※2025年6月14日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
ここ10年以上の間にレーダー探知機のWiFi機能が浸透し、2025年現在では多くのスタンダード〜ハイエンドグレードモデルに搭載されています。
ただし、各メーカーによってWiFi機能の細かな仕様や運用面に違いがあります。
そこで今回は、最新モデルの中でのWiFi機能の役割や違いを中心に、ユピテル・ブリッツ・セルスターの特徴を整理して解説します。
WiFi機能の基本と3社共通の仕様
まず、ユピテル・ブリッツ・セルスターに共通するWiFi機能の基本は以下の通りです。
ただし、細かい挙動には違いがあります。
ユピテルのモデルではGPSや取締データの更新が全自動でダウンロード・インストールされるのに対し、ブリッツ・セルスターは取締データのみが自動で、GPSデータ更新は確認操作が必要となっています。
WiFi機能で異なる仕様のポイント
続いて、3社でのWiFi機能の違いとして次の3点をピックアップして解説します。
クラウド情報の共有機能
ブリッツだけは、ユーザーが受信したレーダー・レーザー情報をクラウドに自動送信し、他のユーザーとリアルタイムで自動共有できる仕組みがあります。
これは直前でレーダー波を受信するような取締りに強く、他社よりも優位性が高いポイントです。
無線LANカードの有無
WiFi通信に必要な無線LAN機能の有無、方式もメーカーで異なります。
別途無線LANカードの必要性を考慮する場合、コスト面ではモジュール内蔵のをユピテル・セルスターが有利です。
データ更新費用の有無
ランニングコストの面では以下のような差があります。
- ユピテル:月額制(約4,950円)が必要
- ブリッツ・セルスター:全ての更新費が無料
更新費用は毎年積み重なるものなので、維持費を抑えたい人はブリッツやセルスターの方が向いています。
各メーカー最新WiFiモデルの特徴まとめ
ここで各社の最新WiFiモデルの特徴を簡単にまとめます。
ユピテル
ブリッツ
セルスター
2025年のおすすめモデルと選び方
まとめると、各メーカーのWiFi対応レーダー探知機は一長一短があります。
ユピテルは受信距離の長さや地図表示の見やすさに優れますが、誤報や更新費用の問題があります。
ブリッツは誤報が多く、Kバンドの探知距離もやや短めだが、クラウド情報の共有で他のユーザーの情報もカバー出来ます。
セルスターは、Kバンドの探知距離と誤報の頻度のバランスが最も優れれており、コストパフォーマンスの高さや、WiFi機能内蔵が魅力です。
これらのポイントを踏まえて、運転シーンや必要な機能を整理して、自分に合ったレーダー探知機をお選びください。

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