こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
セルスターから2023年モデルのミラー型レーダー探知機「AR-555」が発表されています。
本機はレーダー探知機の機能面ではスタンダード型の「AR-333」に相当するもののようで、以下のような特徴となっています。
「AR-555」の特徴
MSSSへの対応状況に関しては、「AR-333」と同様で以下の通りです。
先日、ユピテルの新製品発表のプレスリリースで疑問に感じたMSSSへの対応状況ですが…
センシスの小型オービス MSSSは周波数を変えて取締りを行っているのか?...こちらにも新Kバンド・MSSS受信対応との記述が見られます。
レーダー探知機業界において、Kバンドの表現は非常にややこしい部分がありまして…。
こちらのサイトには18GHz~26.5GHz帯を指すとの記述が見られます。
従前から各社レーダー探知機は、このKバンドのうちのいずれかの帯域の受信に対応していましたが、センシスのMSSSで使用されていると考えられる24.15GHzに対応するレーダー探知機が登場したのは2017年頃でした。
この周波数を受信可能である事を以って、新型レーダー式移動オービスに対応、と表現されて来たのが、2022年までの業界の流れです。
【セルスター】
そこで改めて「新Kバンド・MSSS受信対応」と表現して来ており、「新しい周波数を使用する移動式オービスMSSS対応」とも書かれています。
2022年以前のレーダー探知機でも、MSSSの受信は可能でしたが、MSSSには取締周波数を調整する機能がある事から、ひょっとすると最近では24.15GHz以外の周波数での取り締まりも行われているのかも知れません。
そして、2022年以前のレーダー探知機では、その周波数の受信が出来ないのかと…。
この辺り、ユピテルでも同様の表現が見られますので、各社の説明に期待したいところです。
いずれにしても、24.1GHz帯はコカ・コーラの人感センサー自販機にも使われている周波数帯の為、これの切り分けに対応するブリッツ製品以外は誤報が多すぎて当てにならない部分がありますので、まずは誤報の切り分けをどうにかして貰いたいところです。
その他のポイントとしては、スマートミラーの普及などの向かい風の中で、他社がミラー型のレーダー探知機から撤退している状況での業界唯一のミラー型レーダー探知機である点が挙げられます。
また、コムテックの後を引き継いだブリッツ製品では、ドラレコとの連動機能が省かれている事から、ドラレコ連動機能の面でも唯一無二メーカーと言えますね。
そして同社のレーダー探知機は、レーダー受信部がセパレートの製品がスタンダードとなっている為、受信距離や誤報さえ少なければNo.1におすすめしたいところです。(過去の製品では肝心のレーダー誤報、レーザー受信機能がイマイチでしたので)
コメント
いつも拝見させていただいています。
今回の投稿とは関係ありませんが、大阪府吹田市に設置のレーザー取締機(中央環状東行き)ですが、月に2〜3度通る道なのですが、ここ数ヶ月レー探に反応がありません。昨年秋頃から未反応です。
これももしかしたら何かしらの細工がなされたのかもしれませんね。
大阪調査員様
以前、枚方でテストした際にも同じような状況でした。
https://youtu.be/ZD9qC4kmbaE?t=13
運用を停止しているのかと思ってました。