こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
セルスターから2023年向けのエントリークラスのドライブレコーダー「CS-23FH」が発表されています。
最近のドラレコ業界では2カメラモデル以上が主力となっており、同社においてもこのクラスのシングルモデル更新は「CS-21FH」が発売された2019年4月以来となりますが、この記事では「CS-23FH」の製品概要について解説します。
「CS-23FH」のスペックと特徴
「CS-23FH」のスペックは以下の表の通りです。
CS-23FH |
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23.?発売 |
1920×1080/30fps/HDR |
録画視野角 水平116° |
LED信号対応 |
microSD付属16GB/最大64GB |
GPS内蔵 |
microSDフォーマット不要 |
駐車監視モード/自動起動 |
常時録画/動体検知/衝撃検知 |
専用ケーブル GDO-10/GDO-24 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
仕様表にイメージセンサーなどの情報は表記されていませんが、おそらくこのラインで従来から使われ続けているSONYのIMX323が採用されていると予測します。
2019年モデルの「CS-21FH」も、2017年モデルの「CSD-660/670FH」の仕様を概ね引き継いでおり、それほど変わり映えのしない製品ではあるものの、従来品と比べると以下のような違いがあります。
・駐車監視モードのタイマー設定を本体側で制御
・駐車監視モードの本体スイッチでのON/OFF
本製品には同社の2カメラモデルとは異なり、安全運転支援機能などはサポートされないシンプルな構成です。
フォーマット不要機能
最近の大手メーカーのドラレコには全搭載に近い形となっていますが、これはファイルの断片化を防ぐ録画方式で定期的なmicroSDカードのフォーマットを必要としない、年配の方やガジェットの操作が苦手な方におすすめの機能です。
駐車監視機能について
「CS-33FH」の駐車監視機能を使用する為には他の同社のモデルと同様に以下のタイマーケーブルユニットが必要になります。
エンジンのON/OFFに駐車監視モードが連動し、駐車監視モードの録画方式は以下の4通りからの選択式となります。
・常時録画+衝撃検知
・動体検知のみ
・動体検知+衝撃検知
衝撃検知の感度は、駐車監視専用に本機のメニュー画面から10段階での調整が可能ですが、タイマーとカットオフ電圧は専用の タイマーケーブルユニットのディップスイッチから設定を行います。
・カットオフ電圧は11.5/11.8/23.5/23.7/24.0V
※タイマー設定に関しては本体側からも設定可(0/1/2/4/6/8/10/12時間)
なかなか多機能なようですが、実は本機は駐車監視には向いていないドライブレコーダーです。
何故かというと、同社の他の製品と同様に駐車監視モードに入ると強制的に30万画素の低画質モードにされるからです。
・録画視野角が狭くなる
まとめ
以上、2023年向けのセルスターシングルエントリードラレコ「CS-23FH」について解説しました。
他社からはシングルドラレコ自体の発表も少なくなっている状況ですが、シングルドラレコの場合には画質や価格帯を考えると、ユピテルのWEB限定モデルが狙い目だと思います。
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