ドライブレコーダー駐車監視の衝撃感度はどのくらいに設定すべきか?

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

ドライブレコーダーで駐車監視を行うに当たって「衝撃感度はどのくらいに設定すべきか?」と言ったご質問を頂く事があります。

これは最終的にはユーザーごとの使用目的や運用方法に依存する部分が大きいので、「絶対にこれだ!」という答えはありませんが、感度調整に際しての基本的な考え方と具体的な調整方法について解説します。

そもそもイタズラ対策を考慮するなら「衝撃検知」では不足

ドラレコで駐車監視を行う目的のほとんどは、イタズラ対策ではなく当て逃げ対策ではないかと思います。

従ってイタズラ対策を考慮しない場合にはこの項目は読み飛ばして下さい。

イタズラ対策を考慮する場合には「衝撃検知」だけでは証拠が残らない可能性がありますので、動体検知、または5fps以上のタイムラプスモードに対応している製品を選ぶ必要があります。

※動体検知は機種や周囲の状況によって反応しない事も考えれられますので、一番確実なのは5fps以上のタイムラプスモードです。

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「衝撃検知」で駐車監視を行う場合、基本は最高感度に設定

駐車監視の際の衝撃感度の高さは機種によってのバラつきが大きく、例えば同じコムテックの製品であっても、最新の「ZDR035/037」辺りでは最高感度が0.02Gとなっています。(古い製品だと0.1G~)

当て逃げの際の衝撃の大きさはケースバイケースで、軽く擦った場合とバンパーが凹むくらいの勢いで突っ込まれた場合では全く異なります。

折角駐車監視をしていたのに、当て逃げの瞬間が映っていないのでは悲し過ぎますし、それゆえにコムテックの駐車監視の衝撃感度は0.02G~の対応となっている訳です。

この0.02Gの設定では、ドアの開閉はおろか、車内で体を動かしただけでも検知する事がありますので、強風や大雨の日には衝撃を検知しまくりになります。

私は折角駐車監視のするのですから感度は常に最高にしていますが、誤動作を嫌う場合には1段階ずつ感度を落としていくしかありません。

利便性を取るか、証拠能力を取るか、そのバランスは個々のユーザーで考えて下さい、という事です。

※軽く擦られて傷が付くGはどれくらいですか?とか聞かれても答えられません。針で擦るくらいの衝撃でも傷は付きますし、それでは0.02Gでも検知出来ないと思います)

ドアパンチも検知出来る事はあるが?

コムテックの0.02Gはかなりの高感度ですので、当たり方によってはドアパンチの衝撃も検知出来ますが、当たった瞬間の映像が映りません。

従って仮に衝撃検知録画の前後の常時録画の状況から、加害車両のナンバーが特定出来たとしても、相手がシラを切った場合には揉めに揉めるかも知れません。

なので、相手に加害を認めさせる為には再度方向も映せる360°タイプ、または3カメラ以上のモデルを選びたいところです。

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まとめ

以上、駐車監視の衝撃感度のおすすめの設定方法について解説しました。

私は大容量microSDカードで余裕を持たせて感度最高にしていますが、誤検知が気になる方は自分が許容できるレベルまで感度を落として下さい。

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