※2019年6月30日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

皆さんは「JAF」に加入していますか?

JAFの会員数は2017年末のデーターでは1900万人となっていますので、このサイトを訪れている方の4人に1人はJAFに加入していると思います。

世帯で考えれば車を保有している世帯の半分程度が加入している計算です。

■ なるほど!使えるねJAF

因みに私は27年間車を運転していますが、JAFに加入していた期間は2016年~2017年の一年間だけです。(笑)

なぜその一年間だけでJAFに入る事になったのかと言うと、新車購入の際に無料期間がもれなく1年間付属してきたからです。

無料なら断る理由はないですよね。

ただし、その後はコスト対効果を考えた上でJAFを退会しています。(本当は1年延長しようと考えていたのですが、ある理由から退会しました)

JAFの年会費は今回は4,000円とバカになりませんので、私がJAFを退会した理由を踏まえながら、JAFに加入する必要性について考えてみましょう。

そもそもJAFってなに?

今までにJAFに加入した事がない人でも、JAFが車の故障やトラブルの際に応急処置を行うロードサービスを提供する団体であることはご存知かと思います。

敢えて団体と表現したのは、JAFの正式名称は「一般社団法人 日本自動車連盟」であって株式会社などではないからです。

「一般社団法人」とは株式会社とは違って「非営利団体」ですが、この「非営利」と言う言葉は、株主などにとっての「利益」という意味で、株主に利益を分配してはならないという事です。

つまり、団体として利益を追い求めてはならないという事ではなく、得た利益を株主に配当しなければ良いだけです。(そもそも株券が存在しない)

従って社団法人である事を根拠として、JAFのサービスが他社の同様のサービスと比較してコストパフォーマンスに優れているという事にはなりません。

株主に配当を出さないとは言え、従業員に給料の支払いなど団体の運営にはコストが掛かりますから、非効率な運営をしていればコストに見合ったサービスを提供出来なくなるのは当たり前ですね。

「一般社団法人」という言葉の響きで利益を出さないのでコスパが高そうなイメージを受けるかも知れませんが、「一般社団法人」だからと言ってそうであるとは限りません。

なぜJAFに加入していないのか?

私は免許を取得してから25年間はJAFに加入した事がありませんでした。加入期間は26年目の1年間だけです。

現在はJAFに加入していませんが、その理由は単純明快で「JAFのサービスに必要性を感じない」からです。(笑)

ただし、JAFのサービスの必要性を感じないのは、あくまでも「私のカーライフ」に対してであって、万人にとって不要であるとは言えません。

JAFに加入すべきなのか?

私は自分自身にとってJAFが必要ないと判断していますが、皆さんがJAFに加入すべきかどうか知りたいのであれば、まずはJAFの提供するサービスが自分にとってどの程度必要なものであるかを考えておく必要があります。

JAFの提供するサービス

現在、JAFが提供するサービスには以下の2つがあります。

①車のトラブルや事故の際のロードサービス

②会員限定のドライブ・旅行関係の各種割引サービス

結論としては①のロードサービスは微妙ですが、②はライフスタイルによっては余裕で会費の元が取れる可能性を秘めています。

JAFのロードサービス

JAFと言えばロードサービスを提供する団体ですが、実際にユーザーがJAFに依頼している救援内容は以下の件数と構成となります。

■ JAF データで見るロードサービス

2017年版件数構成比
バッテリー上がり72.4万32.1%
タイヤのパンク等37.6万16.3%
キー閉じ込み20.6万9.0%
落輪・落込18.0万7.8%
バッテリー破損12.6万5.5%
事故11.2万4.8%
燃料切れ6.4万2.7%
発電機・充電回路4.1万1.8%
スターターモーター3.4万1.5%
ハンドルロック・キー作動機構2.7万1.2%
その他40.0万16.9%
231万100.0%

まず最初に皆さんが考えるべき事は「自分がこれらのトラブルに見舞われる頻度がどれくらいなのか?」と言う事です。

なお、JAFの会員数は1900万人ですが、2017年の出動件数は231万件ですので、1年あたりの一人当たりの出動件数は0.12回です。

平均すると普通の人であれば8年ちょいで1回お世話になるかどうかと言うところですね。

 

因みに私は普通の人ではありませんので、JAFの出動件数が最も多いバッテリー上がりに対してはジャンプスターターを常備して対策しています。

ここ1~2年でバッテリー上がりに見舞われた事もありますが、ジャンプスターターで難なくリカバリー出来ています。

ジャンプスターター おすすめ16選!

タイヤのパンクに見舞われた事もありますが、27年位車を運転していて3回程度の頻度ですし、昼間の市街地であれば近隣のガソリンスタンドに駆け込めば事足ります。

パンク補修キットやエアコンプレッサーも常備してますので、自分で応急処置は可能ですし、パンクでJAFにお世話になっている人は、37.6万人/1900万人ですので、全体の2%、50年に一度あるかないかの頻度です。

キーの閉じ込みに関しては習慣の問題ですので、キーを持っていない状態でロックする事がない私には全く縁のない話ですし、人によってそれぞれのリスクは異なります。

要はJAFの年会費の4,000円が高いと思うかどうか

JAFの年会費は4,000円ですが、平均すると8~9年に一度お世話になるかどうかですので、ロードサービス1回当たりの会費は3.2万円以上になります。

因みに会員ではない場合の料金はこちらの通り、1.3~1.5万円程度となっています。

普通の人は8~9年に一度しかJAFを使っていませんので、JAFの会員にならずに飛び込みで1.3~1.5万円支払えば良いところ、会員となって3.2万円以上払っている事になります。

なので普通の人にとっては「年会費4,000円は高い」と言えるでしょう。

車に興味がない普通の人であっても、最近の車はそんなに簡単に壊れなくなって来ていますし、HVやEV車は通常のガソリン車のように、瞬間的に大きなエネルギーをエンジン始動の際に必要としません。

小さいエネルギーでHVやEVシステムを起動させる事さえ出来れば、後は駆動用バッテリーから車両と補器バッテリーへの給電が開始されますので、そんな簡単にはバッテリー上がりで走行不能にはなりません。

従って特にHV・EV車に乗っている方は4,000円の会費は割高になりますし、市街地の走行が多い場合にはパンクのリスクも減ります(スタンドに駆け込める)ので、都心部にお住まいのHV・EVユーザーはJAFの会員にならない方がお得であるケースが多くなります。

ではHV・EV車以外で田舎道を走行する機会が多い方の場合はどうでしょう?

そもそもJAFのロードサービスは自動車保険に付帯されるケースが多い

自動車保険にはロードサービスが標準付帯されているものが増えてきています。(自動車保険の証書を確認しましょう)

※パンク修理が不可など、保険会社によっては一部含まれないサービスもあり

因みに2019年の損保各社の自動車保険料の実質値上げで、私が使っている保険会社は頼みもしないロードサービスの充実を口実に保険料を大幅アップさせています。(笑)

2019年の自動車保険値上げが地味に痛い件

主要な保険会社を確認しましたが、ほとんどの保険会社でロードサービスは無料付帯となっていますね。

SBI損保~無料付帯

ソニー損保~無料付帯

三井ダイレクト損保~無料付帯

セゾン自動車保険ロードサービス~有料オプション

イーデザイン損保~無料付帯

アクサダイレクト~無料付帯

アメリカンホーム~無料付帯

チューリッヒ~無料付帯

あいおいニッセイ同和損保~無料付帯

朝日火災~無料付帯

AIU保険~無料付帯

共栄火災~無料付帯

セコム損保~無料付帯

損保ジャパン日本興亜~無料付帯

そんぽ24~無料付帯

東京海上日動~無料付帯

三井住友海上~有料オプション

従って加入している自動車保険のロードサービスで、バッテリー上がりやパンク修理がサポートされている場合にはほとんどJAFの会員になるメリットはないと言えます。

「JAF+保険」ってサービスもありますが?

保険会社のロードサービス付帯に伴い、JAFの方でも「JAF+保険」というサービスを展開しています。

この「JAF+保険」というサービスは少し分かりにくいのですが、公式サイトには以下のような説明があります。

■ 自動車保険加入者への優遇サービス

JAFと提携する保険会社であれば、通常の会員サービスにプラスαの優遇サービスが適用され、とても「お得」です。JAF会員限定の優遇サービスの内容は、各社によって異なりますので、下記の詳細ページにて内容をご確認ください。

この文面を見る限り、ロードサービスを受ける場合には保険会社に連絡→保険会社からJAFに依頼→出動という流れになるようです。

まあ、そんな事はどうでも良いのですが、肝心である【通常の会員サービスにプラスαの優遇サービスが適用され、とても「お得」】のどこがお得なのかが良く分からないのです。

説明ページに記載されている保険会社ごとのリンクページを見ても「JAF一般会員」と「JAF+保険」の比較ではなく、「自動車保険のみ」と「JAF+保険」との比較しか出てきません。

そもそもJAF会員のサービスだけでどの範囲までが無料でどこからが有料なのかを記載した表がなく、プルダウンで計算する方法となっています。

■ JAFロードサービス料金表

これでは比較が出来ないので表にしてみました。

 一般道高速道路
バッテリー上がり無料
タイヤ交換1本
パンク応急処置
キーの閉じ込み
落輪×1輪
落輪×2輪
燃料切れ
故障車牽引15kmまで無料
超過720円/km
事故車牽引

何のことはない全て基本は無料でした…。

 

それにしても、JAF一般会員と「JAF+保険」のサービス内容の差が良く分かりませんね。

分からなかったので電話で確認してみましたが、結論としてはJAF一般会員と「JAF+保険」サービスに大差はありません。

※以下「あいおいニッセイ同和損害保険」の場合

 JAFのみJAF+保険保険のみ
キーの閉じ込み無料
タイヤ交換1本無料
バッテリー上がり無料・回数制限なし無料・回数制限あり
燃料切れ無料・回数制限なし無料・回数制限あり
パンク応急処置無料対象外
落輪×1輪無料対象外
落輪×2輪無料対象外
牽引15kmまで無料
超過720円/km
30万円まで無料
+15kmまで無料
超過720円/km
30万円まで無料

JAFと自動車保険のロードサービスのうち、原則としては手厚い補償が優先されるだけで、牽引のみが補償が合算されます。

牽引の保証範囲はJAFだけの場合、無料の距離は15kmまでです。

一方で保険のロードサービスが30万円までならそちらが適用となり、さらにJAFの15km分が追加されます。(これ当たり前じゃん!)

保険のロードサービスが30kmまでであれば15+30=で45kmまで無料となる。(これも当たり前でしょ!)

従って通常の会員サービスにプラスαの優遇サービスが適用され、とても「お得」なんて事は全くないと思います。

明らかに表現がおかしいと思うんですが…これだとJAFに入りつつ、保険もロードサービス付帯のものに入る事を推奨しているように見えます。

JAFは人に掛けるもの、保険は車に掛けるもの…と説明があるが

JAFと自動車保険の違いについて、付帯するサービス以外にも次のような点がある、との説明があります。

それはJAFは「車ではなく人に掛ける」ものなので、自分が加入していればレンタカーなどで自己負担の区分になるパンクの修理にも使用出来ます。

逆に自分の車であっても自分以外の家族がJAFに加入していない場合には、自分がその場にいなければ使用出来ません。

知り合いの車の場合にはその車はロードサービス付きの自動車保険に入っていると思いますので不要ですし、レンタカーの業務使用であればパンク修理に掛かった費用は当然会社持ちになるのが普通です。

従って「人に掛けるもの」という部分が有効なのは、プライベートでレンタカーにを良く借りる人のみとなりそうです…と言うか、これだと自動車保険のロードサービスの方が優秀ですね。

JAFのロードサービスのメリットはほぼパンク応急処置だけ

ここまでに見てきたように、自動車保険にはロードサービスが無料付帯している方が一般的になっています。

ただし、タイヤのパンクに関してはスペアタイヤがある場合には保険に付帯しているロードサービスでもカバーできますが、スペアタイヤがない場合の応急処置についてはサービスから除外されているケースが多いです。

2017年版件数構成比
バッテリー上がり72.4万32.1%
タイヤのパンク等37.6万16.3%
キー閉じ込み20.6万9.0%
落輪・落込18.0万7.8%
バッテリー破損12.6万5.5%
事故11.2万4.8%
燃料切れ6.4万2.7%
発電機・充電回路4.1万1.8%
スターターモーター3.4万1.5%
ハンドルロック・キー作動機構2.7万1.2%
その他40.0万16.9%
231万100.0%

なお、パンク関連での出動は37.6万件と出動件数が多いですが、このうち全てが「スペアタイヤなし」とも限りませんし、エア圧不足=空気圧の調整だけ?のような気もしますので、これなら保険付帯ロードサービスでも対応出来そうです。

小型のエアコンプレッサーをトランクに積んでおけば良い話でもありますね。

車のタイヤの空気入れにおすすめの「DBPOWER」エアコンプレッサー

 

JAFでしか対応できないようなタイヤのトラブル件数がどれくらいあるものなのかは分かりませんが、会員にならなくても12,880円で応急処置をして貰う事が可能です。

JAFのパンク修理出動件数は37.6万件、総会員数は1900万人ですので、普通の人なら50年に一度あるかないかのレアなイベントです。

私の体感的には8~9年に1回あるかないかの頻度ですので、年間の走行距離にもよる部分はありそうですが、そもそも「JAFが必要かどうか?」などの疑問持つ方はそんなに車に乗らない方でしょう。

従ってロードサービス目的での加入は避けた方が良いと思います。

JAFのロードサービス以外で元が取れる人は良いと思う

最後になりますが、ロードサービスが付帯する自動車保険に加入している方にとってはJAFのロードサービスは微妙であるものの、JAFには会員優待の各施設の割引サービスがあります。

どちらかと言うとJAFへの加入を継続している方は、損得を考えた事もないか、こちらのメリットを狙って会員を維持しているのではないかと思います。

割引クーポンのジャンルは多岐に渡り、頻繁に外食やレジャー施設に行ったり、宿泊施設を利用する人であれば場合によっては一発で元が取れてしまうかも知れません。

スマホの場合にはこちらでアプリをインストールすると、利用可能な施設が確認出来ます。

■ JAF お得ナビ

外食やドライブ、レジャーの際にJAFのクーポンありきで計画を組んでいくとかなりお得になると思います。

もともと外食やドライブをしない人は損をしますので、やはり車を使ったレジャーが好きな人向けとして特化していると言えますね。

これはJAFのあるべき姿とも言えると思いますので良いんじゃないでしょうか?

とりあえずアプリでクーポンを使えるお店を見てみると良いでしょう。

結論としてはJAFのロードサービスは微妙ですので必要性は薄いと感じます。

ただし、車でお出かけする機会が多い人はトラブルに見舞われる確率も上がりますし、各種クーポンで会費4,000円分の元を取れるチャンスも増えます。

従ってレジャーがメインの使用目的の車で、年間の走行距離が日本の車の平均値である1万キロを超えるような人であれば、JAFに加入しておいても元は取れる可能性は高そうです。

■ JAF入会はこちらから

因みに私がJAFを退会したのは、余暇を楽しむ時間的な余裕がほぼないので、クーポンを使う機会が全く無くなった為です。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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