ユピテルから指定店モデルの2カメラドライブレコーダー「DRY-TW73d」が発表されています。
ユピテルのドライブレコーダーは似たようなモデルが販路を分けて複数存在していますので、ちょっと訳が分からなくなりそうですが、今回発表されている「DRY-TW73d」は、一般店向けの「DRY-TW8500d」がベースになっている模様です。
「DRY-TW73d」のスペック
「DRY-TW73d」のスペックは以下の表の通りです。(ベースモデルの「DRY-TW8500d」も併記)
DRY-TW73d | DRY-TW8500d |
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19.09発売 | 18.12発売 |
フロント:1920×1080/27.5fps/HDR リア:1920×1080/30fps |
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LED信号対応(フロントのみ) | |
フロント視野角:水平138° リア視野角:水平100° | フロント視野角:水平128° リア視野角:水平100° |
付属16GB | |
最大32GB | |
GPS内蔵 | |
駐車監視モード | |
タイムラプス+衝撃検知 | |
手動起動 | |
専用ケーブル OP-VMU01 |
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「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
ざっと見たところ、リアカメラのスペックは全く同じでフロントカメラの視野角のみが水平128°→水平138°に広がっていますので、レンズをより広角のタイプに変更したと言ったところでしょうか?
私はユピテルの「DRY-TW8500d」は未テストなのですが、視野角はそこそこ広いものの、Youtubeにアップされている動画を見る限りは前後ともに特に夜間が明るい訳でもない、良く言えばベーシック、悪く言えば特徴のない画質であると感じています。
価格帯的には2~2.5万円くらいなので、この価格帯ではこんなもんかと思いますが、先に「DRY-TW9100d」やら「SN-TW80d」などをテストしてますし、どうも下のグレードはお金と時間を掛けてまでテストする気が起きないというのが本音だったりします。
駐車監視の使用について
「DRY-TW73d」の駐車監視の仕様は「DRY-TW8500d」と同じタイムラプスです。
ユピテルのドラレコは頑なにmicroSDカードの最大容量32GBを崩していないので、それが引っ掛かってタイムラプスにせざるを得ないようですが、このおかげで駐車監視目的のユーザーを弾いてしまっている気がしますね。
「DRY-TW9100d」「SN-TW80d」もこれが理由でおすすめするユーザー層が狭くなっていますので…。
まとめ
以上、「DRY-TW73d」の特徴についてざっくりと説明しました。
フロントカメラが超広角なのは魅力ではありますが、夜間の明るさなどを考えると実用面では「ZDR-015」辺りの方が良さそうな気がしますね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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