり、これはケンウッド・ユピテルのライバル機種と比べると夜間の明るさでやや劣る、と言った特性であった為、「ZDR037」の登場に伴って過去の遺物となるだろうと予測していました。

※360°+リアカメラの製品はカテゴリー全体がハイエンドに属するものである上、ドラレコ全体の中でもまだまだ課題の多い発展途上カテゴリーなので、購入を検討するユーザー層の特徴を考えると多少安かったとしても私には旧式をおすすめしようとは思えません。

このように「HDR360GW」の系統は「ZDR037」の完全下位互換的な特性となってしまった為、今後のモデルチェンジは難しいと考えていたのですが、なぜか後継機の「HDR361GW」が発表されてます。(笑)

「HDR361GW」のスペック

「HDR361GW」のスペックはこちらの表の通りです。

HDR361GW
21.06発売
1856×1856/27.5fps/HDR/WDR
1920×1080/28fps/HDR
フロント:500万画素CMOS
LED信号対応
前:180°×240°
後:水平136°
microSD付属32GB/最大128GB
フォーマット不要
GPS内蔵
駐車監視モード
常時録画+衝撃録画(5fps)/自動起動
専用ケーブル
HDROP-014
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

カメラ使用は先代の「HDR360GW」と全く同等ですが、microSDカードのフォーマット不要機能が追加され、扱えるmicroSDカードの最大容量も128GBまでアップしています。

先代の「HDR360GW」もファームアップデートで128GBまで対応となりましたので、実質的な違いは「フォーマット不要機能」が追加された点のみとなりそうです。

「HDR361GW」をおすすめする事はないです

なお、「ZDR037」のテストの際にもちろん「HDR360GW」との画質の比較も行っており、このようにナンバー認識精度と夜間の明るさの面で大きな差が出ています。

「HDR360GW」は3万円台前半ともともと高い価格帯になっている上に、追加で7,000円出せば上位の「ZDR037」が買えてしまいます。

「HDR361GW」が「ZDR037」の半額程度で買えるなら、両方をおすすめする事もあるかも知れませんが、今の「HDR360GW」価格帯を引き継ぐようであれば、私がこの製品をおすすめする事はまずないでしょう。

誰をターゲットにして「ZDR037」との差別化をどのように行いたいのかが全く見えてこない「とりあえず作っちゃった、弊社はドラレコ人気メーカーだしオートバックスに置いとけば情報弱者の方に売れるでしょ!」系の製品のように見受けられます。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

360度の全方位録画が出来るおすすめドライブレコーダーのまとめ
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コメント

  1. 水野 より:

    「ZDR037」を購入しましたが、形としては「HDR360」の方が操作しやすそうなのとカメラの調整方法が好みなので、「HDR361GW」が発表されたときは、「ZDR037」の内容で新型になったんだ、もう少し待てばよかった、と思いました。
    しかし、スペックを見たところ、「HDR360」と何が違うの?と感じましたね。
    ある意味「良かった」と思いましたが(笑)

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