4月15日のパイオニアの製品発表会ではハイエンドモデル以外にも切り口を変えた、液晶なしのWiFi対応の超コンパクトドラレコ「VREC-DH200」も目を引きました。
こちらはSTARVIS対応モデルではない一般のイメージセンサーを搭載したモデルで液晶を搭載せず、スマホのアプリのみで操作と動画の確認などが出来る点が特長となります。
「VREC-DH200」のスペック
「VREC-DH200」のスペックは以下の表の通りです。
VREC-DH200 | VREC-RH200 |
---|---|
20.02発売 | 20.02発売 |
1920×1080/27.5fps | |
録画視野角 水平114° | |
LED信号対応 | |
microSD付属16GB/最大128GB | |
GPS内蔵 | |
WiFi対応 | |
フォーマット不要 | |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
録画視野角は水平114°とまずまず広めとなっており、HDR/WDR機能はありませんがOPの偏光フィルターに対応し、最近増えているフォーマット不要機能を搭載しているのがポイントかと思います。
GPSは内蔵されているもののPCでの専用ビュワーには対応していないようですので、動画の視聴はスマホアプリかWindowsのメディアプレイヤーなどを使用する事になるでしょう。
その他、操作系に関しては本機は底面にモーションセンサーを搭載しているようで、ジェスチャー操作での前2秒・後10秒のイベント録画が可能との事です。
セルスターのセパレートモデルの液晶を外してWiFi対応にしたようなモデルですね。
マウントの可動範囲は比較的広めでミニバンなどの垂直に近いリアガラスなどにも問題なく設置が可能なようです。
ただし、リアに関してはやはり夜間の明るさを重視したいので本機はフロント用に考えるのが本筋かと思います。
駐車監視に関しては表記がありませんので非対応のようです。
「VREC-DH200」の画質について
「VREC-DH200」の画質についてはトンネル内の逆光下や夜間の暗い場所での撮影シーンがありませんので何とも言えませんが、明るい場所ではそれなりに明るく映る標準的な画質のようです。
まとめ
以上、「VREC-DH200」の特徴についてざっくりとご紹介しました。
本音を言うとこれがSTARVIS対応モデルであればもう少し評価は変わって来たかと思います。リアにおすすめのモデルとして積極的におして行けたんですが、とりあえずテスト的に出してみた系のモデルのような気がしますので、後継のSTARVIS対応モデルに期待したいところです。
価格的に1万円台前半であればフロント用に選択肢に入れても良いかと思いますね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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