こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
前回はAndroid OSを搭載した4G通信が可能な大型液晶の中華複合ガジェットについてご紹介しましたが、ALiExpressを覗いていると他にも4G通信によるクラウドとGPSトラッキング対応のドラレコがちょくちょく見られます。
もちろん、日本でもこのような流れはあり、保険会社やドコモなどがクラウド対応のドラレコを展開していますが、これらのドラレコは画質が酷い事が多く、駐車監視を前提とした製品でもありませんので、LaBoon!!としても積極的にご紹介はしていません。
トラッキングやリアルタイム駐車監視を前提とした4G通信対応モデルは、韓国のBlackVueが3カメラの「DR750X-3CH Plus」を展開予定で、私も12月にこの製品をレビューする予定ですが、日本ではこのようなユーザーがSIMを挿入してトラッキングやリアルタイム駐車監視を行う製品はレア中のレアです。
一方で中国ではこのような製品がALiExpressなどで普通に売られており、今後増えて行きそうな気がします。
そこで今回はALiExpressで販売されている、4G通信によるクラウドとGPSトラッキングに対応したドライブレコーダーについてご紹介します。
Jimiというブランド、なかなか面白い!
今回ご紹介する製品は、JimiというGPSトラッカーを専門的に扱っているブランドの製品です。
ドラレコ以外にも、シガーチャージャータイプ、OBDアダプタタイプ、モバイルバッテリータイプなど、様々な製品があります。
このうち、ドライブレコーダーに関してはシングルカメラ、2カメラ対応の製品がありますが、2カメラのモデルはセカンドカメラのケーブル長が2.5mと短い為、セカンドカメラはダッシュボーに車内向きに設置するものと考えられます。
以下、2カメラ対応の「JC400」です。
「JC400」の仕様
プロダクトページを見ると「JC400」はこのような仕様となっています。
・OS:Android 8.1GO
「JC400」で出来る事
「JC400」では通常のドラレコとして使用する以外にこのような事が可能とされています。
ドラレコとしての基本機能の面ではイマイチですので、この製品を単独で使用する気にはなりませんが、他社のクラウド非対応の360°ドラレコなどと合わせて使用するのはアリですね。
ただし、これらの中国の通信系のドラレコは技適認証を受けていない可能性が高いので自己責任でお願いします。
ドラレコ以外のGPSトラッカーの品揃えが豊富
GPSトラッカーだけの機能が欲しければ、何もドラレコにこだわる必要もなく、むしろ車両盗難に遭った際にはドラレコはむしり取られると思いますので不適当かと思います。
ガチで防犯を考えるのであれば、GPSトラッカーは相手に気付かれないように設置する必要があり、そのような目的の場合にはシガーチャージャータイプやモバイルバッテリータイプの方が向いてそうです。
このブランドはこう言う品揃えが豊富で面白いですね。
なお、日本のamazonでも4G通信に対応したGPSトラッカーは購入出来ますが、本体価格が安いものはクラウドのサブスク契約が必要な模様です。
Jimiの製品もひょっとるするとサブスク契約が必要かも知れませんが。
気になる方は人柱になってみて下さい(笑)
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