WiFi、無線LAN機能付きのおすすめレーダー探知機のまとめ

※2023年11月5日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!LaBoon!!編集長鈴木朝臣です。

レーダー探知機のWiFi機能は10年以上前から一般化が始まり、2023年現在では各社の主力のスタンダード~ハイエンドグレードでは全て実装済みとなっていますが、メーカーによってWiFi機能の役割が若干異なる部分もあります。

そこでこの記事では、2023年モデルを中心にユピテル・ブリッツ・セルスターの各社のWiFi対応モデルの機能や運用面での違いと、おすすめモデルについてご紹介します。

ユピテル・ブリッツ・セルスターのWiFi機能・運用の違い

ここではレーダー探知機のWiFi機能について、ユピテル・ブリッツ・セルスターの3社共通の部分と、それぞれ異なる部分について項目を分けてご説明します。

3社で共通の仕様

WiFi機能における3社共通の仕様は以下の通りです。

・スマホ経由でGPSデータを随時更新出来る
・ユーザーの投稿ポイントをシェア出来る

なお、ユピテルに関してはファームウェア以外のGPS・取締系のデータは全て自動ダウンロードの自動更新、ブリッツ・セルスターは取締系のデータは自動ダウンロードであるものの、GPSデータに関しては更新時に確認を促すアナウンスが出て、手動での確認操作が必要です。

3社で異なる仕様

WiFi機能における3社で異なる仕様は以下の通りです。

・クラウドサーバーを活用したレーダー・レーザー受信情報の拡散
・無線LANカードの要・不要
・データ更新費用の要・不要

クラウドサーバーを活用したレーダー・レーザー受信情報の拡散

前述のようにWiFi通信機能を使う事で3社ともに各ユーザーの手動登録による取締りポイントの共有が可能ではありますが、このうちブリッツだけは以下機能が追加されます。

・自動で他のユーザーのレーダー探知機が受信したレーダー・レーザーの情報をクラウドサーバーに送信し、それを他のユーザーと共有する

 

特に直前でレーダー波を照射されるステルス式の取締りに対しては、他社にへのアドバンテージがあると言えます。

無線LANカードの要・不要

WiFi通信を行う為には、レーダー探知機側にWiFiモジュールを内蔵するか、またはモジュールを内蔵した無線LAN SDカードを使用する必要がありますが、こちらが各社の製品ごとに対応が異なります。

・ユピテル:モジュールを内蔵するモデル、別途無線LAN SDカードが必要なモデルの2系統がある
・ブリッツ:別途無線LAN SDカードが必要
・セルスター:モジュールを内蔵している

コスパを考えるとモジュールを内蔵するセルスターが最も高くなります。

データ更新費用の要・不要

ブリッツ・セルスターは全てのデータ更新費用が無料ですが、ユピテルのみは月額4,950円の更新費用が掛かります。

WiFi対応レーダー探知機の各社のメリット・デメリット

2023年モデルのWiFiレーダー探知機は、各社ともWiFi対応モデルがスタンダードになっていますが、それぞれの特徴は以下の通りです。

ユピテルのWiFiモデルの特徴

ユピテルのWiFiモデルのメリット、デメリットは以下の通りです。

◆メリット
・レーザー探知距離が長い(ブリッツと同等)
・MSSSの調整周波数の受信に対応し、自社で受信動画を公開している
・フルマップレーダースキャンに対応し、地図が見易い
◆デメリット
・誤報が多い(セルスターと同等、ブリッツよりも多い)
・GPSデータを更新する為には有料プランに加入する必要がある。

ブリッツのWiFiモデルの特徴

ブリッツのWiFiモデルのメリット、デメリットは以下の通りです。

◆メリット
・レーザー探知距離が長い(ユピテルと同等)
・MSSSの調整周波数の受信に対応し、自社で受信動画を公開している
・誤報が少ない(ユピテル・セルスターの60~70%程度の誤報率)
・クラウドサーバー経由で、他のユーザーが受信したレーダ波を受信可能なのでステルス式に強い
・データ更新料は全て無料なのでランニングコストが掛からない
◆デメリット
・フルマップレーダーキャンに対応していない
・別途無線LAN SDカードが必要

セルスターのWiFiモデルの特徴

セルスターのWiFiモデルのメリット、デメリットは以下の通りです。

◆メリット
・データ更新料は全て無料なのでランニングコストが掛からない
・WiFiモジュールを内蔵している
・ドラレコと連動可能
・フルマップレーダースキャンに対応
◆デメリット
・レーザー受信距離が短い
・MSSSの調整周波数の受信に対応している筈だが、ネットで受信不可との情報が出ている上、自社で受信動画を公開していない
・誤報が多い(ユピテルと同等、ブリッツよりも多い)

2023年のおすすめモデル

取締りの回避能力を優先した場合、レーザーの受信距離が短く、MSSSの調整周波数の受信に関する根拠が乏しいセルスター製品は除外せざるを得ません。

従って実質的にはユピテル・ブリッツの二択になりますが、誤報の頻度の少なさを優先するならブリッツ製品がおすすめです。

【2023年版】ブリッツレーダー探知機 各モデルの違いとおすすめモデル
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