スペーシア・スペーシアギアの前後2カメラドライブレコーダー取り付け方法を解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

今回はLaBoon!!の読者さんの寄稿により、スペーシアギア(MK53S)での現行最強ドラレコであるVANTRUE「N4」+ドラレコ専用急速充電バッテリー「iCELL」の取り付け方法について説明します。

【2022年向けに再評価】実機レビュー VANTRUE「N4」3カメラSTARVISドラレコ
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2年保証のドラレコ駐車監視用バッテリー iCELL「B6A/B12A」
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ご自身でスペーシア・スペーシアギアに2カメラドライブレコーダーと外部バッテリーの取り付けをやってみようと検討されている方の参考になると思います。

—以下本文—

※本取付方法はスペーシア、スペーシアカスタム共に車体の内部構造(デザインの違いは有ります)、及びヒューズBOXの配置BOX内のヒューズ配置のは同じである為、同様の取付方法にて取付可能かと思われます。

以下に参考にさせて頂いたWebサイトのリンクを貼らせて頂きますので、参考にしてみて下さい。

スペーシア(MK53S) ナビ・オーディオ裏配線のACC電源、常時電源、アース接続 _ 初心者必見!かんたんETC・ドライブレコーダー取付け ≪かえるのくるま工房別館≫

スペーシアカスタム MK53SのワンポイントLED,低背ヒューズ電源,配線コード,amon,オートライトセンサーに関するカスタム&メンテナンスの投稿画像|車のカスタム情報はCARTUNE

iCELLと梱包物の確認

届いた商品を開封します。梱包はしっかりされており信頼感がありました。

iCELL本体を手に取ると一番小さいモデルでありながらバッテリーらしい重量感があります。

※寸法:155x168x43mm 重量:約1.2kg

梱包物は、以下の通りになります。

・取扱説明書
・iCELL 「B6A」本体
・電源INPUTケーブル
・電源OUTPUTケーブル
・常時電源取り出しケーブル(ヒューズ形状違いの4種類)

電源の取り出しの為の内張剥がし

まずは電源の取り出しの際に必要な、内張り類を剥がす手順について解説します。

グローブボックス周り

電源の取り出し作業を行う為、最初にグローブBOXを外します。

①のツメの部分がストッパーになっているので、内側へ引っ張りながら外します。

次に手前側②の手前側に引っ張るとグローブボックス自体が外れます。

 

次にグローブBOX下のカバーを外します。

赤丸部の3つのクリップを外すとカバーが外せます。

※ヒューズBOXへのアクセスには、必ずしも本カバーを外す必要はないかもしれませんが、外しておくことで作業がしやすくなります。

サイド周り

助手席側ステップ部分のカバーを外します。赤丸の裏側がツメになっており両隣のカバーと繋がって
います。

片側ずつ上側に引っ張ると外す事が出来ます。

両隣いずれかのカバーを外す前に本カバー外す事で両隣のカバーを外す事が出来る様になります。

ヒューズボックス周り

次に、ヒューズBOX下の発煙筒の付いたカバーを外します。

初めに①のクリップを引っこ抜きます。

次に②のツメの部分を引っ張ると外す事が出来ます。

 

ヒューズBOXへアクセスする為のカバーの取り外しが完了しました。

いよいよ電源取り出しの配線作業になります。

ヒューズ電源の取り出しとアースポイント

ヒューズBOXのカバーを外します。

カバーにはヒューズの容量と接続先の装備が標記されています。

常時電源とACC信号を取り出す箇所をあらかじめ確認し、車両の動作に支障が少ないと思われる下記の箇所から電源を取り出しました。

・常時電源:「パワーウィンドウタイマー機能」20A

iCELL付属の電源取り出しヒューズ「低背」タイプを使用しました。

・ACC信号:「アクセサリーソケット」15A

エーモンの【E578】低背ヒューズ電源を使用しました。

※私の車はスペーシアギア(MK-53S)ですが、現行機種(2017~2022)の取説を確認したところ、スペーシア(MK-53S)とスペーシアカスタム(MK-53S)も同じヒューズの配置になっていましたので、同様の箇所から電源を取り出せは問題はないかと思われます。

※今回、常時電源用に「パワーウィンドウタイマー機能」20Aのヒューズを抜きましたが、その際には機能の設定がリセットされる為、再設定をしなければならない様です。

ボディアースはヒューズBOXの手前、車体側面側にあるアースポイントのボルトへ留めます。

※純正アースポイントで塗装されてるケースでは、iCELLが抵抗を検知してLC(ローチャージ)モードを継続する事があります。このよう場合にはアースポイント裏の塗装を剥がすか、アースケーブルをバッテリーのマイナス端子に落とすと症状が改善されます。

iCELLとドラレコ配線の接続

OutPut側のそれぞれの配線を行います。

赤線:ヒューズから取り出したACC信号の配線と繋ぎます。(画像⑭の配線)

配線の固定

電源側の配線は余剰分をまとめて車体側にテープや結束バンドにて固定しておきます。

こうする事で、走行時の異音や断線等のトラブル防止になるかと思います。

「N4」リアカメラの配線&取付

リアカメラの配線前に線の通り道となる箇所を確保します。

助手席側、後部座席(助手席後ろ側)のウェザートリップを外します。

これは下側へ引っ張ると簡単に外す事が出来ます。

車両後方のカバーを上側だけ取り外します。

赤丸部を引っ張りツメを外します。

赤丸部のボルトとクリップを外します。

リアカメラ側から順に配線ガイドを使用しながらリアカメラケーブルを通していきます。

画像左側のL字のジャバラ内への配線に苦労しましたが、CRCを使用するとすんなり通せました。

あとは、配線ガイドを使用してフロント側へ向けて配線作業を行います。

配線が通ったらカバー、ウェザートリップを元通りに戻していきます。

「N4」フロントカメラの配線&取付

助手席側のピラーのカバーを上側①を引っ張りツメを外します。

②の方向、車両の前後方向へカバーをスライドさせると取り外せます。

 

フロントカメラを仮留めし、電源・リアカメラケーブルをまとめて配線を行います。

赤丸部は下側写真の様にクッションテープを巻いてズレ・がたつき防止としています。

テープを巻いたら天井裏へ差し込んで配線が見えなくなれば完了です。

リアカメラケーブルはフロントカメラのコネクタへ挿入、フロントウィンドウ側の配線完了後、画像の様に余剰分をきれいにまとめて天井裏へ差し込んでおきます。

カメラの電源ケーブルを画像の様に固定します。

順番が前後しましたが、フロントカメラと電源部間の配線は、あらかじめ写真矢印部のスペースを通してピラーを這わせてフロントカメラへ配線しています。

配線が終わったらピラーのカバーを元に戻して、カメラのマウントブラケットを取り付けると完了です。

写真は↓のGPSマウントを使用して取り付けた状態になります。

iCELLの配置配線

電源側からINPUTとOUTPUTの配線を一緒に束ねて助手席シート下部へ車体側面床下を這わせて配線を通していきます。

助手席シート下まで配線したらシートを前後にそれぞれ移動端まで動かして配線の長さを確認・調整します。

配線の長さを調整したら、スパイラルチューブを巻き配線を保護します。

下の写真の様に助手席の下から助手席シート下のトレー脇を通して、トレーの上側までケーブルを引っ張り上げ、iCELL本体へ差し込みます。

iCELLの配置は次の画像の位置にしました。

普段は助手席シート下になり見えなくなりますが、頻繁にモニタリングする事は無いかと思うので今のところは様子見で良いかと思っています。

iCELLの動作確認

配線が完了したら。iCELLのスイッチを入れ、問題が無いか動作確認を行います。

ikeep社の下記のWebページ・動画を参照すると良いかと思います。

■ iCELL「B6A」「B12A」取り付けの際のチェックポイント

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