FRCから販売されている、フォーマット不要機能を搭載した2カメラドライブレコーダーについてご質問を頂きましたので、特徴をまとめてみました。
日本製で3年保証との事ですが、仕様を見る限りはおそらく韓国系の企画のモデルであると考えられます。
「FC-DR212W」のスペック
「FC-DR212W」のスペックは以下の表の通りです。
FC-DR212W |
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19.0?発売 |
フロント:1920×1080/27.5fps/WDR リア:1280×720/27fps/WDR |
LED信号対応 |
フロントレンズ視野角:水平110° リアレン視野角:水平103° |
付属16GB |
最大32GB |
microSDフォーマット不要 |
GPSは外付けOP |
駐車監視モード |
動体検知 衝撃検知 |
自動起動 |
専用ケーブル DC-4PK |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
特筆すべきポイントとしては、比較的大き目の2.7型の液晶モニターとフォーマット不要機能を搭載している点の2つが挙げられます。
フロントカメラは200万画素のフルハイビジョンですが、リアに関しては100万画素のHD画質となっており、韓国系にありがちな液晶タッチパネルには対応していませんので、ちょっと中途半端な感は否めませんね。
画質の特徴について
画質については公式サイトにサンプル動画がアップされています。
録画視野角はフロント水平110°、リア103°ですのでそれほど広くはありません。
昼間の映像に関してはやはりリアが100万画素という事でやや粗さを感じますね。
夜間については前後ともに、標準的なドライブレコーダーよりも暗めの印象です。
駐車監視の仕様について
駐車監視については専用のOPケーブルを使用します。
エンジンOFFで動体検知+衝撃検知の駐車監視モードが自動で起動し、再度エンジンをONにすると動体・衝撃検知のイベント発生のアナウンス後に走行時の常時録画に戻ります。
タイマー等の設定項目については説明書に記載がありませんので不明です。
まとめ
以上、FRCの2カメラドライブレコーダー「FC-DR212W」について特徴をざっくりとご紹介しました。
この手の韓国系のモデルも最近は前後フルハイビジョン化が進んでおり、3.0型以上の大型タッチパネル液晶+フォーマット不要機能などをセールスポイントとして、ディーラーなどでの取り扱いが増えています。
「FC-DR212W」については規格的に旧式な感が強く、価格もそれほど安い訳ではありませんので、おすすめするポイントがほぼ見当たらない状況ですね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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