こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
パイオニアから2022年モデルの高解像度ドライブレコーダー「VREC-DH301D」が発表されています。
この製品は型番や見た目からすると、2021年モデルの「VREC-DH300D」の後継機のようですが、ベースとなる先代の評価を振り返りながら、その特徴について解説します。
「VREC-DH301D」のスペック
「VREC-DH301D」のスペックはこちらの表の通りです。
VREC-DH301D |
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22.07発売 |
フロント:2560×1440/27fps リア:1920×1080/27fps |
録画視野角 フロント:水平112° リア:水平105° |
LED信号対応 |
microSD付属32GB/最大128GB |
microSDフォーマット不要 |
GPSマウント内蔵 |
カメラケーブル3m+6m? |
駐車監視モード |
衝撃録画(前20秒+後20秒))/自動起動 |
専用ケーブル(最大12時間) RD-DR001 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
カメラ仕様に関しては先代の「VREC-DH300D」と全く同等となっている事から、画質面では変更はないものと予測されます。
「VREC-DH300D」の画質面での評価はこのような形となっています。
一方で価格帯の面では他社よりも1ランク安い傾向がありましたので、ハイエンド志向の方向けの製品ではないという評価をしています。
※クラス的にはハイエンドではなく、スタンダードと言ってしまえば良く出来た製品なのかも知れませんが…。
従って「VREC-DH301D」の画質が「VREC-DH300D」と全く同等という事であれば、画質面の評価は競合他社製品と比べると低いものになるでしょう。
※「VREC-DH301D」の評価を上げるには水平130°台の録画視野角、特にリアカメラの明るさ調整は必須だと考えています。
「VREC-DH300D」からの変更点
パイオニアの公式プロダクトページによると、先代の「VREC-DH300D」からの変更点は以下の様になっています。
以下の点がDH300Dから変更になっております。
一番大きなポイントは駐車監視機能に関わる部分ですね。
「VREC-DH301D」の駐車監視の仕様について
「VREC-DH301D」の駐車監視モードは、先代と同様に専用の3芯ケーブル「RD-DR001」を使用します。
先代では3芯ケーブルを使いながらも、ドラレコ側ではACC信号によって駐車監視の出入りを管理していた訳ではないので、エンジンOFF後も「RD-DR001」で設定したタイマーの時間だけ、走行中の常時録画を継続する仕様でした。
現時点では取説がアップされてないので詳細については確認が出来ませんが、「VREC-DH301D」ではこのような動作となっているようです。
最近ではケンウッドがこの方式を採用し始めていますので、大体どこも似たような仕様になって来ましたね。
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