9月4日のパナソニックStrada美優ナビの2019年モデルの製品発表会の際にカーナビ連動型のドライブレコーダー「CA-DR03TD」「CA-DR03D」が展示されていたものの、正式スペックは未発表でしたが、パナソニックの公式サイトにプロダクトページが作成されていましたので、ざっくりと特徴を調べてみました。
カーナビ連動型のドラレコはパイオニア・ケンウッド・イクリプス・アルパインなど、各社力を入れているゾーンですが、特に今回発表されている2カメラタイプの「CA-DR03TD」は本体とカメラがセパレートの3ピース構造で、ケンウッドの最新モデル「DRV-MN940」ともろに特徴が被っています。
「CA-DR03TD」「CA-DR03D」のスペック
「CA-DR3TD」は3ピースの2カメラ、「CA-DR03D」は1カメラで筐体デザインは全く異なりますが、中身は同じカメラのようです。
CA-DR03TD | CA-DR03D |
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19.11発売 | |
フロント:1920×1080/28fps リア:1920×1080/28fps | 1920×1080/28fps |
LED信号対応 | |
録画視野角 フロント:水平117° リア:水平117° | 水平117° |
microSD付属16GB | |
microSD最大128GB | |
GPSはナビ吸出し? | |
駐車監視モード | |
衝撃検知/自動起動 | |
専用ケーブル 付属 |
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「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
両モデルの基本仕様はほぼ同じで、「CA-DR03D」にはリアカメラに関わる機能がないと言ったところのようです。
ドラレコとしての基本スペックはレンズがF値1.2とあまり見慣れない明るさ、視野角は水平117°とまずまず広め、GPSは表記が見つけられませんでしたが普通に考えるとカーナビ吸出しの筈です。
イメージセンサーの種類は公開されていませんが、最低照度0.1ルクス以下と書かれていますのでSTARVIS対応ではないにしろ、かなりの低照度まで対応できそうです。
こちらのサンプル動画を見る限りヘッドライトの端っこもそこそこ明るく映っていますので、暗視はともかく実用域ではかなりの明るさだと思います。
カーナビとの連動機能
カーナビとの連動機能については、カーナビでのライブビュー映像の確認、再生などの他に2カメラタイプの「CA-DR3TD」の方はリバース信号と連動させてバックカメラ替わりに使う事ができるようです。
ただし、カメラは防水対応ではありませんので、リアガラスへの設置が前提です。従って純正バックカメラの位置のようにバンパーは映りませんので後方障害物との距離感は掴みにくいでしょう。
駐車監視について
駐車監視については他のカーナビ連動型モデルと同様に衝撃検知後の録画開始となります。
ドアの開閉に反応しないように降車・乗車時のキャンセルタイマーもあるようですが、衝突前の状況が映りませんので駐車監視ありきでドラレコの導入を考えている場合にはこのモデルは避けた方が良さそうですね。
まとめ
以上、パナソニックカーナビ連動ドライブレコーダー「CA-DR03TD」「CA-DR03D」の特徴についてざっくりとご説明しました。
カーナビ連動型はドラレコ性能よりもカーナビ機能を重視するのが普通かと思いますが、2019年のStradaの大画面モデルの出来が良さそうですので、カーナビ&ドラレコのセットの構成を考えているならケンウッドよりパナかな?と今年の発表を見て感じています。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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