iCELL B12A-EP、B40Aの販売終了とB6A/B12Aの連結ケーブルの開発について

※2024年2月13日更新:仕様の詳細について追記しました(現状、サンプルデバッグ段階です)

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

iCELLのB12A-EP、B40Aが販売終了となった事で、追加生産の問い合わせが何件か来ていますが、これらの製品は再生産の予定はありません。

ただし、サブバッテリーの大容量化の要望も頂いている為、B12A-EPの運用上の問題点も解決可能なB6A/B12Aの連結ケーブルを目下開発中です。

発売日は4月以降です。

B12A-EPの運用上の問題点

B12A-EPは、B6A/B12Aと連結する事で容量を増やせるのが魅力の製品でした。

B12A+B12A-EPの構成では、トータルで306Whの大容量になりますが、充電が12V×8A=96WとB12A×1台の場合と同じ最大入力ですので、空の状態から満充電にするには200分掛かります。

開発中の連結ケーブルでは充電力が2倍に

現在開発中の連結ケーブルは、iCELLの拡張パックを追加すると言う発想ではなく、2台のiCELL(B6A/B12A)をそれぞれ12V×8A=96Wで充電します。

これにより、容量は2倍の306Whになりますが、空の状態からの満充電時間はB12A×1台分の100分となります。

連結方法について

2台のiCELLのより具体的な連結方法についてですが、先に示した図の通り

・バッテリー直の①OP分岐ケーブルを使用する方法(補器バッテリーボンネット内置きの場合)
・iCELL付属の入力ケーブルを流用する方法(補器バッテリー室内置きの場合)

の2通りがありますが、いずれのケースにおいても2つのiCELLをバランシングする②OP連結ケーブルが必要です。

【①OP分岐ケーブル】

【②OP連結ケーブル】

バッテリー直の①OP分岐ケーブルを使用する方法

こちらのパターンは、概ね補器バッテリーボンネット内置きの場合が該当します。

以下の2種のOPケーブルを用意する必要があります。

①OP分岐ケーブル
②OP連結ケーブル

※16Aの大電流が流れますので、バッテリー直以外の接続は不可です。

 

2台のiCELLのうち、メイン側はアウト側の3芯ケーブルをドラレコとACCヒューズに繋ぎ、サブ側は赤線をACCヒューズに繋ぎ、黄線・黒線は絶縁します。

必ずセルバランシングの為に②OP連結ケーブルで2台のiCELLを繋ぎます。

 

車両によって補器バッテリーの位置、iCELLの位置が異なりますので、①OP分岐ケーブル、②OP連結ケーブルとも2種類の長さのものを用意しています。

取付車両の状況に合わせてケーブルを選択して下さい。

①OP分岐ケーブル(総長6m/10mの2種)
②OP連結ケーブル(総長2m/5mの2種)

個別の車種や状況により、どのケーブルを選んで良いか?、については、こちらでは把握出来ませんので、メジャーなどで設置位置の距離を計測して下さい。

以下、設置事例です。

iCELL付属の入力ケーブルを流用する方法

こちらのパターンは、概ね補器バッテリー室内置きの場合が該当します。

2台のiCELLをそれぞれ個別にバッテリーに繋ぐ方法ですが、iCELL付属の2m入力ケーブル、OPの連結ケーブル以外には、以下のバッテリー直用のOPヒューズケーブルが必要です。

■バッテリー直結ヒューズケーブル

※16Aの大電流が流れますので、バッテリー直以外の接続は不可です。

必ずセルバランシングの為に②OP連結ケーブルで2台のiCELLを繋ぎます。

②OP連結ケーブル(総長2m/5mの2種)

残念ながら「B12A-EP」には流用出来ません

「B12A-EP」の充電速度を上昇させる方法についての要望を頂いていましたが、残念ながら実現不可である事が確定しました。

その理由は以下の通りです。

「B12A-EP」は、仕様上耐えうる最大入力電流値は10Aですが、入力電流を制御するコントローラー基板を内蔵していません。

従って車両からダイレクトに「B12A-EP」に電流を流すと、電池の残量によっては15Aを超えるような電流が流れてしまい、電池が異常発熱します。

なお、「B6A/B12A」1台と連結している際には、「B6A/B12A」側が入力電流を10Aまでしか受け付けない仕様ですので、「B12A-EP」にも10A以上の電流は流れません。

しかしながら、以下のような3台構成で「B6A/B12A」を経由させた場合においては

それぞれのB12Aが10Aまで受け入れる事を許容し、その余剰分がEPに分配されます。

そしてB12AとEPの蓄電量のバランス次第では、EPに16Aの電流が流れる事が確認されており、危険です。

従ってEPの充電速度を上げる方法はありません。

コメント

  1. ヨシ より:

    以前、「ACアダプタ」と「B12A-EP」でアドバイス頂きました。その節はありがとうございました。

    現在、「B12A+B12A-EP」にて運用中で、
    充電時間(走行時間)が足りなく、補充電でオプションの「ACアダプタ」を使用しております。
    が、手間なので放置の時が多々あります(^^;;
    やはり「N5」は電力食いますね…

    配線図を見ますと「B12A+B12A」での想定ですね…
    開発中の連結ケーブルは「B12A+B12A-EP」ではやはり使えない感じですか?
    これが使えると充電問題がほぼクリアになるので購入したいのですが…
    ぜひ「B12A-EP」も使えるようにして頂きたいです。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      ヨシ様
      B12A-EPのIN側の入力が最大で4A前後、B12Aは8A前後です。
      今回のケーブルはB12Aの8AとB12Aの8Aを連結する発想なので、今のところB12A-EPに流用する方法は想像できません。
      ※B12A+B12A-EPは、B12Aの8Aの入力をEPに半分分け与える構造です。

      B12A+B12A+B12A-EPの3台構成なら、ケーブルの分岐させ方次第で16Aを3台に分配する事は出来るかも知れません。

      • ヨシ より:

        やはりそうなんですね…

        充電傾向に『「B6A」への入力は96Wh程度が最高値ですが、「B6A」からの出力が48Wh程度に制限されます』とあったので、
        母体(B6A.B12A)側が出力制限をかけてるだけで、受け(EP)側には制限がないのかと思ってたのですが。

        ただACアダプタ欄に「アダプタの放電規格は、14.6V/4.0A/58.4W」とあったので「EP」側に制限?
        さて、どっちかな…と思い質問させて頂きました。

        いずれにしても「連結ケーブル」は魅力的ですので
        今後の更新を注視したいと思います。

        • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

          解決方法があるか分かりませんが、改善を検討致します。

  2. もげら より:

    私もB12A+B12A-EPの構成で使用していて、先の”ヨシ様”同様の質問をしようとしていました。
    (ドラレコはBLACKBVUE DR750X-3CH+LTE/d’Action360S+iZONEを繋いでいます)

    フル充電に時間が掛かるので、遠出をしない限り通常の運用では性能を発揮できていません。
    当該のケーブルが出たらB12Aを追加購入し、B12A-EPをコンバートしようと考えています。

    B12A+B12A+B12A-EPの3台構成なら3台に分配する事が出来る可能性があるなら、
    B12Aを追加購入しB12A-EPも無駄にならないので、是非ご検討ください。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      解決方法があるか分かりませんが、改善を検討致します。

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