アルパインから2カメラタイプのドライブレコーダー「DVR-C01W」が発売されています。
今までアルパインはドライブレコーダーを積極的に販売していませんでしたので、仕様や完成度が気になりますね。
どうやら「DVR-C01W」は2017年モデルのアルパインカーナビに映像や警報音を出力するタイプのもので、操作系などの連動モデルではない模様です。
「DVR-C01W」のスペック
「DVR-C01W」のスペックは以下の通りです。
DVR-C01W |
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17.09発売 |
フロント:1920×1080/27.5fps リア:1280×720/15fps |
フロント:対角145° リア:対角160° |
LED信号対応 |
microSD付属32GB |
microSD最大64GB |
GPS内蔵 |
安全運転支援 |
駐車監視モード |
動体検知 |
自動起動 |
専用ケーブル 付属 |
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー |
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
※カーナビに接続するケーブルは別売
解像度はスタンダードなフルハイビジョン、フロントカメラは対角140°(レンズなのか録画視野角なのかは不明)、サブカメラは対角160°となっています。
サブカメラに関しては車内から車外に向けて撮影する為にはそれなりの広いダイナミックレンジが要求されますが、あまり車外に向けての撮影に関しては記載がありません。
その代わりにリアモニターにフロントの座席の様子を映し出す機能がアピールされていますね。(リアを撮影する見守りカメラの逆バージョン)
どちらかというと証拠能力よりはアルパインらしくファミリーユースを意識した快適性を追求したモデルのようです。
カーナビと連動はしないがリモコンが付属する
ケンウッドやパイオニア、パナソニック、イクリプスなどのカーナビメーカー他社は、既に操作系の連動モデルを発売していますので、それと比べると操作性は劣りますが「DVR-C01W」にはリモコンが付属します。
私はリモコンがあると置き場所や管理に困るのであまり好きではありませんが、その辺りは個人差があるかと思いますので、上手く置き場所を考えられば悪くはないのかな?とも感じます。
駐車監視は動体検知で行う
「DVR-C01W」はシガープラグなしの直結電源ケーブルが付属し、駐車監視は動体検知によって行います。
タイマー設定などの記載は見当たりませんが、電圧監視の設定は本体側から11.8/12.0/12.2Vのカットオフ電圧が選択できるも模様なので、操作性についてはそう悪い訳ではないかと思います。(リモコンが嫌でなければ)
タイマー機能に関しての記載が見当たらないので、カットオフ電圧になるまで待機し続ける方式かと思います。
安全運転支援機能は2つ
「DVR-C01W」の安全運転支援機能は、発進遅延・車線逸脱の二つです。
車高の設定項目などがあり精度を高める試みはなされていますが、実力は未知数ですね。
「DVR-C01W」のまとめ
「DVR-C01W」は視野角や解像度、駐車監視の利便性などのドライブレコーダーを選ぶ重要ポイントに関しては全て凡庸です。
価格帯を考えると証拠能力は物足りないですが、基本的にはブランドで押しているモデルだと思いますのでドライブレコーダーもアルパインで揃えたい、と考えるならアリかと思います。
多分満足感は得られます。
実用性の面を考えれば他社のモデルの方がでおすすめですね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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