こんにちは、LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
今回は、実際に遭遇した「光電管式スピード違反取締り」の体験をもとに、レーザー式やMSSS(小型移動式オービス)と比較しながら、その恐ろしさと対策について解説します。
檜原街道で遭遇した光電管取締り
日曜日の早朝、奥多摩周遊道路に向かう途中、檜原街道にて光電管式のスピード違反取締りが行われていました。
私の車にはユピテルの最新型レーダー探知機を装着していましたが、GPS警告も含めて一切警告なし。
さらに、オービスガイドのGPSデータにも取締りポイントは未登録で、私が通過した直後に登録されたようです。
ドライブレコーダー映像を確認すると、路肩にホンダ・フィットと思しき車両が停車しており、その先には木の枝でカモフラージュされた光電管センサーが設置されていました。
※このフィットは私が通過する直前に停車した模様
さらに少し進むと、3〜4台分の「サイン会場」が準備されていたのです。
光電管式スピード違反取締りとは?
光電管式は、道路上の2点間に設置したセンサーを通過する時間を計測し、速度を算出する方式です。
- レーダー波を使わないため、レーダー探知機では検知不可能
- GPSデータが未登録だと、最新の探知機でも完全に無力
- 木の枝や車両で巧妙に隠され、目視でも見抜けない
つまり、もっとも回避困難なスピード違反取締りといえます。
「最新オービス」よりも古参の光電管が最大の脅威
近年はレーザー式オービスやMSSS(小型移動式オービス)、JAM系などが話題ですが、実際に最も厄介なのは昔から運用されている光電管式です。
- レーザー式 → 最新探知機で比較的長距離から探知可能
- MSSS → 突発的に設置され探知距離も短いが、GPS登録で回避可能
- 光電管式 → GPS登録が遅れれば完全に無防備で、目視も困難
つまり、光電管式こそ「最大の脅威」であることを再認識すべきです。
光電管式とレーザー式・MSSSの比較表
取締方式 | 計測原理 | レーダー探知機で検知 | GPS登録で回避 | 設置場所の特徴 | 脅威度 |
---|---|---|---|---|---|
光電管式 | 2点間通過時間を計測 | ✖ 不可能 | △ 登録が遅れると無理 | 木の枝や路肩の車でカモフラージュ、目視困難 | ★★★★★ |
レーザー式 | レーザー照射で速度測定 | ◎ 最新機種なら長距離で探知可 | △ 登録が遅れると無理 | 路肩や固定式、三脚で設置 | ★★★☆☆ |
MSSS | レーダー方式 | △ 探知距離は短い | △ 登録が遅れると無理 | 学校周辺や生活道路に突発的に設置 | ★★★★☆ |
MSSSと光電管で捕まりやすいシチュエーションの違い
MSSSの場合
- 場所:学校周辺や住宅街などの生活道路
- 時間帯:通学時間帯や日中
- 特徴:三脚や小型ボックスが路肩に置かれる。注意していれば気づくこともあるが、突発的な運用が多く探知機の反応も遅い。
👉 市街地での不注意・うっかり速度超過が狙われやすい。
光電管の場合
- 場所:郊外の幹線道路や峠道
- 時間帯:週末の朝や交通量の少ない時間帯
- 特徴:木や車両にカモフラージュされ、探知機でも目視でも発見困難。
👉 ツーリングやドライブで気持ちよく走っている時に捕まりやすい。
檜原街道は「速度が出やすいのに制限40km/h」
今回の取締り場所となった檜原街道は、道幅も比較的広くカーブも緩やかでスピードを出しやすい環境です。
しかし、制限速度はわずか40km/h。
知らず知らずに超過してしまい、光電管に狙われるリスクが非常に高い道路といえます。
光電管に捕まらないための対策
- オービスガイドなどやレーダー探知機のGPSデータを常に最新に更新
- 制限速度が低い道路では速度を出しすぎない意識を持つ
- 取締りが多い道路(檜原街道・奥多摩など)では特に注意
光電管式は「防ぎようがない」面もありますが、最新データを使い、スピードを抑える意識を持つことでリスクは大幅に減らせます。
まとめ
光電管式スピード違反取締りは、最新のレーザー式やMSSSよりも古くから存在しながら、今なお最大の脅威です。
レーダー探知機では検知できず、目視も困難で、油断した瞬間に検挙されるリスクが非常に高いといえます。
結局のところ、最も有効な対策は制限速度を守ること。
さらに、最新型レーダー探知機とオービスガイドを併用するのがおすすめです。
特にオービスガイドは登録ポイントの反映が早いため、光電管やMSSSなど突発的な取締りポイントにも対応しやすくなります。
👉 「制限速度を守る意識」+「最新機器の併用」こそが、現実的に最も有効な防衛策といえるでしょう。
コメント
どうでも良い話ですがJRC(光電式)に関しては
今は光電式はあっても
光電“管”式はありません
昔は“管”を使ってたから光電管式でしたが
今は光電式が正解です
ただ…ここでは一切紹介させてませんが
私から言わせればJRCよりも
レーダータイプのステルスレーダーの方が厄介です
どうしてかと言うとJRCもレーダー受信機では
GPSじゃ無いと反応しませんが
ステルスレーダーはレーダーに反応しても
反応した時には測定終了で意味が無いからです
従って今の時代はステルスレーターもJRCも
更には可搬式オービスもGPSじゃ無ければ
回避は不可能です
確かにステルスもレーダー探知機だと回避不能ですね(-_-;)
ステルス式はこちらで遭遇してます。
https://car-accessory-news.com/radar-app-heiyou/