ANKERと言えばスマホ周辺機器の最大手メーカーですが、ドライブレコーダーについては2017年の12月から「ROAV C2」、2018年3月にWiFi対応の「ROAV C1」、2018年末にはエントリーモデルの「ROAV A0」を展開し、ブランドの知名度とそのリーズナブルな価格からいずれも人気モデルとなっています。
今回は同社のドラレコとしては第四弾となるハイエンドモデルで、夜間特化型のSTARVIS対応イメージセンサーを搭載し、WiFi・GPSに対応した「Roav C2 Pro」をご紹介します。
「Roav C2 Pro」のスペック
「Roav C2 Pro」のスペックは以下の表の通りです。
Roav C2 Pro |
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19.01?発売 |
1920×1080/30fps |
レンズ視野角 対角145° |
LED信号対応不明 |
microSD付属なし |
microSD最大128GB |
GPSはマウント内蔵 |
WiFi |
駐車監視モード |
動体検知/手動起動 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
視野角の表記はレンズ視野角が145°なっており、「C1」と同様ですので録画視野角は水平110°前後であろうと思われます。
STARVISモデルは2018年以降、各社が徐々にそのラインナップを増やしていますがメーカーやモデルによって夜間の明るさと白飛びのバランスが全く異なっています。
過去にテストした非STARVISセンサーであるSONYのIMX323を搭載した同社の「C1」については、他社の同一ハードウェアのモデルと比べると明るさを抑える代わりに白飛びへの耐性が高くなっているという特徴があります。
おそらく「 C2 Pro」についても絞りを強く効かせた特性となっていると予測していましたが、実はそうではなくSTARVISらしく明るさに特化させたモデルのようです。
上の動画はなかなか良い感じですね。
「Roav C2 Pro」の駐車監視の仕様
「Roav C2 Pro」の駐車監視の仕様は「動体検知」と説明書に記載があります。
駐車監視用の専用の常時電源ケーブルは存在していないようですので、モバイルバッテリーなどの外部電源を使用して駐車監視を行うタイプとなりそうです。
なお、動体検知に関しては降車・乗車の際に手動でON・OFFの切り替えが必要です。
まとめ
以上、「Roav C2 Pro」の特徴について概要を説明しました。
STARIVSの廉価モデルはユピテルから1万円台前半で「SN-SV40c」が販売されていますので、「Roav C2 Pro」は価格帯的にちょっと高めとなりますが、夜間の明るさの面では「SN-SV40c」を上回っている可能性はありますね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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