Android OSで動作するディスプレイオーディオのメリットとデメリット

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ここ何年かでLaBoon!!社有車を何台か増車して、様々な仕様のカーナビ・オーディオを1ユーザーとしての立ち位置で使用し続けていますが、その中で行きついた答えは現時点では日本のナビメーカーが販売しているCarPlay・Android Autoに対応したディスプイオーディオが、個人的な評価としてはベストバイになってしまっていると言う事です。

この結論に至るまでには、日本メーカー製のインダッシュナビ、ポータブルナビ、中華製のディスプレイオーディオ、日本メーカー製のディスプレイオーディオなど、様々な車載オーディオを使用していますが、私が使用する前提の車両は全てLinux OSで動くCarPlay・Android Auto対応のディスプレイオーディオが装着されるに至りました。

一方でご存じない方もいらっしゃるとは思いますが、Linux OSで動くディスプレイオーディオと対をなす存在として、Android OSで動作するディスプレイオーディオと言うものも存在し、日本のアフターパーツ市場では中華メーカーのATOTOが先導してこちらの方が先に普及が始まった経緯があります。

このAndroid OSで動作するディスプレイオーディオは、現在でもATOTOなどから機能面でバージョンアップした製品が販売され続けており、これらの製品はCarPlay・Android Autoもサポートしている事がほとんどですので、機能の多彩さの面ではAndroid OS>Linux OSと言う図式が成り立つのは間違いありません。

クルマもガジェット類もオーバースペックを求めがちな私には、Linux OSよりもAndroid OSでCarPlay・Android Autoを動かした方が良いような気もしますし、5年ぶりくらいにAndroid OSモデルを使ってみても良いかな?と考えているところです。

ところが、Android OSで動作するディスプレイオーディオには今の私にとっては、いくつか目を瞑れないデメリットがあります。

このデメリットがゆえに、日本のナビメーカーが販売しているCarPlay・Android Autoに対応したディスプイオーディオがベストバイ、と言い切るに至っています。

そこでこの記事では、今後私がAndroid OSで動作するディスプレイオーディオを再導入するかどうかの判断の材料とする事も兼ねて、このカテゴリーの製品のメリット・デメリットをまとめておきます。

Androidオーディオのメリット

Androidオーディオは、Android Audioで動いている為、ほとんどのAndroid用アプリが使用出来ます。

※タブレットで使用出来ないスマホ専用アプリなど、一部のアプリは対応していない事がある。

つまり、Google MapやApple Musicだけでなく、Linuxオーディオでは動かせないYouTubeやPrime Videoなどの動画視聴系のAndroidアプリも動かせる点が最大のメリットになります。

Linuxオーディオでも、OttocastなどのAI BOXと呼ばれるAndroidドングルを使用する事でAndroidアプリを動かす事が出来るようになりますが、別途数万円のコストが掛かって来ます。

このコストを考えた場合、日本メーカー製のLinuxオーディオ+AI BOXの組み合わせよりも、トータルコストでは安くなる可能性が高いと考えられます。

※Androidオーディオは、メモリ・ストレージ・ディスプレイサイズにより、価格帯は2万円台~7万円台とピンキリですが、動作の快適さを求めるならメモリ8Gモデルを選んだ方が良いように感じます。

Androidオーディオのデメリット

私が考えるAndroidオーディオのデメリットは、以下の通りです。

・起動に時間が掛かり、クイックモード起動モードではそこそこ大きい待機電力を消費する為、バッテリーに負荷が掛かる

・中華製なので壊れやすい(過去に半年で壊れた上に、交換用の液晶のみが送られてきた)

もっとも、私が使用していたAndroidオーディオは、8年前のモデルですので、これらの点は改善されている可能性があります。

起動時間はグレードによっても差があるかも知れませんので、仮にテストする場合には最上位グレードを検討しています。

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