こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
「622GWR」は、Nextbaseの4K対応、WiFi対応2カメラドライブレコーダーのフラッグシップモデルですが、4Kの高解像度でナンバー認識精度も高いのが特徴ですので、この製品による駐車監視を検討されている方も多いでしょう。
そこでこの記事では「622GWR」で駐車監視をされる方向けに、「622GWR」の駐車監視の仕組みと使い方について解説します。
「622GWR」の駐車監視モードの仕組み
一般的なドライブレコーダーの駐車監視モードは、コムテックの「ZDR055」のようにエンジンのON/OFFを電流の流れによって検知して、駐車監視モードへの出入りを行いますが、「622GWR」については全く動作が異なります。
※付属のシガー電源ケーブルでも駐車監視が可能です。
「622GWR」の駐車監視モードの録画方式は以下の1種類だけです。
なお、この衝撃検知の録画モードは、衝撃を検知してから数秒後の本体起動となり、衝突の瞬間が映りませんのでおすすめしません。
外部電源を使用しての常時録画による駐車監視の方が確実です。(ただし、夏場は高熱でシャッドダウンが発生する可能性はあります)
「622GWR」の常時録画の消費電力
「622GWR」の常時録画モードでの消費電力の計測結果はこちらの通りでした。
駐車監視をせず、ドラレコを強制シャットダウンさせる場合の操作
外部電源などを使用して常時録画モードによる駐車監視を行う場合、エンジンをオフにしても外部電源が尽きるまではドラレコは録画を継続します。
自宅駐車場で駐車監視をしない場合にはエンジンをOFFにする前後に電源ボタンを長押しする事で、常時録画モードによる駐車監視をキャンセルしてドラレコをシャットダウンする事が出来ます。
このボタンを押し忘れると自宅駐車場でも延々と駐車監視を行い、無駄にバッテリーを傷める事になります。
その都度電源ボタンでの操作が面倒だ、という方には、こちらの「iZONE」との併用がおすすめです。
「iZONE」に自宅などの駐車監視が必要ない場所を登録しておくと、「622GWR」に外部電源から給電されていた状態であっても、その場所ではエンジンをOFFにすると自動的に電源が落ちるようになります。
常時録画モードでのmicroSDカードへの保存データサイズ
microSDカードは最大で128GBまでがサポートされていますが、手持ちのこちらの512GBカードでは1時間以上の録画と再生に異常は見られませんでした。
※128GBまでと明記されていませんが、純正OPは128GBが最大です。
※1分当たりの録画データサイズは440MB程度でした。
※データーサイズはファームアップデートごとに変更される事もあり得ます。
外部電源を使用した駐車監視
ドラレコ専用の急速充電バッテリー「iCELL」ではこちらのような駆動時間の予測となります。(常時録画モードの6.3Wでシミュレーション)
型番 | B12AP |
---|---|
容量 | 153Wh |
駆動時間 | 18時間 |
満充電 | 100分 |
iCELLと「622GWR」との取り付け方法はこちらの2芯ケーブルパターンが該当します。
この図のようにエーモンのシガーソケットと「622GWR」付属のシガープラグケーブルを組み合わせて接続します。
「iCELL」、「iZONE」との組合せ
「iCELL」、「iZONE」との組み合わせの場合には、「iCELL」のみの場合と同様に「622GWR」付属のシガーケーブルと、エーモンのシガーソケットを組み合わせます。
この図のようにエーモンのシガーソケットと「622GWR」付属のシガープラグケーブルを組み合わせて接続します。
まとめ
以上、「622GWR」の駐車監視モードの使い方、取り付け・設定方法について解説しました。
「622GWR」のレビュー本編についてはこちらの記事をご参照下さい。
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