リアルタイム追跡が可能なGPSトラッカーを車載し、車両盗難に備える方法について解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

数年前から、車両のセキュリティ・盗難対策として、モバイル回線を使用したGPSトラッカーによるリアルタイム追跡サービスが増えて来ました。

このようなサービスとしては、トヨタの展開するT-Connectや、ドラレコにこのような機能を付帯させた製品も販売されていますが、今回は市販のGPSトラッカーを使って出来るだけ安価にリアルタイムの車両追跡を行う方法を試してみました。

GPSトラッカーは本体+通信費+バッテリー容量で価格が決まる?

本体内部にモバイル通信機能を備えたGPSトラッカーには、一般用途向け、車載用、ペット等など、様々な製品がありますが、一般的には用途を限定せずに専門性が薄い一般用途向けの方が安価な傾向があります。

また、リアルタイムでのGPSトラッキングには4G通信が必須となる事から、通信プランの内容によって大きく価格が左右されます。

そして車載向けの製品については、長時間の連続駆動が要求される事から、そこそこ容量が大きいバッテリーを搭載する製品では価格が高めに設定されている事が多いようです。

例えば、安価な製品としてはこちらのソフトバンクが展開する「どこかなGPS」が代表的なサービスとして挙げられます。

一方で車載向け特化の製品としては、3.5万円程度で30Wクラスの大容量バッテリーを搭載した製品「TRKM-110」なども販売されています。

因みに通信費の方は、「どこかなGPS」が2年分、「TRKM-110」は1年分が価格に含まれており、その後は「どこかなGPS」が5,280円/年、「TRKM-110」は6,600円/年が別途必要になります。

今回選んだのはソフトバンクの「どこかなGPS」

こちらは車載での使用を前提とはしていませんので、内蔵バッテリーは必要最小限の397mAh、3.6Vの電池であれば1.4Wh程度、この電力で4~7日間の駆動が可能との事です。

現在地の更新間隔は3分と長めです。

類似品のmixi「みてねみまもりGPS 第2世代」では、現在地の更新間隔を最小で1.5分に設定する事が可能で、バッテリー容量も2000mAh/7Whクラス、最大で1~2ヶ月の連続駆動が可能ですが、価格は通信費を含まない4,224円+通信費6,336円/年の設定ですので、コスパは圧倒的にソフトバンクの「どこかなGPS」の方が勝っています。

「どこかなGPS」のデザインとセット内容

「どこかなGPS」のセット内容はこちらの通りです。

・GPS本体
・Type A to C充電ケーブル
・取扱説明書

「どこかなGPS」のセットアップ手順

「どこかなGPS」のセットアップセット手順は、付属の説明書に丁寧な解説がありますので、詳細はそちらを見て頂くとして、大まかな流れはこちらの通りとなります。

・本体の充電
・スマホにアプリをインストール
 ・アプリとの連携

なお、本製品は車載での使用を前提とはしていないと思いますが、使用目的のアンケートには車載使用も選択が可能でした。

「どこかなGPS」の設定と通知

「どこかなGPS」では、次の5つの条件でメール、またはプッシュ通知のON/OFFを設定する事が出来ます。

登録ポイントはこのように地図上、または住所から半径100m~1kmの範囲で指定出来ます。

なお、リアルタイムでのGPS位置確認は最大で3分のタイムラグがあります。

メールでの通知は即時なのか、最大3分後なのか未確認。

※車内に設置して車で移動中には、スマホとのBluetooth通信が生きていますので、通知はされない仕様(たぶん)→されてました。

GPS位置確認は最短、基地局を使用する設定にしておきましょう。

車両の常時電源で「どこかなGPS」を駆動させる方法

ソフトバンクの「どこかなGPS」は、導入コスト・運用コストの低さが魅力ですが、内蔵バッテリーの容量の小ささが最大の弱点ですので、この部分カバーする為に車両のバッテリーから電力を供給してやる必要があります。

車両のバッテリーから電力を供給する際には、このような市販のシガーソケットタイプの常時電源ケーブル+シガーチャージャーを組み合わせる方法が一番簡単ですのでおすすめです。

車のバッテリーから電力を供給する場合、バッテリー上がりを防ぐ為に電圧が一定値以下に下がった時に自動で電力を遮断する、電圧カットオフシステムが必要ですので、このようなケーブルでカットオフ電圧を設定しましょう。

このケーブルの根元はの3色のケーブルに分岐していますが、これをこちらのようなヒューズ電源取り出しケーブルなどを使ってヒューズボックス内のヒューズに接続します。

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・黄色:BATT、常時電源系統のヒューズ
・赤:ACC(アクセサリー)系統のヒューズ
・黒:GND、ボディアース(車体の金属剥きだし部分に固定されているボルト)

「どこかなGPS」は目立たない位置に置く

車両盗難対策を目的に車内「どこかなGPS」を設置するのであれば、本体は出来るだけ目立たない位置に設置したいところです。

ヒューズボックスの位置との兼ね合いもありますが、グローブボックス裏や内装パネルに埋め込んでしまうのも手です。

まとめ

以上、安価でリアルタイム追跡が可能なGPSトラッカーを車載し、車両盗難に備える方法について解説しました。

ジャミングを行ってくるようなプロの窃盗団には無力ですが、それはT-Connectなどの高額のサービスも同様ですので、その点は理解しておきましょう。

コメント

  1. HCR32 より:

    どこかなGPSは初めて知りました。
    2年間月額料金が不要で3年目からでも年間1万円少々と安価なのと、
    GPSが受信できない時はおよそですが基地局での位置から
    判明するのは魅力的ですね。

    私はGPS追跡装置はココセコムを利用しています。
    カーセキュリティ専門店で、車のバッテリーから電源をとる方法で設置してもらいました。
    まだ位置情報を見たことがないので、何をやっているのやら(笑)
    月額税込み1,320円から(私の場合、昨年11月取り付けで税込み990円)かかるのと
    バッテリーを3年くらいで交換するのががネックですが、
    どの程度の効果があるか不明ですが、駆けつけサービスがあるのが魅力でした。
    https://www.855756.com/car/ichijouhou/

    その他ではご存じかもしれませんが、Monimotoというのがあります。
    バイク用がメインですが、自動車に使用している人もいるようです。
    こちらは2ヶ月後から費用がかかりますが年額約5,500円と、
    長期的にみると、どこかなGPSを下回る運用が可能かもしれません。
    https://monimoto.jp/?ref=3

    • ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 管理人Omi より:

      HCR32様
      ココセコムは元祖って感じで知名度高いですよね。
      車じゃないヤツは昔前職の会社でで使ってた事がありました。

      Monimotoは知りませんでしたが、本体が高いですね(笑)
      知り合いのライダーにも意見を聞いてみます。

  2. HCR32 より:

    Monimoto、初期投資費用を失念しておりました。

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