こんにちは!Omiです。

9月4日に開催されたパナソニックStrada美優ナビの2019年モデルの製品発表会にプレス枠で出席してきましたので、発表内容と製品概要についてご紹介します。

今回は2016年に9型フローティングモデルが発表されて以来のフルモデルチェンジとなりますが、最近のカーナビアフターマーケットの情勢と今回の発表内容を考え合わせると、本年度以降はパナソニックの一人勝ちになりそうな予感がしています。

直近5年のカーナビ情勢

私はここ3年くらいで急激に自動車メーカー・ディーラーOPのカーナビの普及率が上昇し、アフターパーツのカーナビ市場規模が縮小している印象を受けていましたが、これは半分当たっており、半分は間違っていたようです。

パナソニックの資料によると、2014年~2018年の比較ではカーナビ全体の出荷台数は上昇基調にあり、メーカー・ディーラーOPカーナビの構成が大幅に上昇、ポータブルナビは激減、インダッシュ型のアフターパーツはほぼ横ばいと言った形のようです。

ただし、これはあくまでも数量ベースでの話ですので、金額ベースでの市場規模がどうなっているかは不明です。

この何年かでスタンダード~エントリークラスのカーナビは価格の下落が止まらず、逆に従来はほとんど存在していなかった大画面モデルが好調という事で、市場の極端な二極化が進んでいますが、金額ベースでプラスなのかマイナスなのかは分かりません。

10万円超のハイエンドクラスは20%程度の構成

私の予測では10万円超のハイエンドクラスの構成は、アフターパーツ全体の中で10~15%程度でしたが、2018年では既に20%程度の規模まで上昇しており、パナソニックの予測では2019年はこれ以上の上昇は見込めないとの事。

ハイエンドクラスの構成は20%程度ではあるものの、単価がボリュームゾーンの2.5倍程度になりますので、金額ベースでは50%程度まで上昇するでしょうか?

粗利益高の構成は60~70%くらいになるかも知れません。(笑)

こんなんじゃ、エントリースタンダードクラスの開発なんてやってられませんね。

 

因みに同社の大画面ナビは取付適合車種が多い点が他社製品に対する最大のアドバンテージであると考えられ、8インチ以上の大画面ナビのメーカー別適合車種数は以下の通りだそうです。

※A社:パイオニア、B社:アルパインですね…どう見ても。

パイオニアは8型が充実していますが、時代の流れは更なる大画面化ですね。

2019年モデルではフローティング大画面が3グレードに拡充

パナソニックの予測としては時代の流れは更なる大画面化…と言う事なので、2019年は完全に大画面万歳!の構成です。

2018年までは9型のフローティング大画面モデルは2系統でしたが、2019年モデルでは10型が2系統、9型が1系となりました。

フローティング液晶3モデルのざっくりとした違いは以下の通りです。

①10型/HD/BD対応:「CN-F1X10BD」~月産1,000台

②10型/HD/DVD対応:「CN-F1X10D」~月産2,000台

③9型/WVGA/DVD対応:「CN-F1D9D」~月産2,500台

おそらくこれは過去のパナソニックのフローティングモデルの売上構成等を加味して設定された生産台数かと思いますが、10型で3,000台、9型2,500台、BD対応が1,000台、DVDのみが4,500台ですので「パナソニックと言えばブルーレイだ!」と言う時代は完全に終わったと言えますね。

これからは「パナソニックと言えば10型フローティング大画面だ!」です。

10型モデルの特徴

今回発表された10型モデルの特徴は以下の2つのポイントになります。

①液晶部分がただ液晶がデカいだけではなく、従来のモデルから筐体サイズを変えずに液晶部分のみが拡大

②解像度が30万画素から100万画素にアップ

※以下、左が2019年10型、右が2018年9型

液晶解像度も30万画素から100万画素にアップしていますので、ブルーレイの映像もドットバイドットで拡縮なしで再生出来るようになりました。

見た目のクッキリ感は写真では伝わりにくいですが、現物を見比べると全然違います。

処理速度は割と高速で旧モデルと同様にストレスなく地図やインターフェイスの操作が可能でした。

また、このクラスは従来機と同様にAndroid Autoとハイレゾ音源の再生にも対応しています。

ついに2カメラドラレコと連動

今回は下位モデルも合わせて全グレードでのモデル更新が発表されていますが、今回はついに全グレードで2カメラドライブレコーダーとの連動が実装されました。

レンズのF値は1.2でかなり明るめとの事ですが、イメージセンサーやその他の機能面は非公開ですので、公開され次第別途記事を起こします。

リアカメラは防水タイプではありませんが、接続方法によってはガイド線を表示させてバックカメラの様に使用する事も可能との事。

カーナビ業界はどうなる?

今後は車の機能と一体化した純正カーナビがまだまだ増えて行くでしょうから、アルパインやパイオニアなどが力を入れている、特定の車種専用モデルはリスクが大きすぎるように感じます。

因みに一部輸入車などではカーナビレスの設定がないだけでなく、スマホとの連携機能を使用する為には月額課金が必要などの極悪仕様もあるそうで、新車に関してはアフターパーツメーカーは更に分が悪くなりそうです。

この点、パナソニックのフローティングモデルは既販車への載せ替え需要が50%超と大きく、汎用性の高さが最大の武器である事が分かります。

アルファードなどの特定の車種においては、まだまだアルパインやパイオニアなどのシェアが高そうですが、いずれは純正カーナビ強制使用という時代になるかも知れませんし、軽自動車などで大画面を!という事になると他に選択肢もありませんし、そのようなユーザーが増えているようです。

2019年のサイバーナビの動向が気になるところではありますが、既に出てきている情報だけを見る限り、金額と粗利ベースではパナソニックの一人勝ちになりそうな予感がします。

儲からないエントリー~スタンダードは地図更新が格安になったパイオニア・ケンウッドに優位性がありますが、パイオニアは経営面に不安が残りますし、ケンウッドもハイエンドはドラレコ連動で押してきたものの、もはやそれは差別化要素になり得ません。

…と言う訳で、ここまでに出てきた情報を分析すると、どう考えても圧倒的にパナソニックが有利なような気がしますね。

勝ち馬に乗りたいならパナソニックを推せ!(意味不明)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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