こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
オウルテックから2019年11月にWiFi対応ドライブレコーダー「OWL-DR901W」が発売されています。
この製品については特に掲載予定ななかったのですが、ぼちぼちご質問を頂いていますので分かる範囲で特徴を解説します。
なお、オウルテックは由緒正しい日本のPCパーツメーカーとして有名ですが、ドライブレコーダーに関してはケンウッドやユピテル、コムテック、セルスターのように完全オリジナルモデルが少なく、他の中小メーカーと同様に海外工場で一般的に出回っているパーツセットや筐体を使用しているのが特徴です。
「OWL-DR901W」についてはベースモデルがどれであるか見当がつかないので、完全オリジナルかBTO的な工場ODMモデルなのかは不明です。
「OWL-DR901W」のスペック
「OWL-DR901W」のスペックは以下の表の通りです。
OWL-DR901W |
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19.11発売 |
1920×1080/27.5fps |
レンズ視野角 対角143° |
LED信号対応 |
microSD付属16GB/最大128GB |
GPS非対応 |
駐車監視モードなし |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
特に特徴のないGPS非対応のフルハイビジョンで駐車監視には非対応、円筒型のスタイリッシュなデザインのみがセールスポイントのモデルです。
AUTO VOXの「D6 Pro」と似たような仕様ですが、価格帯的に1万円台半ばとこのクラスとしては割高な印象ですね。
画質についてはネットに出ているものを見る限り、夜間は暗い上に明るい部分の光が絞れない安い中華ドラレコの典型のような画質のように感じました。
確かに円筒型の液晶なしWiFiモデルは選択肢が少ない
以前からずっと感じていたのですが、円筒型の液晶なしモデルはしっかりWiFiの技適認証を受けて販売されているものが極端に少なく、市場に穴が開いている状態が続いています。
AUTO VOXの「D6 Pro」もかつてはかなりの人気を誇っていましたが、2017年8月の発売と普通に考えると余裕でモデル更新の時期を過ぎています。
個人的にはこのメーカーから1.5万円クラスのハイエンドモデルが出ると面白いと感じているので、イメージセンサーや録画視野角、ソフトウェアの処理などいくつか条件を付けて「出せば売れますよ~!」と提案してありますので、製品化される事を期待したいところです。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
オウルテックから
3カメラタイプが発売になりましたね。
レヴュー楽しみにしています。
脇坂寿一さん監修とのことですが
失礼ながら誰やねん!って思いました。
Omiさん監修の3カメラの方が良いものができる。
あくまで個人の感想です。
モモノモ様
脇坂さんってレーシングドライバーですね。
どうもこの製品はVANTRUE N4のODMっぽい感じに見えます。
https://car-accessory-news.com/vantrue-n4/
オウルテックの歴代モデルがほとんどODM品っぽいですし、N4は再生ソフトが優秀過ぎなのでなかなか超えられないんじゃないかなぁと。