スマホをドライブレコーダーとして使いたいと考える人は多いと思いますが、私自身も何年か前にスマホの録画機能を使って走行動画を撮影していた時期があります。
当時のスマホはまだまだ性能が低く、起動やストレージの管理が色々と面倒だったので、その後にドライブレコーダを購入しましたが、オウルテック「OWL-DR03」は専用アプリとカーチャージャーでストレージや起動を管理する便利なスマホ用ドライブレコーダーアプリです。
動画の画質はスマホに依存
録画はスマホのカメラを使用する為、画質に関してはスマホの録画機能に依存しますが、数年前のスマホでも結構綺麗に録画出来ています。
使用ストレージに関しては、アプリの設定で容量を変更する事が出来ますので、スマホのストレージが一杯になる前に自動で古い動画が上書きされる仕様です。
因みにGALAXY SC-04では、3分の動画で135MB程度のファイルの大きさになりました。
1時間だと2.7ギガ程度でしょうか。
エンジン始動で自動で起動
「OWL-DR03」は専用アプリ「App Charger 」をandroid搭載のスマホ、またはタブレットにインストールする事で使用が可能になります。
シガープラグをソケットに差し込んでmicroUSB端子をスマホに接続し、エンジンを起動させると専用のアプリ「App Charger」が自動で起動します。
また、エンジンを切ると自動でアプリが終了しますので、撮り忘れや撮りっ放しを防ぐことが出来るのが他のスマホ用ドライブレコーダーアプリとの違いです。
カーナビアプリとの連動でGPS情報を取得し、走行履歴も記録する事が出来ますので、通常のドライブレコーダーと同様の感覚で使用する事が出来ます。
パソコンを経由せずにSNSなどの動画の投稿が可能
撮影した動画は、スマホの別アプリからも閲覧、管理が可能ですので、撮影した動画をすぐにSNSなどに投稿する事も出来ます。
動作の安定性はスマホの性能に依存
基本的にはandroid2.3.3以上のバージョンに対応していますが、動画の質や動作の安定性は使用するスマホに依存する点がポイントでしょうか?
最近のスマホなら問題ないようには思いますが。
一番の問題は設置方法
スマホをドライブレコーダー代わりに使用する際に最も問題になるのが設置方法だと思います。
エアコン吹き出し口への装着タイプだとカメラ部分がダッシュボードに隠れてしまいますし、吸盤タイプではダッシュボードの材質によって上手くくっ付かない場合があります。
このようなサンバーザー取り付けタイプが車種別の汎用性があって、最も使い易いかも知れません。
普段車にほとんど乗らない人や、仕事でレンタカーなどに乗る時に使用してみては如何でしょうか?
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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