8月末にパパゴジャパンからコンパクトドライブレコーダー「GoSafe 388mini」が発売されています。
「GoSafe 388mini」の特徴
| GoSafe 388mini |
|---|
| 16.08発売 |
| 1920×1080/30fps/HDR |
| LED信号対応 |
| 水平録画視野角108° |
| 付属microSD16GB |
| microSD最大64GB |
| GPSはOP PAPAGOドライブレコーダー専用GPSアンテナ |
| 安全運転支援 |
| 駐車監視機能 |
| 動体検知 |
| 手動起動 |
| 専用ケーブル A-JP-RVC-1  |
| accessory-news.com/drive-recorder-koutin/" target="_blank">》》》工賃が安い「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店の探し方 |
主な特徴は以下の4点です。
1⃣本体サイズが極めてコンパクトで運転の邪魔にならない点
2⃣ガラスレンズ採用の為、動画にじみが少なく鮮明な点
3⃣水平視野角108°、HDRによる逆行補正駐車監視モード、タイムラプスモード、安全運転支援機能などのスタンダード+αの機能を搭載している点
4⃣本体にマイナスイオン鉱石を配合している点
一般的なドライブレコーダーと比べて本体はかなり小さい
「GoSafe 388mini」の本体サイズは、54×55×29mmとなっており、一般的なドライブレコーダーと比較すると2まわりくらいコンパクトです。
同社の「GoSafe S30」とほぼ同じ大きさです。（写真左側が「GoSafe 388mini」）
厚みはレンズの部分がやや「GoSafe 388mini」の方に出っ張りがありますが、本体部分はやや薄い感じです。（写真左側が「GoSafe 388mini」）
本体同様にマウントもかなり小さいものが付属してきます。
本体が40g台とかなり軽いので小さいマウントでも安定性が高く、アイドリングの振動が激しい車でも共振しにくくなっています。
動画にじみが少なく鮮明
「GoSafe 388mini」はガラスレンズを採用している為、動画にじみが少なく、拡大した時にも文字がクッキリと映ります。
昼間はやや空が青み掛かりますが、全体的に明るめでHDRによるトンネル入口の黒つぶれ、出口の白飛びの補正処理は比較的早めです。
【トンネル入口】
【トンネル出口】
高速道路などでもノイズが少なく滑らかな動画が保存出来ています。
夜間に関しても同様にガラスレンズらしくにじみが少ない印象です。
視野角についてはスタンダートなドライブレコーダーの中では平均的で、「KNA-DR350」よりも若干広い感じです。
安全運転支援機能としては、出発遅延警告や速度標識読みとり機能などがあります。
出発遅延警告については毎回ではないですが、タイミングが早めだったり、既に動いている状態でも前車との距離が広がり続けていると警報を発する場合があります。
赤外線やミリ波レーダーなどで車間を計測してる訳ではないので、過信は禁物ですがケンウッドのDRV-610よりは反応精度は高いと思います。
とは言え、ソフトウェア的な部分でまだまだ改善の余地がありそうです。
速度標識読みとり機能については、昼間であれば80%以上の確率で反応します。（逆光は苦手）
こちらも4を6と読み違えたりなどの誤読は時々ありますが、本来の目的は速度標識の見落としによるうっかりスピード違反や、事故の防止だと思いますので、日頃から速度標識を意識する運転を心がけるようになるのを助ける効果があるように感じました。
駐車監視のタイムラプスモードはフレームレートを落としてmicroSDカードの容量を稼ぐシステムです。
駐車場などでの当て逃げには有効かと思いますが、イタズラ対策として考えるのであれば通常の動体検知モードがおすすめです。
また、同社の「GoSafe S30」と比較すると、やや滑らかさでは劣りますが、逆光補正や全体的な明るさの面では「GoSafe 388mini」の方が好印象です。
価格差が5,000円程度ありますので、コストパフォーマンス的な部分で考えると「GoSafe 388mini」の方がおすすめ出来るかと思います。
※駐車監視の運用方法は、パパゴのドライブレコーダーはどれも同じですので、こちらの記事を参照して下さい。
「GoSafe 388mini」の総評
ドライブレコーダーの本体は小さければ小さいほど良く、画質のレベルも高い方が良いに決まっています。
そして価格は安い方が良い。
「GoSafe 388mini」は、コンパクトなボディに割に画質の面ではフルHDの解像度の中ではかなり良い方ですし、安全運転支援などの付加機能も充実しています。
価格についても1万5千円程度と、トータルスペックを考えると低めに抑えられています。
マウントの形状もかなり小ぶりですので、とにかくドライブレコーダーを運転の邪魔にならないように設置したいと考える人にはおすすめのモデルです。
（ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣）
コメント
こちらのサイトでドライブレコーダーを勉強させて頂きました。
ありがとうございました。
今回388miniを購入したのですが、本体とブラケットの固定がユルユルでグラグラでした。
管理人様の388miniはどうでしたでしょうか？
ちなみに電子機器への干渉も無く、画像もなかなか綺麗でした。
ただ、取り付け位置の問題なのか、フロントガラスの傾斜のもんだいなのか、
ダッシュボードの映り込みでナンバーが若干読み取り辛い感じです。
テレマークターン様
＞本体とブラケットの固定がユルユルでグラグラでした。
こちらで使用したものに関してはかなりきつくハマる感じです。
不良に該当する恐れがありますので、カスタマーサービスに問い合わせてみては如何でしょうか。
http://www.papago.co.jp/service/afters.html
固定できない原因が判明しました。
本体とブラケットの嵌め込み部が思った以上にきつかったのです。
とりあえず、ガッチリ取り付けることができました。
しかしながら、嵌め込みにはかなり力を込めないとならず、
マウントをウインドウに取り付けた状態だと、マウント自体がウインドウから剥がれてしまいました。
マウントが剥がれてしまったのを幸いに（？）力を入れやすい状態でやったところ成功です。
けれども、本体は画像確認やフォーマットのためにそれなりに脱着しなければならないので、
今後はブラケットの本体接合部を、本体に接合したままでの脱着（球体部をネジを緩めて抜き取る）が保護のためにも必要かと思います。
本体とブラケット接合部での繰り返しの脱着だと、本体やマウントの爪に少なからぬダメージが生じかねません。
本体が簡便に脱着できないのであれば、この辺は注意が必要でしょう。
お手数をお掛け致しましてすみませんでした。
アドバイス、ありがとうございました。
テレマークターン様
本体の脱着を頻繁に行うのであれば、オプションの吸盤タイプのマウントも使用が可能です。
http://www.papago.co.jp/Product/product_388.html
その後の経過です。
サポートセンターに連絡したところ、代替のマウントを送ってくれました。
新規のマウントの本体との取り付けは、きつくもなく緩くもない適度な節度感があります。
やはり購入したマウントが不良品と言うか精度的に問題があったようです。
この辺の製品精度のバラつきはやはり国産に分があるかなと。
ただ、パパゴのサポートセンターの対応は思ったよりも良かったですね。
以上、経過報告でした。