※2025年12月28日更新:実機レビューを開始しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。
MAXWINから60fps出力に対応した純正ミラー交換タイプのデジタルミラー「MDR-PRO2」が発売されています。
MAXWINからは過去に60fpsモデルのデジタルミラーが複数発売されており、今回発売された「MDR-PRO2」は、2022年モデルの「MDR-PRO1」の後継機に当たります。
ここまでの同社の60fpsデジタルミラーの主なラインナップは、
- デジタルミラー画質とドラレコ機能を重視した純正ミラー交換式:MDR-A002
- デジタルミラー画質とドラレコ機能を重視した貼付型:MDR-G1011
- 品質を重視した:MDR-PRO1
となっており、品質が不安定な中華製品の中でも機能や画質のクオリティをスポイルして品質を向上させたのがPROシリーズであると見られます。
「MDR-PRO1」は品質面では期待していたものの、リアカメラのドラレコ映像がミラーに映し出される範囲に限定されるうえ、デジタルミラーとしての画質も「MDR-A002」に大きく見劣りする事から、私自身としては「MDR-A002」との比較レビューは実施していません。

しかしながら、今回発表されている「MDR-PRO2」については、私が問題視していたドラレコ機能がフル画面録画に改善され、「MDR-PRO1」のデビューから3年と言う歳月を経た事から、デジタルミラー画質についても「MDR-PRO2」に肉薄、またはこれを超えていると期待されます。
※現時点では何のテストしていません。
取り急ぎ後日レビューを前提に「MDR-PRO2」の製品概要について見ておきます。
「MDR-PRO2」のスペックと特徴
「MDR-PRO2」のスペックは以下の表の通りです。
| MDR-PRO2 |
|---|
| 9.2型IPS液晶 1920×384 |
| フロント:1920×1080/27.5fps リア:1920×1080fps |
| LED信号対応 |
| 録画視野角 フロント:水平110°×垂直55° リア:水平70°×垂直38° |
| フロントカメラケーブル?m リアカメラケーブル?m |
| microSD付属64GB/最大128GB |
| GPSはサポートせず? |
| 駐車監視モード |
| 衝撃検知/自動起動 |
| 専用ケーブル 付属 |
| 「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
ドライブレコーダーとしてはフロントカメラは水平110°、リアカメラは水平70°と、リアカメラの視野角が狭いのが特徴です。
また、仕様表にはGPSに関する記述が無いため、GPSには非対応と考えられます。
操作系はタッチパネルではなく、4ボタンによる操作になりますが、説明書を見ると長押し操作を多用するため、いちいち操作方法を覚えられない私が苦手とする系統です。
※セルスターなども同様。
ただし、タッチパネルモデルと通常のIPSディスプレイモデルでは、製品の寿命や動作の安定性が大きく異なる可能性があり、日本メーカーでもこれらを重視する製品ではタッチパネルを採用していません。
この辺りは好みの問題ですので、ボタン操作がNGな方は避けた方が良いでしょう。
多少の不便さを許容しても、動作の安定性と製品寿命を重視される方は検討の価値があると思います。
実際の安定性や製品寿命に関しては分かりませんが、製品登録をする事で保証期間は3年となりますので、少なくとも3年は安心です。
画質面については後日のレビューを予定しています。
付属品とデザインについて
今回はメーカー提供サンプルにて実機レビューを行いました。
セット内容については以下の通りです。
・ミラー台座
・フロントカメラ
・リアカメラ
・リアカメラ接続ケーブル(7.5m)
・3芯電源ケーブル
・車外取り付け用リアカメラケース
・車外取り付け用リアカメラヒートシンク
・車内取付用リアカメラ角度調整ステー
・配線レール
・リアカメラ接続用FAKRAコネクタ
・64GBのmicroSD
・ゴムバンド
・その他取り付け用品
・取扱説明書
ミラー型筐体
ミラー型筐体のデザインは先代と同様のスリムな逆台形タイプ
下部には4つのボタン
上部にはmicroSDカードスロット
背面の基板に直接フロントカメラ、リアカメラの同軸ケーブルを接続する仕様です。
本体から伸びているカプラーケーブルは、電源ケーブルとOPの一部車両向けの純正サイドミラー自動防眩機能を殺さない為のカプラーケーブルの2本です。
フロントカメラ、リアカメラ
フロントカメラは配線レールと一体化したスマートタイプ
リアカメラはやや大振りなカバーで室内の反射を防止します。
リアカメラ中継ケーブル
リアカメラ中継ケーブルは、7.5mの同軸ケーブルです。
30アルファ―ドの場合、配線を上から這わせないとフロント筐体まで微妙に届きそうにない感じでした。
電源ケーブル
電源ケーブルは駐車監視に対応した3芯タイプで、別途ACC線・BATT線の低背ヒューズケーブルがが付属します。
ヒューズ容量は、ACCが1A、BATTが2A
取付けについて
今回は30系アルファ―ドに「MDR-PRO2」の取付を行いました。(画質の比較のために「MDR-A002」の下に吊り下げ)
一般的な2カメラドライブレコーダーの取り付け手順はこちらの記事で解説しています。

車外リアカメラケースへの換装
私の個人的な画質の評価は、過去にほぼ全てのデジタルミラーで車外>車内であり、後続車の防眩は高い位置>低い位置でしたので、今回も車外のリアスポ下にリアカメラを取り付けました。
そのためには車内リアカメラケースからカメラを取り出して、車外用のケースに収納する必要があります。
まずは、車内ケースのネジをいくつか外します。
ヒートシンクのネジも外します。
ヒートシンクを車外用に変更します。
車外ケースに固定して入れ替え完了です。
ケーブルがこのように上面から飛び出てしまうため、両面テープはケーブルの太さを考慮して一層目のスポンジタイプと二層目の粘着タイプが付属します。
なお、このカメラケースは角度の調整が出来ません。
30系アルファ―ドのリアスポは上向きの傾斜がきついため、そのままでは映像範囲が合わず、汎用のステーを使用してカメラの向きを調整しました。
ステーと言うよりもただのアルミ板ですが(-_-;)
インターフェイスについて
「MDR-PRO2」の電源ONからの起動時間は1秒程度と、ほぼ即時と言った感じです。
画面に表示されている時刻やアイコンは設定で消す事が可能です。
操作性に関しては、何がどの操作に対応するボタンなのか画面に案内も出ないため、かなりストレスが溜まりました。
バックカメラ機能について
一般的な中華スマートミラーは、バック信号線を取る事でバックギアに連動して映像を下方向に自動で切り替え、ガイド線を出すことが出来ますが、本製品にはこの機能はありません。(大手日本メーカーの製品もバックカメラ機能はない事が多い)
スマートミラー機能について
スマートミラーとしての画質は、「MDR-A002A」と以下の項目についてと比較します。
- 視野角と後続車両との距離感
- 映像の滑らかさ
- 画面の明るさ、反射のしにくさ
- 昼間の逆光補正
- 夜間のヘッドライトの防眩効果
- 暗い場所での明るさ
視野角と後続車両との距離感
「MDR-A002」は拡大設定にて視野角を大幅に調整出来るモデルですが、「MDR-PRO2」では調整幅が極端に狭く、ほぼ固定倍率と評価します。
お互い1倍では以下のような見え方です。
「MDR-A002」では、後続車の大きさがほぼ純正ミラーと同じ程度まで拡大が可能ですが「MDR-PRO2」はほとんど変わりません。
以下、「MDR-PRO2」の拡大倍率調整の様子です。
映像の滑らかさ
コンテンツ準備中
画面の明るさ、反射のしにくさ
コンテンツ準備中
昼間の逆光補正
コンテンツ準備中
夜間のヘッドライトの防眩効果
コンテンツ準備中
夜間の市街地での明るさ
コンテンツ準備中
暗い場所での明るさ
コンテンツ準備中
ドライブレコーダーとしての画質について
ドライブレコーダー画質は、以下のポイントについて「MDR-A002A」と前後カメラを比較しましす。
・逆光補正能力
・ナンバー読み取り精度
・夜間の明るさ
録画視野角について
コンテンツ準備中
逆光補正能力について
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ナンバー読み取り精度について
コンテンツ準備中
夜間の明るさについて
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動画ファイルの再生方法について
コンテンツ準備中
ミラー液晶での再生について
コンテンツ準備中
PC汎用ビュワーでの再生について
コンテンツ準備中
フレームレートとLED信号の映り方について
コンテンツ準備中
駐車監の仕様について
コンテンツ準備中
地デジへのノイズの影響について
コンテンツ準備中
「ER58」の総評
コンテンツ準備中






























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