「MC2 Pro1」のレビュー、評価

※2018年12月18日更新~バイクでの使用状況について、ライターのa-kunのレビューを追記しました。

日本国内で正規販売されているドライブレコーダーには、360°モデルを除いて「4K」以上の解像度に対応したモデルはありませんが(4Kではないのに4Kと謳っている似非4Kはある)、アクションカメラの方では4Kモデルはかなり普及が進んでいます。

海外では4Kモデルも発売が開始されていますので、日本でもこれから1年くらいの間に4Kに対応したドライブレコーダーが発売される事と思います。

4Kのアクションカメラをドライブレコーダー代わりに使用するのはどうなのか?というテーマについては半年以上前から気になってはいたものの、私の中では優先順位の低い事案でしたのでしばらく放置していたのですが、今回たまたまMUSONさんから4Kアクションカメラの「MC2 Pro1」をドライブモードをレビューして欲しいというご提案を頂きました。

ドライブレコーダーに求められる主たる目的としては、解像度の高さよりも録画視野角の広さと白飛びの耐性、夜間の明るさなどが重要になると考えてはいますが、不測の事態に備えて、駐車監視中のみならず走行中の周囲の車両のナンバーも押さえておきたいユーザーもいると思いますし、景色も綺麗に撮影したいというニーズもあるかと思います。

そう言った訳で、今回はドライブモードが付帯するMUSON 4Kアクションカメラ「MC2 Pro1」について、ドラレコとしての実用面と趣味的要素を考慮して、その性能を試してみようと思います。

MUSON 4Kアクションカメラ「MC2 Pro1」のスペック

「MC2 Pro1」のスペックは以下の表の通りです。

MC2 Pro1
17.0?発売
3840×2160/25fps
3200×1800/30fps/EIS
2688×1520/30fps/EIS
1920×1080/60fps/EIS
1920×1080/30fps/EIS
1280×720/120fps/EIS
スローモーション
1920×1080/60fps
1280×720/120fps
タイムラプス
LED信号非対応
対角170°(レンズ)
付属なし
最大32GB
GPS非対応
WiFI(技適マーク有り)

表中のEISとは手振れ補正の事です。車載で使用する分にはあまり必要ないかとも思いますが、多少は滑らかに見えるかも知れませんね。

フレームレートは25fps/30fpsの倍数なので、東日本では25fps、西日本ではそれ以外のモードでLED信号の同期が見られるかと思います。

セット内容について

付属品についてはとんでもない種類のアタッチメント類、予備バッテリーやリモコン、マイクなどが収納ケースに入っていました。

もはや訳の分からないレベルなので、amazonの商品紹介ページに出ている付属品リストを見て頂いた方が良いでしょう。(笑)

比較する項目について

「MC2 Pro1」はドライブモードが付帯するアクションカメラのテストになりますが、以下の項目についてそれぞれ特化するドライブレコーダーとの比較を行います。

  • 精細感~ユピテル「2560×1440」モデルの「DRY-ST7000c」
  • 景色の映り具合~ユピテル「1920×1080」モデルでおそらく廉価版ではないExmor搭載の「DRY-ST6000d」

オマケとして、最近アクションカメラとコンデジの需要を喰いまくっているスマホのカメラとも比較します。

まぁ、運用面ではドライブレコーダー専用モデルと比べると現時点で色々と問題があるのは分かってはいるのですが、現在のドラレコの画質がその他の小型カメラのガジェット類と比べてどれくらいのレベルにあるのか?という指標にはなるかと思います。

なお、4Kのアクションカメラでも「MC2 Pro1」は一万円以下のモデルなので、4万円程度のGoProなどと比べると全く画質は異なるというのも理解はしていますので、あくまでも廉価版の4Kアクションカメラ vs iPhone 7 vs 国産のハイエンドドラレコの対決と言った形になります。

車への取付方法について

「MC2 Pro1」はオマケでドライブモードが付いているだけであって、ドライブレコーダーではありませんので車のフロントガラス用のマウントは付属していません。

汎用の吸盤マウント接続用のクリップは付属していますので、今回は以下のマウントを別途手配しました。

専用品ではないのでマウントの柄が長すぎてかなり微妙な感じになりますね。

また、車載用の電源ケーブルも付属していませんので、androidタブレット用のmicroUSBケーブルを流用しています。

因みに録画ファイルの構成は1分/3分/5分のループ録画と無制限モードがあります。

なお、「MC2 Pro1」にはバッテリーが2つ付属しており(1個2時間程度?)、内部にはキャパシタなどの蓄電装置がありませんので、microUSBから給電していない状態でバッテリーを抜くと、カレンダーなどの各種設定が飛びます。

しかも車載でドライブモードで使用する場合には、安全の為にバッテリーを外すように説明書に但し書きがあるのですが、マウント接続用のクリップを外さなければバッテリーもmicroSDカードも抜く事が出来ません。

※ドライブモードでは、USB電源オンで録画開始、USB電源オフで電源オフとなります。

面倒なので今回はバッテリーを挿したままテストを行いました。(駐車監視などで放置する訳ではないので)

 

なお、iPhone 7については最初はマウントでフロントガラスに固定したのですが、ブレブレの動画になってしまったので、以下のようにダッシュボード上に設置しています。

解像度の設定

録画解像度については、先の表で示した通り6通りのパターンがありますが、今回は最高解像度の「3840×2160/25fps」の手振れ補正なしでテストを行いました。

メニューでは4K/30fpsと表示されており、出力も30fpsのファイルになるのですが、撮影は25fpsとなっているようです。(東日本のLED信号と同期しました)

録画視野角について

録画視野角は水平120°のユピテル「DRY-ST7000c」と比較したところ、やや狭めの114°程度でした。

アクションカメラの視野角も歪みが少なければ広い方が良いかと思いますが、どの程度が標準値なのかは分かりません。

なお、無謀とも思えるiPhone 7の車載テストですが、録画視野角は思ったより狭く水平70°程度しかありませんでした。まさかの狭角(笑)

精細感について

精細感については「2560×1440」=有効368万画素の「DRY-ST7000c」とほぼ変わらず、iPhone 7のキメの細かさがぶっ飛びという結果です。

因みに…ですが、この中で最も解像度が低い「DRY-ST6000d」は水平録画視野角120°で解像度は「1920×1080」の有効画素数は207万画素、「DRY-ST7000c」は368万画素です。

iPhone 7は1200万画素の積層型裏面照射型CMOSセンサー、SONY Exmor RSだそうですので、4K撮影時の有効画素数は「3840×2160」で829万画素になるのではないかと思います。

「MC2 Pro1」は4K出力には対応しているものの、「DRY-ST7000c」とほぼ変わらない精細感である事から、おそらくCMOSセンサーは400~500万画素程度のものを使用している可能性が高いと感じます。

なお、録画視野角と解像度を考え合わせた場合、1ドットあたりが表現する範囲を最も解像度が低い「DRY-ST6000d」が1とすると

「DRY-ST6000d」~1

「DRY-ST7000c」~(120/120)×(120/120)÷(368万÷207万)=0.56

「MC2 Pro1」~(114/120)×(114/120)÷(829万÷207万)=0.23

「iPhone 7」~(70/120)×(70/120)÷(829万÷207万)=0.08

となります。

 

少し表現が分かりにくいので、例えばこの看板の表現に使用しているドット数をを比較すると

仮に「DRY-ST6000d」が10万画素で表現していたとすると

「DRY-ST7000c」~18万画素

「MC2 Pro1」~44万画素

「iPhone 7」~125万画素

をそれぞれ使用して看板を表現している事になります。

10万画素、18万画素、44万画素、125万画素と、「iPhone 7」が圧倒的に有利な状況ですが、10万画素の「DRY-ST6000d」と18万画素の「DRY-ST7000c」の差は明らかに感じられるものの、18万画素の「DRY-ST7000c」と44万画素の「MC2 Pro1」の差はほぼ体感出来ません。

本来であれば「DRY-ST7000c」と「DRY-ST6000d」の差よりも大きな差が出る筈のところです。

※MUSONさんに確認したところ、CMOSセンサーは400万画素だそうですので、適正解像度は「2688×1520」(408万ドット)になりそうです。

そう考えると「2560×1440」の「DRY-ST7000c」との精細感の差がないのは納得できますね。

逆光補正について

逆光補正に関しては景色を綺麗に撮影する事を目的としていないドライブレコーダー分がありますが、iPhone 7が思いの外ダイナミックレンジが広かったという印象です。

ドライブレコーダーとして運用する為に、最も適切な補正が掛かっているのは「DRY-ST6000d」ですね。

「MC2 Pro1」については、明るさ優先の仕様になっているようですので、やや白飛びし易く感じます。

 

夜間の明るさについて

夜間についてはそこそこ明るめではありますが、ブレと視野角の問題を除けばiPhone 7がなかなか良い明るさですね。

 

※視野角が狭いのでヘッドライトが当たらない部分が少ない事も要因

景色はそこそこ綺麗に撮影出来る

「MC2 Pro1」は明るめの設定になっている為、白飛びはし易いという欠点はありますが、曇りの日でもそこそこ明るく映り、景色に関しては比較的綺麗に撮れているという印象です。

色の諧調や表現力などの話になると「DRY-ST6000d」や「iPhone 7」の方が優れているようには感じますが、「iPhone 7」はマウントでガラス面に設置すると、振動によるブレが半端ないですし、ダッシュボード上でもかなりブレます。(振動を吸収するスタビライザーのようなものがないと、ほとんど使えませんね)

 

また、「MC2 Pro1」の4Kモードは25fpsなので若干カクツキを感じます。

 

アクションカメラとしての用途であれば

・3200×1800/30fps/EIS

・2688×1520/30fps/EIS

・1920×1080/60fps/EIS

の設定の方が良いのではないかと思いますね。

以下の動画はコペンの座席裏に設置したケースでの「1920×1080/60fps/EIS」での撮影状況です。

この動画ですが、個人的な感覚だと30fpsと変わらないように見えます。

アクションカメラとしての問題点もいくつか

今回、最も大変な思いをしたのが「MC2 Pro1」の編集作業です。

私が主に使用している動画編集ソフト「VideoStudio Ultimate 2018」では、以下の動画のように何故か早送り→巻き戻しを繰り返す状態で保存されてしまいます。(編集前の段階では問題ないのだが…)

 

「1920×1080」までの動画であれば、ムービーメーカーなどで一度編集をした後に、「VideoStudio Ultimate 2018」で再度編集を掛けられるのですが、それを超える解像度だとムービーメーカーでは扱えないので、数秒ごとに何度も動画を切り貼りして編集する作業で地獄を見ました。(笑)

この辺りはソフト側の問題が「MC2 Pro1」のコーデックなどの問題なのかは不明です。

 

なお、おそらくこの現象は撮影フレームレートと出力フレームレートが異なる設定においてのみ発生するようであり、30fpsの撮影モードでは発生しません。

例えば「3840×2160/25fps」の場合には25fpsで撮影し、30fpsで出力されているのですが、おそらく処理上は以下のような仕組みになっていると思われます。

通常の場合は30fpsで撮影したものは

①②③~㉚までコマが割り振られますが、25fpsモードの場合には25コマしかありません。

ドライブレコーダーなどではLED信号対策でよく見られる処理ですが、こう言った場合には30fpsに対して5コマ不足しているので、最後の1コマをダブらせる形で①②③④⑤⑤を1セットとして6コマ1セット×5で1秒の録画データを構成します。

「MC2 Pro1」で撮影した25fpsのファイルを編集すると、もともと①②③④⑤⑤のが延々と続く形だったのが何故か①②③④⑤の5コマ1セットに変更され、本来なら被せられる⑤のコマの時間分が、何秒かに一度まとめて巻き戻しの再生に当てられて出力されてしまうようです。

 

また、「1920×1080/60fps」の撮影モードに関しても同じような巻き戻しがある事から、撮影は60fpsではなく出力のみ60fpsで行われている可能性があります。

因みにムービーメーカーで60fpsのファイルを60fpsでmp4形式に変換して出力したファイルを再生すると、巻き戻しはなくなるのですが、「VideoStudio Ultimate 2018」でコマを送りながら確認すると①①②②③③④④⑤⑤のような配列となっており、実質的には以下のように30fpsと見た目が同じ動画が出力されます。

 

以下、北海道でコペンをレンタルした際にTA-010cで撮影した60fpsの動画です。

 

滑らかさが全然違うように見えませんか?

 

また、他にも大きな問題点として「VideoStudio Ultimate 2018」では、音声が認識されず編集後のファイルが無音になってしまう事も気になります。(ムービーメーカーも同様)

編集前のファイルもWindows付属のプレイヤー(Media Player)などでは音声出力されず、Quick Time Playerでは音声出力されました。

どうも音声に形式のフォーマットが使用されているようで、現在改善中の案件だそうです。

…という訳なので、今の段階では正当な評価が出来そうにないので、MUSONさんに①CMOSセンサーの画素数、②録画時と出力時のフレームレートの差異について質問してみます。

質問に対する回答

6月29日の段階ではCMOSセンサーについてのみご回答を頂きました。

CMOSセンサーについては400万画素との事ですので、本来であれば「2560×1440」(有効368万画素)辺りが記憶容量やハードウェアの安定動作マージンなどを考慮するとベストのような気がします。

「MC2 Pro1」には「2560×1440」の設定はなく、フルハイビジョンの上は「2688×1520/30fps/EIS」となっており、400万画素を少し超えてしまいますが、おすすめはこの設定になるかと思います。

また、アクションカメラという性質上、動体を撮影・または動体から景色を撮影と言った用途を期待される方が多いかと思うのですが、30fpsだと綺麗で滑らかな動画の撮影はちょっと厳しいかと思いますので、そう言った場合にはフルハイビジョンの60fpsが良さそうですが、実際の出力動画が60fps出ているかどうかは回答待ちの状態です。

「MC2 Pro1」の総評

フレームレートの件は回答に時間が掛かりそうなので、現時点での総評を述べておきます。

まず、「MC2 Pro1」に使用されているイメージセンサーは400万画素という事なので、通常だと「2560×1440」を最大解像度に持ってくるところかと思います。

ガチの4K映像を4K出力出来るなら、マシンパワー的には「2560×1440/60fps」まで耐えられそうではないかと思うのですが、おそらくこの価格帯だと800万画素の処理は無理かと思いますので「2560×1440/60fps」の動画の撮影も難しそうです。

限界はあくまでも「2688×1520/30fps/EIS」モードかと思いますし、これ以上解像度を上げても画質は上がらないかと。(カードの容量を余分に喰うだけですかね?)

 

通常のドラレコとしての使用については、マウントやバッテリーの抜き差しでカレンダーが飛ぶなどの問題がありますし、補正などのもろもろの味付けがドラレコ向きにはなっていません。

耐熱性の部分では、7月の太陽が出ている状態で防水ケースに入れて1時間程度コペンの座席裏に設置してみましたが、中身は熱々だったものの、シャットダウンには至りませんでしたので、安定性はそこそこ高い模様です。

まぁ、ドラレコとして見るなら1万円以下の廉価モデルの方が全然使い易いですし、1.2~3万で1440pモデルが買えますので、ドラレコ代わりに使用するのは全くおすすめしません。

 

「MC2 Pro1」はあくまでも車載のアクションカメラとして、景色撮影専用に使うべきモデルかと思いますね。

その前提であればマウント類が豊富なので設置の汎用性の部分で大きなアドバンテージがある言えます。

なお、景色を撮影する場合にはやはりフレームレートは60fps以上欲しいのですが、この辺りの仕様が良く分からない事になっているのが残念です。

従って現状では「2688×1520/30fps/EIS」モードでの撮影をおすすめします。

 

走行中の景色の撮影だと、解像度よりも色の出方や滑らかさの方が綺麗に見える要素としては重要かと思いますし、再生するガジェットがスマホになるなら4Kの解像度は要りませんね。

ただし、色目や滑らかさも1万円ちょいのドラレコの方が綺麗に見える感じなので、車載アクションカメラとしても画質は微妙です。

 

まぁ、そもそも8千円くらいでそんな綺麗に撮影できるカメラが作れるなら、他のドラレコ・アクションカメラメーカーは潰れますし、この価格と付属品の豊富さを考えればコスパは超高いとも言えます。

この手のアクションカメラの入門機として考えるとなかなか良いと思いますし、1万円くらいの中華製デジタルビデオカメラなどに比べると断然画質は良いです。

とりあえず、画質はそこまで綺麗じゃなくても良いのでアクションカメラが欲しいと考えている人は、試してもみても良いかと思える価格と安定性ではありますね。

MUSONさんからファームウェアをお送り頂きました

MUSONさんからお送り頂いたファームウェアを当てたところ、前述の音声コーデックの問題は改善されており、「VideoStudio Ultimate 2018」での編集時、Windows付属のプレイヤー(Media Player)でも正常に音声が出力されるようになりました。

なお、記録解像度とフレームレートにも若干の見直しが入ったようで、「EIS 4K30」が「EIS 4K25」にメニューが置き換わっています。

「VideoStudio Ultimate 2018」で編集した際の巻き戻しについては、以前は4K/30fpsと1080/60fpsの2つの録画モードで発生していましたが、この件については改善されていました。

ただし、1080/60fpsモードでは依然として①①②②③③…と言った形で30fpsで撮影したものを60fpsで出力しているようです。(編集ソフトの問題かどうかは不明ですが、「VideoStudio Ultimate 2018」ではそのように表示される)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

アクションカメラ初心者によるバイクでの使用レビュー

こんにちは。ライターのa-kunです。

このたびアクションカメラをバイクで使ってみました。

私はカメラには疎く、性能とかにはあまり興味がありませんが取り付け具合や使い勝手を中心にレポートしてみます。

ヘルメットに取り付けてみた

ヘルメットに取り付けると自分の目線と連動したライブ感のある映像が撮れるのではないかと期待して、付属の両面テープを使って、まずはヘルメットに取り付けました。

カメラカバーやジョイントなどの付属品がたくさん同梱されており、それらを組み合わせて自分好みにカスタマイズ?します。

今回の組み合わせはこんな感じです。

脱落防止用のワイヤーも付属されてたので取り付けます。

これなら万が一高速道路とかの風圧で両面テープが剥がれても大丈夫ですね。

映り方はこんな感じです。撮りながら運転したり、帰ってから再生するのは楽しい!

ですが不満が・・・

ヘルメット装着時の問題点

ヘルメットに装着時はバッテリー駆動で使用したのですが、バッテリーの持ちが悪くて50分くらいで電池切れしました。

また、ヘルメットに装着しているのでカメラの動作が確認できず、録画中なのかスタンバイ中なのかわからないという問題が発生しました。

アクションカメラの機能にWifi接続というものがあり、専用アプリをダウンロードすると操作がスマホで出来るのですが、アクションカメラとスマホを繋いでいる間はデータ通信が切られてしまうので使いませんでした。

バイク車体に取り付けた

バッテリーが長く持たないのでバイクのUSB電源で駆動することにしました。また運転中でも見える位置に取り付けたのでアクションカメラの動作が確認しやすくなります。

充実した付属品を使って、ハンドルバーに挟み取り付けることができました。車体側のUSB接続も問題ありません。

映り方はこんな感じです。この位置だとUSB端子が邪魔なのと、スクリーンも気になるところです。

カーブだとこんな映り方になります。バイクらしくていい感じですね。

リモコンも付いてたよ

付属品にリモコンもあったので取り付けてみました。

マジックテープのベルトでとめるようになっています。

クラッチのリザーバータンクがちょうどよかったのでここに取り付けました。リモコンはシンプルなシャッター操作のみなので走行中でも使えます。グレーのボタンがムービー用で赤のボタンが静止画用です。

まとめ

良い点

・バイクツーリングの思い出記録は楽しい!走らせたあとに、行った場所の景色を家族に見せることが出来たり自分の運転の反省をするなど色んな用途があるんだなと気づきました。

・万が一のドラレコ代わりにもなります。車でドラレコ慣れしてる人には必須アイテムだと思います。

・付属品が充実しており、大抵の取り付け方に対応できると思います。

・コンパクトで軽い。走行中の衝撃でも固定した角度がずれたりしません。

・安く手に入ります。コンビニに寄るときとかバイクに装着したまま離れてもあまり心配になりません。(主観)

悪い点

・ヘルメットに取り付けるとアクションカメラの動作が見えなくてわかりません。

・アプリを使ってスマホから操作できますが、使用中はスマホのデータ通信が遮断されてしまいます。

・バッテリーが持たないです。SDカードの録画容量よりも先にバッテリーが切れてしまいます。

・音声の拾いが悪く、再生時ほとんど聞こえません。付属のマイクを使うと解消されますが面倒です。

 

バッテリーと音声録音に問題あり!

バッテリー駆動時間が短いことが最大の弱点です。

それを見越してか付属バッテリーも2個あるんですが、途中で交換するのも面倒だし交換しても実質2時間くらいで終わってしまうのが痛いです。

車やバイクは電源取れば使えますが、自転車とかだと無理ですね。

あと、音声の拾いが弱く再生したとき僅かに聞こえる程度でした。

個体差なのか製品の特性なのかは判りませんが、この点も問題点でした。付属マイクをジャックに差して使えば解決しますが面倒です。

アクションカメラとしては安価で手の出しやすい所が魅力ですが、駆動時間の短さを解決できない場合は実質使えなくなってしまいますので注意が必要です。

(ライター a-kun)

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