「AR-333」セルスターから2023年モデルセパレートレーダー探知機発表

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

セルスターから2023年モデルのセパレートレーダー探知機「AR-333」が発表されています。

同社のレーダー探知機は、先行して一体型の「AR-48LA」が2月に発表されていますが、この製品のセパレートバージョンとも言い切れないような記述が見られます。

「AR-333」の特徴

先日、ユピテルの新製品発表のプレスリリースで疑問に感じたMSSSへの対応状況ですが…

センシスの小型オービス MSSSは周波数を変えて取締りを行っているのか?
...

こちらにも新Kバンド・MSSS受信対応との記述が見られます。

レーダー探知機業界において、Kバンドの表現は非常にややこしい部分がありまして…。

こちらのサイトには18GHz~26.5GHz帯を指すとの記述が見られます。

■VLBI用語集

従前から各社レーダー探知機は、このKバンドのうちのいずれかの帯域の受信に対応していましたが、センシスのMSSSで使用されていると考えられる24.15GHzに対応するレーダー探知機が登場したのは2017年頃でした。

【コムテック】

この周波数を受信可能である事を以って、新型レーダー式移動オービスに対応、と表現されて来たのが、2022年までの業界の流れです。

【ユピテル】

【セルスター】

そこで改めて「新Kバンド・MSSS受信対応」と表現して来ており、「新しい周波数を使用する移動式オービスMSSS対応」とも書かれています。

2022年以前のレーダー探知機でも、MSSSの受信は可能でしたが、MSSSには取締周波数を調整する機能がある事から、ひょっとすると最近では24.15GHz以外の周波数での取り締まりも行われているのかも知れません。

そして、2022年以前のレーダー探知機では、その周波数の受信が出来ないのかと…。

この辺り、ユピテルでも同様の表現が見られますので、各社の説明に期待したいところです。

いずれにしても、24.1GHz帯はコカ・コーラの人感センサー自販機にも使われている周波数帯の為、これの切り分けに対応するブリッツ製品以外は誤報が多すぎて当てにならない部分がありますので、まずは誤報の切り分けをどうにかして貰いたいところです。

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