ユピテルからエントリースタンダードクラスのGPS内蔵の超広角ドライブレコーダー「WD310」「DRY-ST2100c」が発表されています。
つい先日、円筒型のエントリモデルである「DRY-SV1150c」をご紹介したばかりですが、基本仕様はこれらの3モデルとも同等となっているようです。
※「WD310」は簡易パッケージのウェブ専売モデル、「DRY-ST2100c」は一般向けの模様
「WD310」のスペック
「WD310」「DRY-ST2100c」のスペックは以下の表の通りです。
WD310 | DRY-ST2100c |
---|---|
19.05?発売 | 19.05?発売 |
1920×1080/27.5fps/HDR | |
LED信号対応(予想) | |
録画視野角:水平138° | |
付属8GB | |
最大32GB | |
GPS内蔵 | |
駐車監視モード | |
タイムラプス |
|
手動起動 | |
専用ケーブル OP-E863 OP-VMU01 |
|
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
型番的には一時期は爆発的に売れた「WD300」の後継が「WD310」、一般店向けの「DRY-ST2000c」の後継が「DRY-ST2100c」となるようです。
主な特徴は水平138°の超広角の録画視野角に尽きると思いますね。後は先代の「WD300」がかなり安く販売されていましたので、「WD310」の価格がどの辺りに落ち着くのか?と言った部分がポイントかと思います。
因みに…、年始に同じく水平138°の「DRY-ST1700c」という30fpsモデルも発売されているのですが、敢えて良く似た特性のモデルを被せて来た意味が私には良く分からないです。(1700cは動体検知モデルですが)
エントリースタンダードクラスについては、ネットでは「WD310」1本で勝負、他の箱型モデルは一般店向けと割り切っているんでしょうかね。
「WD310」の駐車監視モードについて
「WD310」の駐車監視モードはボタン長押しで起動&解除する「タイムラプス」となり、駐車監視にはOPの直結ケーブル「OP-E863」と、タイマーユニット「OP-VMU01」が必要です。
なお、駐車監視中に衝撃検知録画も行いますが、感度を走行中の常時録画と共有するものなので、よほど強くぶつけられないと反応しないと思った方が良いでしょう。(駐車監視の度に感度を変更するのは現実的ではないので)
まとめ
以上、「WD310」「DRY-ST2100c」の特徴についての概要をご説明しました。
先にテストを実施済みの「DRY-ST1700c」は録画視野角が広いものの、夜間の明るさやナンバー認識で一般的なフルハイビジョンのドラレコよりも劣りますが、おそらく「WD310」も似たような画質の特性なるのかと思います。
何れにしても先代の「WD300」が売れていた最大の理由は価格の安さかと思いますので、1万円を切るくらいで販売されるようであれば、かなりおすすめになりますね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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